Gunsmithバトンの調整と接客について

一連の不適切な接客に対する謝罪と今後の取り組み、当店の中華エアガンの調整について、アキバ店ブログに掲載いたしました。

http://akiba.gunsmithbaton.com/e493407.html

このたびの不手際を、弊社の再出発の起点と捉え、社員一丸となって接客レベルの質の向上を目指す所存です。重ね重ね、ご迷惑をおかけしたお客様にお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

当店の調整&チューンに関して、現在、行っていることと、ホームページの説明、アキバ店店員の説明に過誤がありましたことを深くお詫び申し上げます。



当店で販売する中華エアガンは、すべて実射テストし、不具合があるものは修正し、箱出しで実射性能及び耐久性にご満足いただける製品を出荷しております。

商品については責任を持って販売し、万が一の不具合や破損の際にも保証させていただいております。


個別のチューニング内容を明確に記載しないのは、それぞれ1丁、1丁、チェックと調整を行い、その内容がケースバイケースで異なるからで、商品の品質はチューナーの判断に任せてるためです。

例えば、メカボを開けない可能性がある、RSではグリスは東京マルイと同系統の高粘着グリスで、ICSはグリスではなくオイルです。しかし、いずれも樹脂に対する腐食性はなく、メカボに塗布する油分として適しておりますので、特に洗浄・再グリスアップを義務づけしていませんので、メカボを開けない可能性があります。

しかし、RSは56式、97式は、ロットにより変わることもありますが、ほぼ当店の基準とする初速より低いのでメカボを開けることになりますし、ドラグノフはバレル、チャンバーに加工を施し、必要とあれば初速も調整します。ICSはM1ガーランドであれば、2発給弾・バーストを防止する施工がありますし、SG系はバーストが頻発するので対処することが多いです。APSはポップ関係に不具合が起きることが多く、チャンバーに加工します。

このように、それぞれのメーカーだけでなく、それぞれの機種だけでなく、それぞれの個体に応じた調整を行います。

上記のようなパーツの品質に信頼がおけるメーカーであれば、「ちゃんと動いて、ちゃんと飛ぶ」、動作も音も問題ないならば、性能にも耐久性にも問題がないとチューナーが判断すれば、開けて戻すだけの作業は不要としています。

もちろん、メカボを開けなくても、チャンバーを加工したり、配線を補修したり、モーターピニオンギヤを交換したりなど、様々なケースがあります。

こうして、調整は千差万別なので、画一的な杓子定規な指示ではなく、これまで、数千丁をチューンしてきたGunsmithバトンに蓄積されたデータとノウハウ、それを学んだチューナーを信頼し、その判断に任せています。そして、さらに二人によるダブルチェックで品質の確実性を高めております。

ただ、出来うる限りの努力はいたしておりますが、100%ということは言うことは出来ず、販売後に不具合、損傷が起きてしまうこともあります。ご迷惑をおかけしたお客様には大変申し訳ないのですが、そこは無償修理にて対応させていただいております。



「アキバ店にチューナーがいない」と申し上げたのは、アキバ店ではチューニングを行わず、チューニングを職務とする社員がいないからです。

アキバ店でチューニングを行わないのは、各種工作機械が本店作業所にあること、そしてなにより、アキバ店の8mのシューティングレンジでは、ポップの効きや弾道をチェック出来ないからです。初速が合っていても弾道がおかしいことは往々にしてあり得ます。よって当店では、初速値だけでなく、本店30mレンジでの弾道の実射チェックを義務づけております。

アキバ店にも、本来、本店チューナーとして採用し、本店で3ヶ月チューナーの修行をしたものがおりますが、例え、技術的にはチューナーと言えるレベルであっても、上記のようにアキバ店ではチューンを行いませんし、他のチューナーがいないので、これまでGunsmithバトンに蓄積されたノウハウを他のチューナーから伝えることが出来ませんし、万全の体制ではなく、店員というくくりにしております。

他のアキバ店店員も、それぞれプライベートでは、電動ガンをいじっておりますが、それはあくまで個人の趣味の話であって、一人が月に60〜100丁程度のエアガンをチューンし続ける当店のチューナーとはレベルが異なり、当店のプロとしてのチューナーの話ではないので、「アキバ店にはチューナーは不在」ということにしております。



これまで、本店とアキバ店の社員の行き来がなく、自分が週に2回のアキバ店への輸送時、並びににシューティングイベントなどで、アキバ店を訪れた時にアキバ店の接客、特にチューニングに関する話をチェックしておりましたが、それだけでは不十分であったことが判明し、多くのお客様にご迷惑をおかけし、誤解を招いてしまったことは、私の慢心並びに不徳の致すところであり、誠に申し訳ございません。

アキバ店店員には、チューナーが作業している本店で、その調整を様子を見ながら内容を理解させ、また、当店のシステム並びに規定を改めて教育する再研修を行うとともに、本店のチューナーをアキバ店に派遣し、実際の接客時の過誤があれば現場で正していく所存です。



多数のお客様にご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。一から見直し、これから最善を尽くしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。



これまでの接客の不手際、商品を詳細説明文の不足への弊社の責任といたしまして、当店販売の中華エアガンにご不満のある場合は、今年12月31日まで、お買い上げ金額全額の返金・返品に応じさせていただきます。

当店販売の中華エアガンと保証書をご用意いただき、ネット通販の場合はアカウントからのお問い合わせ、店頭販売の場合は商品と保証書をお持ちいただければ、その場で返金対応させていただきます。

※ポイント負荷、現金値引きの場合は、ポイント/値引額を減算しての返金となります。※2013年11月24日以降にお買い上げいただいた商品は返品・返金の対象から除外させていただきます。

ご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。



iPhoneから送信  

寒い中ありがとうございました(`・ω・´)ゞ

本日、SATマガジン1月末発売号の広告撮影で、乙夜さんに来ていただきました ( ´ ▽ ` )ノ







いや、本当に今日は寒い中、乙夜さんに無理を言って水着で撮影させていただき、誠にありがとうございました! ('-'*)アリガト♪

前回は、和服のインパクトを重んじたので秘密にしてましたが、今回は、BATON airsoftのバイオBB弾とリポバッテリーの広告で、もう発売済みですから秘密でもなんでもないので、即、公開します face03


広告本編で使わない「たまんねっす!」なカットも、あとで現像して、どど~んと公開しますので、乙夜さんファンの皆様、お楽しみに~!




  

BATON流速チューン理論

BATON airsoft 流速チューンパーツ群を使用するにあたって、そもそも「流速チューンとはなんなのか?」ということを解説していきます。


まず、以前に行った流速チューンとノーマルチューンの比較のテスト、その1からその4を読んでいただければ幸いです。


流速チューン比較テスト その2「集弾性」


流速チューン比較テスト その4「弾道」


しかし、この「流速チューン比較テスト」のときは、まだ流速チューンがなんなのか、自分もよく分かっていなかったので、明確な答えは出していません。テストとその結果からの考察だけです。

その後、数百丁の流速チューンを施工し、その経験から得たことで、「流速チューンとはなんなのか?」ということの答えをこれから書いていきます。



まず、最初に定義しておきます。

「流速効果」
・重量弾でも確実にホップが効く
・スーッと伸びる(ように見える)不思議な弾道になる
・ホップをかけると初速が上がる特性になる


「流速チューン」
・流速効果を得るためのチューニング手法



答えを先に書いておくと、「流速チューンとはホップシステム本来の効果を重量弾でも発揮させるためのもの」というのが自分の考えです

逆になぜ、重量弾ではホップシステムの本来の効果が発揮できないかと言えば、その答えは、バレル内でBB弾の回転にかかる抵抗が大きな要因であると考えています。

バレル内の抵抗が大きいと、ホップの回転が減衰し、本来の揚力効果の軌道を描くことが出来ません。そして、このバレル内の抵抗はバレル内にBB弾が滞在している時間が影響してきます。バレル内にBB弾が滞在する時間が長くなれば、バレル内でBB弾が回転する回数が増えて、BB弾がバレルに接触する抵抗が増えるので、ホップによるBB弾の回転が減衰するのです。1J規制の日本では初速が低いので、海外フルパワーに比べてバレル内のBB弾の滞在時間が長く、抵抗がただでさえ大きいのです。

例えば、Real Sword ドラグノフSVDの日本仕様は、0.25gではホップがかかりきりません。その詳細な理論は、「RSドラとホップとバレル長と流速チューン」に書いてありますが、要は0.2gで日本の初速規制値に合わせて98m/sec以下にしていると、0.25gだとさらに初速が落ちるのでBB弾のバレル内の滞在時間が伸びてバレル内での抵抗が増えるからです。そしてRS SVDのようにバレル長が長いうえにタイトバレルだと、バレル内の抵抗が大きいのでホップの回転がかなり減衰してしまうのです。

そして、重量弾でホップが効かないからといってより強くホップをかけると、さらに初速が落ちてしまいバレル内の滞在時間が伸びるので、結局、ホップの回転は減衰します。そして、「あれ? まだホップが効かないな」ってホップをどんどん強くしていくと、しまいにはホップの押しが強くなりすぎて詰まってしまいます。だから、当店ではRS SVDには0.2gを使うか、流速チューンの施工を推奨しています。





ルーズバレルとバレルカットについて


そこで流速チューンです。流速チューンはバレル内の抵抗を低減することで、0.25gや0.28gの重量弾でもホップシステムの効果を発揮し、遠距離まで飛ばすことが出来るのです。

当店には2種類の流速チューンがあります。

爆音☆流速チューン」 は、バレルを10cm~15cm程度と極端に短くカットして、流速効果を得ます。

真☆流速チューン」は、ルーズバレル6.10(&BATON airsoft 流速パーツ群フルセット)を使って、流速効果を得ます。


ルーズバレルだと初速が下がります。それはなぜか? BB弾とバレルの隙間からエアが漏れるからであり、逆にタイトバレルだと気密が上がるので初速が上がります。
※東京マルイ電動ガンインナーバレルの標準が内径6.08mmなので、内径がそれ以上をルーズバレル(BATON airsoftでは6.10mm)、それ以下をタイトバレル(精密バレルは6.03mmが多いですね)とします。


しかし、この「エアが漏れる」ことによって、BB弾がエアに包まれ、バレルとの接触抵抗が低減し、ホップの回転を減衰させることなく発射できるのです。

バレルを思い切り短くすることでも同じ効果が出ていると思われます。バレルが短くなればBB弾がバレル内に滞在する時間が短くなるので、バレルとの接触抵抗が低減します。





ノズルインナーパイプヘビーウェイトピストンヘッドについて

ただし、ルーズバレルを使うだけや、単純にバレルを短くしたりだけでは流速効果が弱いです。強いスプリングで大量の空気を一気に押し出すことで、よりBB弾がエアに包まれて流速効果が高まります。これはこれまで流速チューンを数百丁作ってきた、Gunsmithバトンの経験則から来ています。

より強いスプリングを使い、さらにノズルインナーパイプを使うことで圧縮率を高めます。ただ、ノズルインナーパイプを使うとかなり強力なスプリングを使わないとエアを押し出しきれません(初速が上がりません)。そこでヘビーウェイトピストンヘッドを使うことで、ピストン総重量を重くしてエアを押し出すことが効果的なんです。







また、流速チューン比較テスト その3「炸裂音」で書いたように、流速チューンではエアを一気に押し出すことで初速決定のメカニズムが変わります。加速ではなく爆発というイメージです。

流速チューンではホップシステムが重要な役割を果たしてきます。流速チューンはホップをかけて発射時の抵抗を増すことにより、爆発力を高め初速が上がります。

RS SVDのホップで書いたように、ノーマルチューンではホップをかけると抵抗になって初速は下がります。だから、0.25gで必要なホップの回転数を得ようとすると、バレルによっては初速が下がることで、かえってホップの回転は減衰し、飛距離がダウンすることもあります。

ところが、流速チューンではホップをかけると初速が上がります。だから、重量弾でも十分なホップ回転と初速を両立出来るのです。

そして、面ホップパッキンはBB弾とホップが触れている距離が長く、強力な回転を生み出すので流速チューンに適しています。

ただ、流速チューンにおいて、面ホップアップパッキンは必要条件ではありません。より適しているということです

また、逆に面ホップアップパッキンは抵抗が大きいのでノーマルチューンに使うと初速が落ちやすく、適正ホップの範囲もシビアになるのでオススメしません。日本の初速規制値でのホップアップパッキンは、「ノーマルチューンなら、東京マルイ純正パッキンがパッキンの柔らかさ・クッションの柔らかさで最適である」と自分は考えています。






なぜ、流速チューンがもてはやされるのか?


流速チューンのなにがいいのか? それは重量弾であっても、きちんとホップをかけて遠くまで飛ばすことが出来るということです。

重量弾ならば、長距離でもエネルギーの低減が少ないわけです。だから、重量弾は風などの外乱に強く長距離でも弾道が安定していますし、ブッシュも抜きやすいです。そして長距離でもエネルギーが残っているということで一番有利なポイントは、当たっときに痛いので、相手に気づいてもらいやすいのです。

なので、重量弾は0.2gに比べて長距離でヒットを取りやすく、だから「重量弾を使う流速チューンは長距離でよく当たる!凄い!」ってなるのです。

でも、流速チューンが凄いのではなくて、重量弾が有利なのです。流速チューンはその有利な重量弾をノーマルチューンより遠くまで飛ばすことが出来る、ということです。


そして、流速チューンが絶対というわけではありません。ノーマルチューンで0.2gだって、同じ距離まで届けば当てることは出来るわけです。





また、流速チューンの「スーっと伸びる(ように見える)不思議な弾道」ですが、なぜそうなるのかは自分もよく分かってません。ただ、「普段、ノーマルチューンで0.25gを使っているとホップの効果が発揮しきれていないけど、そのノーマルチューンでの0.25gの弾道が自分の常識になっていて、ホップシステム本来の効果を発揮できる流速チューンだと、自分の常識が覆り不思議に見えるだけ… 要するにただの目の錯覚では」って思っています。

0.25gや0.28gの重量弾だと、ホップ効果で弾道が上がり始めるポイントが0.2gより遠くになるのは当然なんです。
試しに0.12gを撃ってみると分かります。0.12gでちょっとホップを強めにかけると、0.2gより遥か手前でホップ効果が発揮されて弾道が上がり始め、空を撃つことになりますw だから、重量弾ならその逆で、ホップ効果があらわれて弾道が上がり始めるポイントが0.2gのときより遠方になるのは普通のことなんです。


要は、『流速チューンだから』弾道が上がり始めるポイントが遠くになるのではなく、『重量弾を使うから』弾道が上がりはじめるポイントが遠くになる。

そして、ノーマルチューンでは0.2gで日本の1J規制に合わせると重量弾を使った時に初速は落ちていて飛距離は伸びない。でも、流速チューンなら、重量弾であっても初速とホップ効果を両立出来るので、弾道が上がり始めるポイントが遠くになりつつ飛距離も伸びる、ということです。



以上、いまの段階で分かっていることでの流速チューンの考察でした。ちなみに海外フルパワーなら流速チューンは必要ないと思います。0.25gであっても、海外の初速なら、バレル内でホップの回転が減衰する前にバレルを飛び出すことが出来るだろうと思うからです(まあ、日本ではフルパワーの初速でテスト出来ないので、その真偽は確認してませんがw)。

流速チューンは日本の初速規制が生んだ奇形チューンであり、グローバルスタンダードにはならないと思います。
パワーを上げてもいいなら、長いタイトバレルを使って、ノズルを絞ったりしないで、シリンダーで圧縮した空気を流速チューンのようにあえて漏らすようなことをせず、そのまますべてBB弾の加速に使えばOK。ひたすら初速を上げて飛距離を伸ばせばいいだけなので face03







  

RSドラとホップとバレル長と流速チューン

当店ではノーマルチューンは0.2g弾、流速チューンは0.25g弾で実射テストしています。

レンジは30mあるので、それぞれの弾の重さでだいたい適性と思われる強さにホップを調整してから出荷しています。

(中華エアガンはすべて実射テストしてから販売していますが、国産は箱出し販売ですから実射テストもホップ調整もしていません)


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これまで、RS ドラグノフは調整→即出荷で、ゆっくりテストしたことがなかったから気づかなかったんですけど、RSドラはノーマルチューンで0.25gなどの重量弾だとホップの効きが鈍いです。なので、RSドラは0.2gが推奨、0.25g以上の重量弾を使いたいときは、流速チューンの追加施工をご希望いただければ幸いです。






これはRSドラのホップシステムが悪いわけではありません。最強ホップにすると詰まるほどに、ホップはかかります。





では、なんで、0.2gならホップが効いて、0.25gだとホップの効きが悪いのかといえば・・・

0.25gだと初速が落ちてインナーバレル内にBB弾が滞在する時間が伸びる→バレルとの接触抵抗が大きくなってホップの回転が減衰される

という理由だと自分は推測しました。RSドラはインナーバレル長630mmと電動エアガンでも最長、さらにRSドラはタイトバレルなので余計に接触抵抗が大きく、こういう現象が起きるのだと思います。





で、このインナーバレルの接触抵抗によるホップ回転の減衰、という理論に基づいて考えると、流速チューンのことも分かってきます。


流速チューンは重量弾でもホップの効きがよくて、遠くまで飛ばせます。そして、ホップの浮き上がるポイントが通常チューンより遠くになる不思議な弾道を示します。





これ、流速チューンは短いバレル・ルーズバレルを使用するので、インナーバレル内のBB弾の滞在時間も少なく、接触抵抗も少なくて、BB弾のホップの回転の低減が少ないので流速チューンはホップシステム本来の効果を発揮しているからという理由なのではないかと思います。

不思議な弾道の正体は、単に重量弾だからホップが効き始めるのが遠くになるだけなのではないかと思います。0.12gとかの軽量弾だと逆にすごく手前でホップが効いて天井に当たるような勢いでそっくり返っていきますからw

では、なんでそんな単純なことが不思議に見えるかといえば、いわば目の錯覚なんじゃないかと。

上記のように流速チューンは接触抵抗が少ないという理由で重量弾でも十分にホップシステム(回転)の効果が得られるので、ノーマルチューン(実は重量弾では初速の低下による接触抵抗の増大でホップの効果が少なくなっている)のイメージで弾道を見ると、流速チューンは不思議な弾道に見えるのではないかと思います。実は不思議な弾道は目の錯覚というか、これまでのノーマルチューンの常識にとらわれているから不思議に見えるだけであって、流速チューンの弾道は別に不思議でもなんでもない話なのではないかと思うようになりました。

物理法則に逆らうような魔法のチューンなんて
絶対に出来るわけもないしw




※流速チューンのもう一つの特徴、「ホップを強くすると初速が上がる」のは初速決定のメカニズムの違いだと思います。





最後に、RSドラの重量弾でホップの効きが悪いという現象は日本固有のものだと思います。それは1J規制があって初速が低いのが最大の理由・・・

これが海外初速の130m/sec~140m/secというフルスペックだったら、この現象は起きず、RSドラは0.25gでも快適に使えると思います。なぜなら、重量弾でも初速が高いから、インナーバレル内の滞在時間が短く、ホップ回転の減衰の影響が少ないから。

だから1J規制のない海外では流速チューンにする必要はなく、ひたすら初速を上げて重量弾を使えばいいだけ、流速チューンは1J規制のある日本だけの特殊チューンです。

さすがに、このフルスペック初速でのテストはできないので、自分には最後の真偽は不明ですが、世界中でSVDが重量弾のホップの効きが悪いというような現象が起きているなら、RSさんがその対策をしていると思うんですよw





自分は流体力学もなにも分からないですけど、これまで数千丁のエアソフトガンをチューニングしてきて、実際に見た現象・データ、実験をした結果から帰納的に考えると、ホップシステムとバレル長と流速チューンの関係を上記のように考えています。


※流速チューンの理論・実験結果は、こちらに(その1~その4)まとめてあります

  

ホップシステム関連商品 写真&説明アップデート!

この前、電気くらげの写真を撮り忘れていたことに気づいたんで、マクロレンズを買ったことだしホップ関連の写真を撮り直して、お絵かきもしました face02



ファイヤーフライ 電気なまず[甘口/中辛/辛口] 1180円(ポイント還元実質:1121円






電気なまずのヘンテコリンな形にはこういう意味があるんです。長掛けホップにするにはいろんな方法がありますけど、電気なまずならパーツ交換だけですむので(パーツによって調整は必要ですけど)一番簡単なので face02





Modify インプローブド ホップアップパッキン 290円(ポイント還元実質:275円






このかすかなリブが2本あることで機密性がアップ! 隙間テープを貼るのと同じ意味ですね




ファイヤーフライ 電気くらげ[甘口/辛口] 1580円(ポイント還元実質:1501円






普通のホップアップパッキンはホップ部はただのでっぱりですが、電気くらげはこのヒダで包み込むことで回転方向のセンターを出すわけです。

電動ガンに使うから【電気】、ヒダヒダだから【くらげ】、ソフトだと【甘口】、ハードだと【辛口】・・・ こういう一見「なんだそりゃ?」と思わせて、ちゃんとすべてのネーミングに意味があるファイヤーフライのセンスは好きですw




東京マルイ ホップアップパッキンセット 336円(ポイント還元実質:319円



すべての基本となる東京マルイ純正パッキン。日本の初速規制化でノーマルチューンならこれが一番だと思います。中華エアガンはフルパワーに合わせてあるのでパッキンが硬いんです。初速が高い or BB弾が重いと、柔らかいパッキンではホップが効かせきれないからです(ただし、パッキンが硬いほどホップ調整はシビアになり、また適正ホップ時の初速の低下も大きくなります)

だから、中華フルパワーなら硬い中華パッキンのほうが性能が出るわけであり、中華のパッキンが悪いわけでなくて、日本の初速規制値に合っていないだけなんですよ。






「なんか弾道が変だな?」とか、「最近、初速が落ちた・・・」って思ったら、素直にホップアップパッキンを交換すると吉です。マルイ純正パッキンの新品に変えてきちんと組むだけで、たいていの弾道の不具合は直ります。ホップパッキンは消耗品なんです。

各社、いろいろと創意工夫していることから分かるように、ホップシステムは電動ガンの性能を左右する超重要ポイントです。仕様により、どれが一番とは断言できませんが、そんなに高いものじゃないので、あれこれ試してみると楽しいと思いますよ ノシ


  

カスタムモーター サイクルテスト up date

お待たせしました! 当店で販売するすべてのモーターを一同に介してサイクルテストを敢行!(なかなか全種類の在庫が揃わなくてテスト出来なかったんですよw) さっそくデータを公開します face02





※SHSハイスピは撮り忘れました(^^ゞ









ET1リポ 7.4v2400mAhを使ったときに速い順にならべると下記のようになります



1.AIP HS-50000ハイスピードモーター 4980円(ポイント還元実質:4731円

2.G&P M120 3080円(ポイント還元実質:2926円

3.東京マルイ EG-30000HC 4580円(ポイント還元実質:4351円

4.SHS ハイスピードモーター 3280円(ポイント還元実質:3116円

5.AIP HT-40000ハイトルクモーター 4980円(ポイント還元実質:4731円

6.東京マルイ EG1000 3080円(ポイント還元実質:2926円

7.机モーター:A&KやDboysなど中国本土系中華で標準的に使われているモーター



際立つのはHS-50000の速さと机モーターの遅さですねw まあ、机モーターもトルクはあるのでそれなりに使い道はあります。

そして注目はHS-50000、ニッスイとリポですんごくサイクルが変わります。これは思いっきり回転に振ってトルクが薄いっていうよりも、超強力磁力がかえって抵抗になって弱いバッテリーだと回しきれないということではないかと思います。

HS-50000とSHSハイスピはリポ11.1vを使うとかなり凄いですが、ハイスピモーター+11.1vはハイサイカスタムを施さないとテスト出来ないので、この通常チューンの銃では計測出来ません。
(HS-50000はリポ7.4vでもこのサイクルだとオーバーサイクルでピスクラの可能性が高いので、やはりポン付はオススメしません)

ニッスイでもリポでもバランスよく速いのがM120で、やっぱり昔から「速い!安い!」って、カスタムの定番モーターだけのことはありますね~ face02



こうやって、モーター、ギヤ、バッテリーの組み合わせで、いろんなサイクル、仕様の違う銃を創りだすことが出来ます。此処から先は自己責任ですが、いろいろ楽しんでみてくださいな ノシ

  

ガスブロのバレル長による初速の変化テスト

これ、どーよw






なんで、こんなもの造ったかというと、こんなテストをするためなんです face02






際限なくガスの流出量を増すことができた昔の固定ガスガンと違って、ガスブロはメーカー様の神バランスで動いていると思うので、自分はあまり内部をイジりたくないです・・・

でも、バレル長を変えていくと、ガス放出量とバランスが取れる長さで最高初速を出すことが出来るんですね。もちろん電動ガン(=エアコキ)も一緒です。バレルが長ければ長いほど初速が出るわけではないんです。そして命中精度もバレルが長ければ長いほど良くなるわけではありません。すべてはバランスが大切です。





電動ガンの話になりますが、当店の通常の調整&チューンはバランス重視、でもあえてそのバランスを崩してHentaiさんの道を突き進むのが流速チューンハイサイカスタム38であったりします Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ
  

なぜ流速チューンは重量弾がいいのか?




こんなコメをGKさんからいただきました!




ICS0.28、G&GとICSの多弾ではOKでした(多弾しか持ってない…)
HOPは若干かかりにくい様で、強めのHOPセッティングにちょっと悩みました。
満足いくまでHOP強めると、初速(J値)が0.25に比べて下がります。

0.25ベストHOP→0.86J
0.28ベストHOP→0.79J

こんな時、電気なまず(辛口)は有効ですかね? 別に流速ではないのですが。




>GKさん

ちわっす! ICSバイオは、さすがに本家のICSと同じ台湾のG&Gは調子いいんですねw というか、たぶん多弾マグなら相性問題は出ないはず (^_−)−☆


さすがに0.28gもの重量弾を持ち上げるためには、かなりキツくホッブをかけなくてはダメで、ホップが強いということは抵抗が増すのでジュール値は下がります。

これは電気なまずでも同じことなんです。電気なまずの効果は長押しホッブ化によりホップのかかりが安定することなんです。

そして重量弾に最適なのは流速チューンです。




流速チューンは、初速決定のメカニズムが通常チューンと違うので、ホップを強くするほど初速が上がります。

だから流速チューンは、0.2g→0.25g→0.28gと適正ホップで初速を測ると、さすがに初速は下がりますが、運動エネルギーで計算すると、BB弾の重量が増すほどジュール値が上がる、という現象が起こります。

それが流速チューンは「重量弾が飛ぶ」と言われる理由のひとつでもあり、考えてみればジュール値が高いのですから当然の結果なんです。そして、それゆえに流速チューンは危険でもあります。流速チューンの仕様によって異なりますが、その銃の最高ジュール値でも規制値を超えないように造らないと、「0.2g弾ノンホップで測定したら1J以下なのに、実際にゲームで0.25gで最適ホップで使うときには…」なんてことになりかねません ((((;゚Д゚)))))))



なので当店の流速チューンは初速をかなり抑えていて、0.25gでホップをかけた最高初速でも80m/sec前後にしています(仕様によって、最適ホッブ=最高初速とは限りません。1丁1丁、いろんなホップの掛け方をすべて調べてます)。まあ、それでもかなり飛びますよ ( ^ ^ )/□

※「スーっと伸びる不思議な弾道」の流速効果は、なぜそうなるのか自分には説明できません。あれこれ理屈を想像することはできますが、それを理論的に証明することが出来ないんです。オカルトチューンになるのが嫌なので「流速効果」については謎のままとしておきます。

※いくら流速チューンでも限界があるので、際限無くBB弾が重いほどジュール値が上がるわけではありません。



そして、前にテストしましたが、流速チューンは重量弾ほど集弾性も向上します。これも、流速チューンは、ある程度、ホップをかけたほうが(抵抗があったほうが)弾道が安定するからでもあります。


言ってしまえば、流速チューンでは、パワー・集弾性に一番大きく影響を与えるのは、バレルでなくてホップシステムなのです。

だから流速チューンは普通のチューニングの常識と違うことがいろいろ起こるんですよ (^_−)−☆


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流速チューン比較テスト その4「弾道」

流速チューン最大の謎は
「スーっと伸びる(ように見える)不思議な弾道」です。

でも、これは計測のしようがないし(写真にも写せない、動画でも見えっこない)、テスト方法も思いつかないので、見たまんましか伝えられません…

流速チューンの弾道や飛距離に付いては、いろんな人がいろんなことを書いてますが、自分が納得出来る理論がなくて、どれも後付の想像でしかないので(証明できないので)、自分は理論付けはしません。だから、いつものチャライ口調でいきますねwww



ノーマルチューンと流速チューンの弾道を見た感じでイメージイラストを書くとこんなんです





ノーマルの「フワッ」と浮き上がるホップでなくて、流速チューンはスーっと伸びる感じ。イラストのようにBB弾が浮き上がるポイントが遠くになるように見えるんです。


この弾道のイメージイラストを見ると「じゃあ、流速チューンのほうが飛ぶじゃん!」って思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください… その1「初速変化」で書いたように、流速チューンは初速が上がる特性があるので、自分のレシピではノンホップ80m/sec以下ぐらい、適正ホップ時80m/sec前後でしか造れません…

ってことで、自分が造る初速90m/sec前後、適正ホップで80m/sec代後半のノーマルチューンと、流速チューンは実際に使うとたいして飛距離は変わりません ┐(´ー`)┌


なので、チューニングはお好み次第です








ここまで流速チューンのことをつらつら書いてきたのは、爆音☆ハイサイスナイパーを造って、自分なりの流速チューンのレシピが固まって人様に売れるレベルになったので、流速チューンをはじめることにしたからでーす ( ̄ー ̄)vニヤリッ


流速チューン 5980円(ポイント使用後:5681円)

流速&ハイサイチューン 1万2800円(ポイント使用後:1万2160円)



これだけ詳しく書いておけば、流速チューンが決して「魔法のチューン」ではなくて、チューニング手法のひとつであり、夢のようなことが出来るわけではないってことをわかっていただけると思ってです。爆音は楽しいっすよ!(オレはねw)

ま、実際に施工するのはBAJAから帰った12月になるので、気の長い方はどぞwww
  

流速チューン比較テスト その3「炸裂音」

これまで、その1「初速変化」その2「集弾性」と解説してきたが、今回の「炸裂音」については、その現象を動画の音声で確認できても、そこから導く理論はあくまでも類推に過ぎず、これが正しいとは証明できない。「こういう考え方もあるんだ」ぐらいに思っていただければ幸いである。









流速チューンを行うと、独特の炸裂音が発生するのはこの動画の通り




なぜ、炸裂音が発生するのか?

なぜ、BB弾を実射しているときと空撃ちで音が明らかに変わるのか?



この2つの疑問点から、流速チューンのメカニズムを考察してみると


ノーマルチューンは




このように、ピストンの前進に伴い、シリンダーから空気が排出されて徐々にバレル内で加速していく。だからバレル長とシリンダー容量によって初速が決定される



一方、流速チューンは





「極端に短いバレルに過大な容量の空気を強力なスプリングで一気に押しこむ」というものであるので、爆発的な圧縮空気が一気にBB弾を弾き飛ばしていると予想される。


炸裂音というのは爆発によって起こり、爆発というのは火薬やガソリン(混合気)でも圧縮することによる急激な燃焼である。例えば爆竹をバラして火薬だけで燃やしても「パン!」という音はたてず「シュボ」と燃えるだけ、ガソリンをそのまま燃やしてもエンジンのようなエキゾーストノートは起こらない。

これは火薬(外側の筒で)、ガソリン(ピストンの動きにより)ともに圧縮されることで急激な燃焼(爆発)が起こり、炸裂音が発生しているのである。


流速チューンは空打ちでは炸裂音が発生しない、BB弾でフタをすることによって「圧縮→BB弾がバレルから出た後の開放」により炸裂音が発生する。圧縮が強いほど(ホップが強いほど)爆発力は強まるので初速も上がるのだと予想される。


このように、ノーマルチューンと流速チューンでは、初速の決定方法(BB弾の加速方法)が違うということが、独特な炸裂音から推測することが出来る。





  

流速チューン比較テスト その2「集弾性」

今回は流速チューンノーマルチューンの集弾性の違いをテストします。

■テスト:トリガートークシューティングレンジ インドア8m
■テスト方法:テーブルに押し付けて、セミオートで10連射
■使用BB弾:0.2g/東京マルイ ベアリング研磨0.2g(着弾点に赤いシール)、0.25g/G&G バイオ0.25g(着弾点に青いシール)。各BB弾の適正ホップで測定




爆音☆ハイサイスナイパー












SR-16 Diablo














これはもう一目瞭然で
流速チューンは0.25gを使うと集弾性が上がる

(ノーマルチューンのSR-16 Diabloは、0.2gと0.25で大差はない)


これは、流速チューンはある程度ホップを掛けないと弾道が安定しないからであり「流速チューンにとっての適正ホップに合わせると、0.2gでは鬼ホップになるので、0.25gの重さが必要になる」と言い換えてもいい。



※今回は流速チューンのほうがノーマルチューンより集弾性が良かったが、これは同じ銃をノーマルチューン←→流速チューンに作り替えたテストではなく、またSR-16 Diabloはダットサイト、爆音☆ハイサイスナイパーはスコープだったという違いもあるので、必ずしも流速チューンのほうが集弾性が良いとは言い切れない。あくまでもBB弾の重さによる集弾性の違いを比較したテストである

  

流速チューン比較テスト その1「初速変化」

GunsmithバトンDEMOカスタムで製作した、爆音☆ハイサイスナイパー(流速チューン)とSR-16 Diablo(ノーマルチューン)の比較テストにより、流速チューンの特性を説明したいと思います。






●初速
東京マルイ ベアリング研磨0.2g、G&G バイオBB0.25g
クローニー弾速計使用



爆音☆ハイサイスナイパー(流速チューン)

0.2g

ノンホップ 78m/sec(0.608J)

適正ホップ 82m/sec(0.672J)

最強ホップ 93m/sec(0.865J


0.25g

ノンホップ 74m/sec(0.685J)

適正ホップ 80m/sec(0.8J)

最強ホップ 81m/sec(0.82J)




SR-16 Diablo(ノーマルチューン)


0.2g

ノンホップ 89m/sec(0.792J

適正ホップ 86m/sec(0.74J)

最強ホップ 74m/sec(0.548J)


0.25g

ノンホップ 75m/sec(0.703J)

適正ホップ 70m/sec(0.613J)

最強ホップ 63m/sec(0.496J)




このように流速チューンでは、ホップをかける(=抵抗が増える)ほど初速がアップする。


そして注目は、0.2gと0.25gの適正ホップ時の数値。ジュール計算すると爆音☆ハイサイスナイパーでは、

0.2g適正ホップ時:0.672J  0.25g適正ホップ時:0.8J

となり、エネルギー量が大きいので、当然、0.25gのほうが飛ぶと予想される。



一方、ノーマルチューンのSR-16 Diabloでは

0.2g適正ホップ時:0.74J  0.25g適正ホップ時:0.613J

であり、0.2g適正ホップ時のほうがエネルギー量が大きい。



流速チューンはこのように、0.2gノンホップ時:78m/sec(0.608J)と、一見、低く造ってあるように見えても、0.2g最強ホップ時初速93m/sec(最高ジュール時 0.865J)となり、ノンホップ時初速89m/sec(最高ジュール時 0.792J)で造ってあるSR-16 Diabloよりも高いエネルギーを持つことになるので、初速設定には注意が必要である。


※流速チューンは、すべてのチューンで、爆音☆ハイサイスナイパーのように、ノンホップ→最強ホップで初速が15m/secも上がるわけでなく、そのチューニングの仕様によって初速の上がり方は異なります。
  

カスタムバレルって…

いや実はちょっと前に、久々にELEMENTバレル群(1880円~2780円)が再入荷してたんだ

で、検品してビックリ、「色変わってるやん…」(ゴールド→シルバー)





しばらくは前のゴールドといまのシルバーが混在するのでELEMENTバレルのカラーは未定ですってことでご容赦下さい (゚0゚)(。_。)ペコッ

ま、このバレルも、このままシルバーでいくのかどうかわからないもんで… ELEMENT 95STスプリングなんて、ロットによってシルバー→ブラック→シルバーって変化してきましたからねw RASがブラックだったりTANだったりしたら困るけどw 見えないインナーパーツなんで、大目に見ていただければとw





そして、実はELEMENTバレル、今月のアームズマガジンに載ってるんですよ~





しかーも、中華バレルのくせに命中精度ナンバー1の座をちゃっかりゲットしてるしwww


まあ、ナンバー1を取ったから言ってもいいよね…

あんまテスト結果をあてにしないで下さいw

その銃(シリンダー容量)、チャンバー、使用するBB弾などの諸条件によって、命中精度は左右されます。ELEMENTバレルをつけたからといって、必ずしも命中精度が上がるとは限りません。

それに銃を固定しているわけでもないようなので射手次第であり、このテストデータは運が大きく左右してると思いますw テストも10発一回勝負で、10発のテストを10回やってその平均値、というわけでもないですしね(だいたい、そんなに時間をかけて取材出来るわけもないしw)




自分は、マルイ純正より安いから!という理由でELEMENTバレルを売ってるだけですw  

流速チューンを商売にしないわけ

さて、この前の爆音☆ハイサイスナイパーのチューニング話の続き、流速チューンについての俺様理論を展開させていただきます。





流速チューンの手法は、極短バレルなのに、バレルとシリンダー容量のバランスを超えたフルサイズシリンダーで、凶悪なスプリングを使い一気にエアを押し込む、というものです。

さらに人によって、ノズルに加工したり、チャンバーやバレルに加工したりしますが、その辺はそれぞれのやり方があるので、ここでは俺様レシピで造った流速チューンに基づき話をしていきます。


まず、流速チューンを施した結果として次のような特性になります。


1.グイっと伸びる(ように見える)不思議な弾道

2.発射時に爆音・炸裂音になる(空撃ちになると極端に音が変わる)

3.ホップを強めるほど初速が上がる

4.重量弾を使っても初速の低下が少ない




この3と4の特性があるがゆえに、流速チューンは危うさをはらんでいるのです。いまフィールドの初速チェックは「0.2gでノンホップ計測」が基本です。これはその銃のもっとも高い初速で計測するためですが、

流速チューンでは「重量弾(0.25gや0.28g)でホップ最強時に最高ジュールになる」ので、フィールドの0.2gノンホップ計測時に規制値クリアしても… という事態になりかねないのです。



自分が流速チューンを製作するときは、0.2g弾使用時に、ノンホップで70m/esc台、適正ホップ時に80m/sec前半、最強ホップでも90m/secを超えないぐらいで造っています。
(仕様によってはノンホップと最強ホップで、初速が10m/sec以上も簡単に上がってしまうんです)


このぐらいに抑えておかないと、自分の流速レシピでは最強ホップにしたときに、0.25g弾での初速規制値88m/sec0.28g弾での初速規制値83m/secを超える可能性が出てくるからなんです。

(でもこれは俺様レシピの流速チューンでのデータであって、ほかの流速チューンが必ずしもこの数値じゃないとダメってことではありません。それに単純に弾の重さだけでなく、BB弾のメーカーによる差や、初速計の違い、気温差などで、計測される初速値は一定ではないので、安全マージンをとらなくてはならないから低めにしてます)



で、なんで「流速チューンは重量弾が良い」って言われているかといえば、上記のように単純に重量弾での初速低下が少ないからということもありますし、

また、流速チューンではある程度ホップを掛けないと弾道が安定しない、という特性もあるからなんです。

だから、弾道が安定するまでホップを強めていくと0.2gではそっくりかえる強ホップになってしまうので、流速チューンの適正ホップに合わせて0.25gや0.28gを使う、と逆に考えてもらうとわかりやすいと思います。





自分が流速チューンをチューニングメニューに加えないのは、結局、自分が造る流速チューンの初速はたいしたことないので、普通に90m/sec前後で作っている通常の仕様より飛距離が伸びるわけでもない、ってのが理由のひとつであり


そして、自分が流速チューンの手法を確立していないからかもしれないですが、流速チューンは一発で素直な弾道が出来あがるときと、そうでないときの差が激しい… 弾道がうまく出来なかったときは、そのリカバリーが凄く面倒で、「これじゃ商売にならんなぁ…」というもう一つの理由で、流速チューンを承っていないんです




俺様銃を遊びで造るのは、なんとでもなるから良いんですけど、それをそのままお客様には出せないのですよ。それに自分のレシピでは、別に流速チューンだから「飛ぶ!」とも「当たる!」とも思ってないので、アームズマガジンに出したDEMOカスタム、SR-16 Diabloも、97式 攻性魔改造も流速チューンにはしないで、いたって普通、いつもの調整&チューンのまんまですw  

流速 vs ハイサイ

いや、次のDEMOカスタムは「爆音☆ハイサイスナイパー」(爆音=流速チューン)って書いちゃったものだから、数人のお客様から、問い合わせで「いくらやねん(怒)」と聞かれたり、実際にハイサイカスタム38をオーダーしてきて、備考欄に「さらに爆音プラスで!」って書いて突撃してきた大胆なお客さんもいたので(笑)、前にコメに書いたけど、スレを立ててきちんと説明しておきますね。


流速チューン+ハイサイは承りません

てか、流速チューンをいまは承ってません




まず、流速チューンとハイサイカスタムの説明から

流速チューンは「極端に短いバレルにフルサイズシリンダーで過大なエアを瞬時に流し込む」ものであり

ハイサイカスタムは「サイクルが上がり過ぎるとピストンがまだ前進しているときにセクターの引きが始まってしまい、ぶつかってピスクラするから、サイクルに合わせたセクカをしてショートストローク化していく」というものであり

カスタムの方向性的に相いれません。まあ、そこはハイサイカスタム38の流速を造るんじゃなくて、秒25~28発/sec程度の普通のハイサイで、ピストンストロークをバランスさせようと思ってます。それが(まだ造ってないけどw)「爆音☆ハイサイスナイパー」です。





そして、もともとハイサイは負荷の高いカスタムです
(=自転車を高いギヤで漕いでスピードを出す)

そして流速チューンは、強力なスプリングでエアを一気に押し出すという、ハイサイよりも負荷が高いカスタムです
(=自転車で急坂を登る)



なので流速チューン+ハイサイカスタムは

急坂をトップギヤで登る

というようなもので、もんの凄い負荷の高いカスタムになります。「爆音☆ハイサイスナイパー」は、それを強力なリポバッテリーで無理矢理に回す予定なので、耐久性もへったくれもありません。


もちろん設定にもよりますが、自分が造った流速チューンは、モーターやバッテリーの加熱がデフォです。それをさらに早く回そうとすると… 配線が溶けるかモーターが焼けるか Σ(||゚Д゚)ヒィィィィ






なので、流速チューン+ハイサイカスタムという「壊れること請け合い」のカスタムを商品として出すつもりはさらさらないんです。造ろうと思えばなんでも造れますけど、技術的に出来ることと、それが商品としてなりたつかどうかは別問題です。



だから、そういうとき自分はお客さんに「出来ません」じゃなくて「承れません」っていつも言ってます。





長くなりすぎたんでw なぜ自分が流速チューンを承らないのかは、また次回  

97式日記 タクトレ!

97式って、触ってみた人は分かるけど、セレクターやマガジンキャッチがすごく使いづらいんです…





「さすが中国様、人間工学を無視した設計だわw」




って、ずっと思ってたんですけど、「人間の工夫次第で機械はなんとでもなる」ものですw

ブラックホールのときにRSシャチョー様が教えてくれた97式タクトレをここに公開!




ポイントは

セレクターは左手の親指で動かす

マガジンキャッチは左手の人差し指で押す

ってことで~す!





どーです、この97式 攻性魔改造の動画を見ると97式97B式が欲しくなってきませんかwww  

FETを付ける?付けない?

リポとFETFETのトラブルの話で、まるでオレはFETスイッチデバイス否定派のように見られるかもしれませんがw そんなことはありません、

付けない方が良い場合以外は
俺様銃にはすべてFETスイッチデバイスを付けています


ちゃんと作ってしまえば、俺様銃で使用中にFETスイッチデバイスが壊れたことはありません。FETスイッチデバイスが壊れるのは、前にも言ったとおり、製作中か組み込み時であり、そして組み直したときに配線をショートさせたり、無理やりバッテリーを押しこんで端子を折ったりなど物理的破損がほとんどです。

とはいえ上記のように「FETスイッチデバイスを付けないほうが良い場合」ということもあるので、俺様銃の紹介もかねて、FETの有無を見ていきましょう!



MINIMI Mk.2 FET有り




これはハイサイカスタム38にしているので、セットメニューで(自分の銃でセットメニューもないけどw)、FETスイッチデバイス込みです。前に「FETスイッチデバイスは何ボルトまで耐えられますか?」と聞かれたことがありますが、リポ11.1vでもまったく問題ありません。問題あるのは、このあと出てきますが負荷が高い場合です。



EBRシルバー FET有り



EBRくんは中身はまったくのノーマル、というか調整&チューンをしただけ(しかも俺様銃だけどGunsmithカッタケメイドですw)。でも、もう少しセミのキレが欲しかったので、リポ11.1vを使うことにして、高電圧バッテリーですからスイッチの焼け防止にFETスイッチデバイスだけ自分で付けました。



SR-16 Diablo FET有り



アームズマガジンのテストのために「セミのレスポンスを重視」して造ったカスタム。バッテリーはリポ7.4v800mAhをストックパイプインで、完全にストックを収縮させたかったので、メカボ内にFETスイッチデバイスを作っています。



P90 FET有り



チャンバートレーサーカスタムの実験機。そしてインドアオンリー銃ということで初速は50m/sec程度にしました。インドアで、ほぼセミオートしか使わないので、こいつもレスポンス重視(EG1000モーター&トリガーストローク調整)で、もちろんFETスイッチデバイス付き





で、ここからがFETスイッチデバイスをあえて付けないケースです




97式 攻性魔改造 FET無し




これはRASにセパレート化したリポ7.4v800mAhを仕込んであって、バッテリーを付けっぱなしが前提なので、FETスイッチデバイスは付けていません。FETスイッチデバイスを付けていると、微弱電流が流れっぱなしになるので、バッテリーを繋ぎっぱなしでは、保管しておくと過放電になってしまうからです。



RS 56式 FET無し





Dboys KAC PDW FET無し




この2丁は流速チューンなのでFETスイッチデバイス無しです。なんでかと言えば、流速チューンはものすごく負荷の高いカスタムなので、モーターもバッテリーも配線も、もちろんFETスイッチデバイスも、すぐにアッチッチになるからです。

ハイサイカスタム38もそれなりに負荷が高いのでFETスイッチデバイスの加熱はありますが、流速チューンの負荷(加熱)はその比ではありません(自分レシピの流速チューンの場合です)。


この俺様流速チューンの2丁は、両方ともリポ11.1vを使う仕様にしてあるので、出来ればFETスイッチデバイスを付けたいところですが、加熱によるFETスイッチデバイスの破損が怖いので付けていません。


「ま、スイッチが焼けたり、内部が壊れても、直せばいっか!」と気軽に考えられる俺様銃だからこそであり、この負荷の高さが自分が流速チューンを商売にしない理由のひとつでもあります。  

初速計測と保管の方法

ここんとこ、初速が高めという話が多くて申し訳ございません。いつも90m/secをターゲットに90~95m/secぐらいで収まるように制作しているのですが…


ここ1週間ほどで「初速が高め」という話を3件聞きました。自分が検証したわけではないのですが「暑いとパッキンが柔らかくなって初速が高めに出る」という話を聞いたことがあります。事例から見るとやっぱり暑いからなのかな? 自分はエアコンの効いた室内で初速を計測してるし…

(※また、小さめのBB弾(S2Sや新しいマルイ)を使うと初速は低目に出て、大きめのBB弾(エクセルや古いマルイ)を使うと初速は高めに出ます。それと、ヤフオク初速計や銃口に付けるライラクスなどのタイプは、上を通す実銃用のクローニー系に比べて初速が高めに出ます。これは「計測距離が短くてBB弾が飛んでいる距離が短いので、計測区間内での初速の低下が少ないから」という構造上の話です)


秋になると初速が下がるかもしれませんが(来年の夏のことは、来年まで使っていれば初速は下がってます)、強制的に下げたいときはスプリングをヘタらせればいいので


「フルオートで撃って、マガジン側から覗いて見てノズルが後退した位置でとまった状態で保管してください」





この状態でもピストンがフルコッキングではないのですが、ノズルが下がっているときは少しはピストンが下がっている状態です(フルコッキングで止まっているかどうかは、ピストンが見えるところまでテイクダウンしないと確認できません)



逆に、コッキングした状態で保管したくない(初速を落としたくない)ときは、最後にセミオートで撃って保管してください。セミオートで撃つと確実にピストンが前進状態で止まります。


ゲームが終わったら、セーフティーに戻る前に弾抜きもかねてマガジンを抜いてセミオートで空撃ちするクセをつけるといいですよ  

チューニングとカスタムパーツと耐久性

よくある質問で

ハイサイカスタム38の耐久性はどのくらいですか? 何万発持ちますか?」

というのがあります。この手のご質問への答えはいつも決まっています。



「発射サイクルが通常の3倍なので、同じ時間トリガーを引いたら3倍の発射弾数になります。なので単位時間あたりの耐久性は1/3になります」

まあ、まったくもって当たり前のことを言ってるだけなんですけどねwww 要は機械的にどれだけの負荷がかかっているか、っていうだけで、カスタムしたから耐久性が上がるとか下がるとか、その辺は計測しようがないので、お答えできません。


ただ、自分は高くて説明書きがスゴそうなカスタムパーツを使ったところで、耐久性が上がるとも思っていませんし、精度がいいからといって性能があがるとも思っていません。

機械には必要十分な精度と耐久性があればOKだと思うんです。低級中華から高級中華までまんべんなくイジる自分ですが、特に「Dboysのパーツが精度が悪いから、性能が低い、耐久性に劣る」ということもありません。


DboysでもCAでもRSでも、造ってしまえば同じ実射性能を出せます(マルイでもw)

撃っても違いがわからないのなら、それはノーマルパーツでもカスタムパーツでも「どっちでもいい」ってことになりませんか? だからGunsmithバトンでは、ノーマルパーツの代替になる爆安カスタムパーツか、あきらかに実射性能が変わるギヤやモーターなどしか売ってないんです。




とはいえ、「素材や加工方法が凄くて、見た目がキレイで精度が良くて」っていう高級カスタムパーツを否定するわけではありません。

バイクの世界では「盆栽カスタム」というものが定着してます。「盆栽=見て楽しむ」カスタムで、見た目がスゴそうならそれで良いんですwww

遊びなんだから自己満足もまた楽しいですもんね (・∀・)イイ!!



ただ、エアガンの内部カスタムパーツは、イジっている自分にしか見えないので(藁)、お客様に高級パーツを勧めることはありません

自分でイジれる人のための盆栽パーツではないかとw





  

FETのトラブル

はい、またお題をいただきました。Gunsmithバトン「なんでも相談室」開店ですw



お問い合わせ


「Lipo+FETってFETがトラブって発熱等した時に危険ではないですか?今Lipo使ってますが、FETは今のところ見送り検討中です」




いままで200個以上のFETスイッチデバイスを造ってきました(単体で販売したのは最近なので、ほとんど組み込み)。この数は部材を発注した数で、実際に製品として出しているのは200個に達していないと思います。


そして、自分が経験したFETスイッチデバイスの壊れ方には、3パターンあります



1.まったく通電しなくなる

2.無負荷の状態(モーター単体)では通電するが、負荷をかける(組み上げる)と動かない

3.通電しっぱなしになる




このうち1と2は動かないので問題ないでしょうが、3はデンジャラス。撃ちっぱなしになってしまうのです。この危険性があるから、日本のメーカーはまずFETスイッチデバイスを標準装備することはないでしょうね(中華は、JGなどが果敢にFETスイッチデバイスを付けてます)。これは、ただ電気が流れっぱなし、スイッチがオンになりっぱなしになるだけなので、ヒューズでは防げません(ヒューズは切れません)


3の撃ちっぱなしになってしまったら、まず、人のいない方向&跳弾が危なくない方向に銃口を向けて、マガジンを外し、それから落ち着いてバッテリーコネクターを外しましょう。


でも、そんなにFETスイッチデバイスの破損を怖がることもないです。この破損はたいていの場合

FETスイッチデバイスを製造しているときか、銃に組み込みをしているときのミスで起こります


だから、200個の部材を発注しても、製品になる前にオレが壊しているから、200個のFETスイッチデバイスを売ってはいないんですよw


そして、一回、安定動作するように銃を創り上げてしまえば、悪さをしないかぎり(FETスイッチデバイス破損の一番の原因は、分解組み立てしたときに、配線の被覆を破ってショートさせてしまうことです)、FETスイッチデバイスが壊れることは滅多にありません。


で、質問へのお答えとしては、ここでもやっぱりバッテリーはバッテリー、FETスイッチデバイスはFETスイッチデバイスなので、

「リポだからFETスイッチデバイスのトラブル時に心配がある、ということはありません」

ということです。



まあ、気をつけるのは、何度も書いてますが、「FETスイッチデバイスを装着すると常に微弱電流が流れるので、使わないときはバッテリーを必ず外しておくこと。バッテリーを繋ぎっぱなしだと過放電になってしまいます」ということぐらいです。









こうやって、お客さんのご質問にブログで答えようと思ったのは、やっぱりみんな疑問に思うことは同じなようで、同じような質問が何度もショップの問い合わせに来るんですw そのたびに答えていたんですけど、同じ答えを書くのは面倒くさいのでw ここで質問に答えて、せめて自分のブログの読者さんには分かってもらえたらなぁ~ って思ってのことです。

なので、よろずご質問、いつでも承りますよ。自分の分かることなら、良いことも悪いことも、なんでもお答えします!  

実測! 実重ガチバトル

大枚叩いて(6980円)上皿はかり買っちゃった!

これでなにを測るかと言えば、もちろんエアガンの実重。

「メーカースペックって実にアテにならないもの」というのはバイク雑誌編集時代に経験済み。パワー、重さなんてカタログはモリモリだから(いまはだいぶ正確になったけどねw)、実際にパワーチェックして、体重計に乗せて計測しないと本当の数値は分からなかったんです




さぁ、俺様銃からセレクトした実重ランキング発表です!



第5位 Gunsmithバトン SR-16 Diablo  2.95kg



まあ、フルメタM4ってことで、これが重さの基準。でも、3kg以下なんですよ




第4位 RS 56式 3.86kg



「フル鉄で重いからなぁ…」ってサバゲで敬遠する人もいる56式ですが、まだまだ4kg以下です




第3位 東京マルイ L96(スコープバイポッド) 4.52kg



ほら、オプション品付けると、結構、重くなるんですよ




第2位 A&K MINIMI Mk.2ELCANスコープ&RAS without 箱マグ) 6kg



これね、実はELCANスコープがスンゴク重いんですよw 実際は箱マグ付けても6kg切ると思います




第1位 Kart EBRシルバー(旧バージョン)(スコープCMORサイレンサー) 6.14kg!



やっぱりw 第1位はEBR君でした! ま、こいつは亜鉛ダイキャストフレームの旧バージョンなんで、自分のところで売っていたアルミフレームのライトウェイトバージョン(藁)はもっと軽いですけどね(昔、体重計で測ったから大雑把だけど、Kart EBRは確か4.8kgぐらいでした)








…で、なんで急に重さを測りはじめたかというと


SOCOM Gear M82A1バレットライフル(コンバージョンキット)が、ついに入荷し始めたからで~す!





こいつはもう別格、こいつのために、安い8kgまでなく、12kgまでのワンランク上の上皿はかりを買ったんですものwww


ほら、





堂々の8.9kg

これ、外側だけだからねっ! 中身を入れてスコープつけたら余裕で10kg超えます…
ド━(゚Д゚)━ ン !!!



上の実重ランキングをよく見て欲しいんですけど、SR-16と56式って1kgも違わないんですよ。それでも人間の感覚では、すごく重く感じるんです。



SR-16 × 3 以上を持つんですからね、選ばれし6人のオーナー様、覚悟してくださいwww




PS.残念ながら、M82A1の中身が揃わないので、製作はまだです。出荷予定は9月上旬ぐらいになりますので、ご注文のお客様、いましばらくお待ちください ヨロシク(゚0゚)(。_。)ペコッ  

カラシニコフ的チューン

前のホップアップパッキンと命中精度で「エアコキの場合は?」というご質問をいただきましたけど、自分は電動ガン専門チューナーだから、電動ガンのことについて話をしています。電動ガンはかれこれ700丁以上造ったから経験則で書けるんですけど、エアコキ・ガスブロはシロートで憶測の域を出ないので、そこはご了承下さい。





ホップシステムで誤差を吸収しきれないと命中精度がかえって落ちると書いたが、それはメカボが常に動き続ける電動ガンだからこその話である。




※写真はA&K MINIMIのチャンバーとバレル


電動ガンのチャンバーは、AK系を除きほとんどのものが、上の写真のようにスプリングのテンションでメカボに押し付けられている。なぜかと言えば、フルオートでは常にモーター&ギヤが動き続けるので(セミであってもノズルはスプリングのテンションで位置決めされているだけだし)

必ずしもチャンバー(パッキン)とメカボ(ノズル)の位置が一定ではないからである

チャンバーのどこまでノズルが来るか、というのは本当に微妙な違い(ミリ単位以下)で大きく影響し、初速やホップの掛かり方が変わってくる。

よって「チャンバーの位置を固定しないでメカボの動きに合わせたほうが、確実にノズル←→パッキンの位置関係を決めることが出来る」と推測される。

逆にいうと、チャンバーの位置やバレルの角度をキメキメで動かないようにしてしまうと、かえって集弾性に悪影響を及ぼす



アウターバレルとインナーバレルの挿入はモデルによっては、かなり隙間があって、テープを巻いてガタをとりたくなるのだが、経験則として、隙間をきつくしすぎると変な弾道になる

また、流速チューンや初速調整などでインナーバレルを短くすると、発射されたBB弾がフラッシュハイダーなどに接触することがある。これは「インナーバレルが暴れているから弾道もめちゃくちゃだろう」と予想するかもしれないが、実は、フラッシュハイダーを外したり、接触する部分の穴を拡大するだけで、まっすぐ飛ぶケースも多い。もちろんある程度のガタ取りは必要だが、完全にバレルを固定する必要もないのである。


すなわち、インナーバレルとチャンバーの動きも、かえって多少の遊びがあったほうが、誤差に対応できるので集弾性は向上するというのが俺様理論







「セッティングが合えば凄いんだよ」っていって、休み時間のたびにホップ調整したり、合うBB弾をひたすら探し続けたり、サバゲに来てるのか、調整に来てるのかわからないような、遊びがない・シビアなチューニングは好きじゃないんです、自分は「銃なんて確実に動くのが当たり前」だと思っているマルイスキーのサバイバルゲーマーなのでw


それにGunsmithバトンは、町の修理屋さん・チューニング量販店を自負しているんで

いつ撃っても、誰が撃っても「ちゃんと動いて、ちゃんと飛ぶ」のを目標に製作しています。


そう、それは「いつもメンテナンスしてなくちゃいけないM16でなくて、ほったらかしでもトリガーを引けばいつでも弾が出るAKのような…」、タイトな造りでなく、余裕を持った設計で確実な動作を求める


カラシニコフ的 調整&チューニングですwww  

ホップアップパッキンと命中精度

飛距離と命中精度を左右するホップシステムについての考察

まず、ホップシステムとはこのように





BB弾を下向きに回転させることで、浮き上がる力「揚力」を発生させ、飛距離を伸ばす仕組みである


ホップの掛かり方は、BB弾と直接接触するホップアップパッキンの材質が大きく左右する

自分の経験から得た結論を言うと、

ホップアップパッキンの材質が柔らかいほど低初速でも安定してホップがかかるが、高初速だとホップの効きが悪くなる

故に、本当は高初速(130~150)の中華電動ガンのパッキンは総じて硬い材質であり、100以下しか想定していないマルイのパッキンは柔らかい材質である。

中華パッキンが一概にダメなわけではなくて、日本の1J規制には合っていないのである。

※だからRSのシャチョーさんは「日本向けに柔らかいパッキンを開発する」って言ったわけ





また、チャンバーを後ろから見るとこう見える





これだと「上下2点でしかBB弾に接しないのでは?」という疑問がわき、こうしたくなる





実際「3点支持にして命中精度向上」という様々なカスタムパーツが市販されているし、SRCはクッションゴムレスでホップ調整のパーツ自体が二股の形をしていて直接ホップアップパッキンを押している。


お客さんに依頼されて、様々なカスタムパーツを組み込んだことはあるのだが、その結果…

「あんま変わんね、それよりホップ調整がシビアになって面倒…」

というのが自分の結論。

BB弾に接触する部分が硬いと「ホップ調整がシビアになる」というのが自分の経験則。3点支持のカスタムパーツやSRCの直押しは、クッションゴム部分が硬くなる(またはゴムがない)ので、

誤差をクッションゴムの部分が吸収しきれてないから、調整がシビアになると推測される


これはホップアップパッキン自体が硬くても同じことなので、RSのシャチョーさんは高初速仕様の硬いホップアップパッキンのままで日本の初速域では「適正ホップの調整がシビア」と言ったのである。



「あんま変わんね」というのは、実際のところはマルイ純正ですでに、





このようにBB弾は包まれて保持され、安定した軌道を描けているからだと思われる。

「ゴムは押されれば変形する」というのが大前提だからである。



そして

調整がシビア

BB弾の直径の大小(製造誤差)や、発射時のノズル位置のズレ(常に動いている電動ガンだから)等による初速の上下、などの誤差を吸収しきれない

ホップの掛かり方が変わる

かえって集弾性は悪くなる


というのが俺様理論で、自分は
日本ではマルイ純正ホップアップパッキン&クッションゴム至上主義者w


この理論に基づき制作した、マルイパッキン&マルイクッションゴム+中華純正バレルのSR-16 Diabloは、月刊アームズマガジン10年6月号(4/27発売)の「ダイナミックカスタムガン:M4カービン編」で2位の命中精度を実現し、

しかもそのとき命中精度1位だったトリガートークのM4は、
実は、マルイパッキン&マルイクッションゴム+マルイ純正バレル…
つまりまんまマルイ純正のまま


数あるカスタムガンに対し、マルイノーマルが1位、中華ノーマル+マルイパッキンが2位の結果だったのですね、これがwww




「なぜマルイはこのホップアップパッキンとクッションゴムをひたすら使い続けているのか?」ということを考えれば、自明の理だと思いますよ  

ハイサイの負圧化トラブル

ちょっと隙間を縫って、まったく飛距離の出なかった自分のMINIMI Mk.2を修理しました。





こいつはハイサイカスタム38のフルスペック、ET1 リポ11.1v 1400mAhを使うと38発/secが出るようにしていたんですけど、その速すぎるハイサイが飛距離の出ない原因でした。


あまりに発射サイクルが早すぎて、BB弾がバレルから出る前にピストンの引きが始まり、バレル内が負圧になって初速が落ちる。

負圧化トラブルが起こっていたんです





上のような絵にすると分かりやすいかと思います。

どうしてこの負圧化が確認できたかと言えば、7.4vで回すと78m/sec前後の初速が、11.1vを使うと56m/sec前後まで落ちていたからです。サイクルが早過ぎると弾速計のエラーが起きやすいため、これを制作したときは7.4vで初速チェックしていたので、この現象を見逃していました。


ま、解決策はバレルを短くすれば良いだけ、要は
さっさとBB弾にバレルから出ていってもらえば良いんですw


負圧化トラブルは理屈としては知っていたんですけど、いままでKAC PDWとか短いバレルでしかハイサイカスタム38のフルスペックを造っていなかったんで、自分は起きたことがなかったんです。

長いバレルのMINIMIでもハイサイ38は造ったことがありますけど、給弾の問題もあってリポ7.4v運用とか、ニッスイ9.6v運用とかで、MAXの38発/secで使うことを前提にして造らなかったので負圧化が起こらなかったんですね、これが (;^_^A アセアセ・・・



結局、初速、バレル長、素直な弾道、サイクルなどのバランスを調べるために、いろいろ組み合わせる実験をしてたら半日かかって、今日はお客様の銃をイジれなかったです… 製作待ちの皆様すみません(*- -)(*_ _)ペコリ

でも、こうやっていろいろ試すことで、自分のスキルが上がって、それをお客様の銃に施工していくので、そこは平にご容赦を  

カスタムモーターサイクルテスト

中華電動ガンが「トロい…」と言われる原因はモーターにある。中華標準、いわゆる机モーターは、すんばらしく遅い…

そこで、当店、取扱の各モーターでの比較テストを行ってみた。





東京マルイ EG-30000HC(4580円:値引き後4351円)

東京マルイ EG1000(3080円:値引き後2926円)

G&P M120(3080円:値引き後2926円)

ET1 リポバッテリー7.4v 800mAh(2280円:値引き後2166円)

ET1 リポバッテリー11.1v 1400mAh(3980円:値引き後3781円)


結果は下記の表の通り








低級中華標準 机モーター


なんでこんなに遅いかと言えば、中華のフルスペックは凶悪な初速であり、そのスプリングを引くため、ハイトルクモーターどころか

超トルクモーターであるからw



早くもモーターについての俺様理論の結論を言ってしまうと

「トルクと回転数は基本的にトレードオフの関係にあるので、その銃の使い方にあったモーターを選べばいい」

ということ。サイクルテストのように、STDギヤ比&机モーターで11.1vを使うと20発/sec。すなわち中華箱出しに11.1vを使うだけで結構なハイサイ仕様の出来上がりだったりするのだ。

机モーター以上のモーターで11.1vが未計測なのは、自分の経験上、「7.4vでこのサイクルだと、11.1vを使うとピスクラするから」であり、11.1vを使うならセクカが必要になってくるため。すなわち11.1vをそのまま使えるのは机モーターだけということでもある。






1J規制下&ニッスイバッテリーを使うならベストバランスのEG1000。さすがのマルイ様である。

なぜベストバランスかと言えば、


    ●EG-1000 ニッスイ8.4v





このようにEG1000では、トリガーを引いてから(動き始めてから)、1発、2発、3発と、ほぼ等間隔で発射されるが、


    ●M120 ニッスイ8.4v





ハイスピードモーターのM120では、トルクが薄いためトリガーを引いてから1発目までの時間がかかり、2発、3発と発射間隔が短くなる(次第にサイクルが上がっていく)からである。

これはすなわち、M120ではセミで撃つと「ウィポン、ウィポン」となりレスポンスがタルいけど、EG1000なら「スパン、スパン」と気持よく撃てる、ということなのである。

だから、ニッスイを使うならEG1000に交換するのがおすすめである。






一方、安くて速いM120、リポバッテリーを使うなら一押しのモーターである。

なぜかというと、リポなら出力特性がいいので、上記のニッスイのような1発目のトロさがない。トルクの薄いハイスピードモーターであっても、問題なくセミが「スパン、スパン」と撃てるレスポンスとハイサイクルが手に入るからである。

今回のテストでも、G&P M120+ET1 リポ7.4v 800mAhが、机モーター+ET1 リポ11.1v 1400mAhと並んで、最高サイクルの20発/secを記録


3000円以下でこのハイサイだから、「コスパサイコー!」であることは間違いない


※注:M120はピニオンギヤが情けないほど弱いので交換必須。当店でM120を組み込むときは必ずピニオンギヤを交換しています。






さすがにメーカー純正ハイスピードモーターだけに、M120よりトルクがありながら、発射サイクルもかなりのもの。

実はハイサイ仕様でもテストをしていて(カスタムは飯の種なんでデータ公開はカンベンねw)、M120+ニッスイでは引けない仕様でも、EG-30000HC+ニッスイだと(トルクが足りなくて遅いながらも)なんとか動かせたりするのである。

なので、ニッスイでハイサイにしたいなら、M120よりEG-30000HCを選んだほうが無難。






いままでいろんな仕様でカスタムを作ってきて、「モーターのトルクなんて関係なくまわせるリポなら、やっぱりM120のほうが安くて速くてイイ!」ってのが自分の結論です。リポを使うことで、いろんなカスタムパーツが不要になったり、あらたな使い道が出てくるんですね。  

仕事と遊び

下のエントリのコメで、自分の造ったA&Kマシンガンズが元気に活躍してることを知ってホッとしてます わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪


が、今日はGunsmithカッタケのサバゲだったのですが、自分のMINIMIハイサイカスタム38は、ハンドガンより飛距離が出ず、しかも弾道不安定(ちょっと実験に失敗して…)、1ゲームだけ使ってお蔵入りorz

さらに、流速KAC PDWは、いろんなパーツをお客さんにあげていて(入荷時不良パーツの部品取りになっていて)、いろいろと不具合があり、この前、ついにセレクターギヤもあげちゃったので、フルオートからセレクターが動かない状態のまま…


Gunsmithカッタケに、「オーツカ、それ今度、直してあげるから」って、

可哀想な子を見る目で言われました |||(-_-;)||||||どよ~ん



いや、自分のモノとなると「ま、こんなんでいいや」って、自分本来のテキトーで大雑把な性格が顔を出すんですよねwww 

それに自分の銃をイジって遊んでるなら、お待ちのお客様の銃を仕上げなくちゃならないから、自分の銃には時間をかけられません。一回組んだら、終わりにしちゃうんで…

でも、もちろん仕事は別物です。お金をもらう以上、完璧になるまで何度でも組みなおしてます。それでも時折、チェックをスルーしてお客様のところに着いてから不具合がでるのは本当にごめんなさい。返送がお手数ですけど直しますので…


だから、今日のゲームでもGunsmithバトンで購入していただいた仲間の銃は、M60も、RPKも、KAC PDWも、EBRも、みーんな元気に活躍してましたよ!

自分の銃以外は…



  

中華パーツの耐久性

「中華のパーツはゴミだから、マルイに変えなきゃダメだよ」という意見もありますが、自分はそうは思っていません。


例えば、マルイと中華純正ギヤのセクターギヤの比較です。





ほら、マルイのギヤは、がっぽりと肉抜きされていて、構造上片側でしかピストンに当たるギヤを支えていないのに対して、中華ギヤは1枚モノに穴で肉抜きしているので、軸からギヤに対する力は均等にかかります。


そして、↓の写真のように





中華標準ギヤは、ピストンに当たるギヤとスパーギヤに当たるギヤが別パーツの2ピース構造になっています。対するマルイは一体の鋳造です。

だから、マルイより中華ギヤのほうが強度&精度が高い構造なのです。

別にマルイが悪いわけではありません、メーカーですから相当な耐久テストをして「セクターギヤの耐久性、精度的には、鋳造の、この構造で必要十分」という結論に達したのだと思います。


そしてマルイパーツが素晴らしいのは、不良品の確率が皆無に近いということです。


中華は構造的には劣っていませんが、生産管理が致命的に甘いのでw、不良品がよく混在しています。


でも、すべての銃を調整&チューンしている当店では、不良パーツが混ざっていても、ちゃんと動作するように修正して使うか、

修正しきれない or 壊れているものは「これチャイ!」ってことで、ストックしているきちんとした中華パーツに交換します。

別にマルイパーツに交換してもいいんですけど、なにげにマルイは高くてコストアップになりますから、代替品が手持ちにあれば中華パーツを使います。

あ、ホップアップパッキンは「1J規制下ではマルイ純正がコスパ的にもサイコー!」主義者ですw




また、電動ガンが壊れるのは、不良パーツの問題以上に、組み方の善し悪しが大きいです。ミスると動作不良や破損をまねきますので、

「中華がよく壊れる」と言われているのは、デチューン解除・調整のために必ずメカボをばらさなければならず「組み立てミスが原因で動作不良を起こしたり壊したりしてしまい、それを中華パーツのせいだと勘違いしてしまう」というケースも結構あるからではないか、と想像しています。


自分が気づかなくても、組み方をミスってることはあるんですよ。もちろん当店でもミスることはありますので、なにかおかしいときは、中華パーツの不良でなくて、まず自分の組み立てミスを疑います。自分のミスでなかったら、そのあとで「不良パーツの見逃しかなぁ~」という考え方をします。

自分のウデを疑わないでパーツのせいにしていたら、いつまでもミスや不具合の本当の理由を見つけられず、テクニックが上達することはない、と思っています。



だからこそ、製作者の責任として3ヶ月無償修理保証を付けているんです。

●到着~1週間
初期不良だから、まず間違いなく自分の組み立てミス。なので往復の送料も当方負担

●1週間~3ヶ月
不良パーツが破損した可能性が高い。パーツごとにX線検査をすることも出来ず、見た目で分からない不良パーツは「運」なので、売った責任として修理は無償。でも、いつまでも区切りをつけないワケにはいかないから、送料はお客様にご負担していただく


ということにしています。  

飛距離と初速について

前に流速チューンについての話を書いたときに「飛距離アップカスタムを期待します!」ってコメントがあって、そのときも返答したんですけど、

飛距離に関しては1J規制下ではこれでもう限界

ってのがいまのところの自分の結論です。初速規制でなくエネルギーの規制で「重い弾を使えば初速を落とさなければならない」というトレードオフの関係ですから(下記のように、0.2g弾を使うとき=0.25gを使うときのエネルギー値にならないケースもあるんです)、ホップシステム以上の画期的発明がないと、現状の60m前後の飛距離でいっぱいいっぱいだと思うんです。この飛距離はもちろんフラットに飛ばして、って意味で、鬼ホップかけて上げて落としたり、上に向けて撃って放物線を描かせれば、到達飛距離は伸びますけど、そのことに別に意味はないと思うので…

流速チューンが、その画期的発明にあたる可能性はあって、重い弾を使うほど弾道が安定するという特性は、自分が見た流速チューンが施された個体での実例からわかっているのですが、

流速チューンは、重い弾を使っても初速が落ちにくいという特性もあります。

なので、ヘタをすると0.2gで計測すると規制値をクリアしても、0.25gとか0.28gの重量弾を使うと規制値オーバー…、という事態にも陥りかねないし、極めて短いバレルを使うので、ホップをかければかけるほど初速が上がるという特性もうまれます。この「ノンホップよりホップをかけたほうが(抵抗があったほうが)初速があがる」というのは流速チューンでなくても、一部のバレルの短いモデルで現れる現象です。

だから自分が造ったM4 流速スタッビも、自分用の流速KAC PDWも、初速は0.2g弾使用時に適性ホップで80m/sec台前半、目一杯ホップをかけても90m/secを超えないように抑えてます。

飛距離自体は上記の流速2機種でも、SR-16 Diabloでも大差なかったです。もちろん、もっと流速チューンに詳しい方が造れば、限界を突破する方法があるのかもしれませんけど、自分はそこまでの方法を知らないので、

流速チューンは音を楽しむ!

というモノとして造っているのです。



ただ、もちろん飛距離は銃による個体差があって、Gunsmithバトンの銃はすべて同じように90m/sec前後で作っているんですけど、前に、あるお客さんから「一緒に造ってもらったMASADAより、UMPのほうが飛ぶし当たるんですけど、なんで!?」って聞かれました。


でも、正直、分かりませんw UMPはシリンダー容量とバレル長の神バランスが発揮されたのではないかとwww


たまに神バランスのモデルがあるんです、やたら初速が出て、かなーりスプリングレートを落としてやらないと、規制値以下にならないヤツが…

そういうモデルに出合うと、いつもとペースが狂うので、何度もメカボを開け直すことになって苦労しますw




  

I love 重厚長大!

前の初速についての考察で、まるで長い銃がいらないみたいに書いているように見えますけど、あれはあくまでも効率を追求すると、っていう話で、エアガンは遊び道具なんだから、長いライフルも良いものですよ、もちろん!


そもそもサバゲは「勝った負けた、強い弱い」で楽しむものじゃなくて、あくまでも「ごっこ遊び」だと思ってます。サバゲは完全自己申告、ゴルフなんて目じゃないほど超紳士のスポーツですもんね。いいじゃないですか、強かろうが弱かろうが、長くて重くて非効率的でも、好きな銃で遊べば良いんです!



なんてったって、当店では



トライポッドに設置して撃つしかなくて、逃げも隠れもできない
M1919 ブローニング重機関銃

これだけ長くて重いのにエアコキ… ワンショットワンキル勝負の
M99バレットライフル

どう考えても電動ガンの飛距離にかなうわけもないモスカートで頑張る
RPG-7


という「キロいくら」で売った方がいいような、重厚長大なラインナップがずらりwww

サバゲで強い弱いで銃を選ぶのもありですけど、ネタ武器で盛大に散るほうが自分は好きですw




お客さんに「これとこれ、どちらが飛びますか?」って聞かれることもあるんですけど、自分は

造ってしまえば、どれも飛距離はあんま変わんないっすよ

って、夢も希望もない答えを返しますw 長くても短くても飛距離が変わらないのは寂しいですが、逆に言えば、どれでもサバゲで使えるように仕立てています。

長くて重くて不利なのは、心意気でカバーして下さいw


  

初速についての考察

うんちくシリーズは「俺様理論」というカテゴリを設けましたw

自分の中華エアガン製作での経験則と実験データから導き出した勝手理論なので、これが絶対に正しい、ということもないと思います。もし間違っていることや別の考え方があるなら、教えていただければ幸いです。




初速についての考察






まず、フルサイズシリンダーの場合です。

結論を先に書くと

初速は、スプリングレートはもちろんだが、バレル長とシリンダー容量で変化し、バレルが長ければ長いほど初速が上がるわけではない


CA ドラグノフ(PSG-1と同じロングサイズシリンダー、630mmがノーマルバレル)を用いたバレル長と初速の変化データ。バレル長以外、スプリングなどの条件は同一です

630mm 71m/sec

470mm 86m/sec

248mm 70m/sec

230mm 65m/sec

130mm 49m/sec

※この結果はロングサイズシリンダーのものですので、ノーマルサイズシリンダーでは、自ずと数値は異なってきます


となりました。ノーマルの630mmでは、すでにバレルの長さがシリンダー容量に対して長すぎて、発射のエア量が足りず、負圧状態となり初速が低下しています。

630mmのノーマルバレルでも、スプリングレートを上げれば90m/secの初速を出すことは出来ますが、もちろん効率的ではありません。強いスプリングは当然、各部に負担をかけますから、機械的に良いことはありませんし、あまりスプリングが強すぎると、弱いバッテリーではモーターを回しきれず、ロックして止まってしまいます。

なので、例えば当店のRPKでは、ノーマルバレル(640mm)で初速を出すためには強力なスプリングが必要で、サイクルも遅くなるし、ニッスイでは引き切れずロックして止まってしまいがちなので、インナーバレルを最適値にカットして、より弱いスプリングで効率的に初速を上げられるようにしています






次に、シリンダー途中に穴が開いている加速シリンダーの場合です。下記データは上記のCAドラグノフに加速シリンダーを入れたもので、同一日に測定し、スプリング他の条件は同一です。

630mm 52m/sec

470mm 64m/sec

248mm 69m/sec

230mm 73m/sec

130mm 65m/sec


初速が最大値になるバレル長がフルサイズシリンダーと加速シリンダーで違うのはもちろんですが、ここで注目してもらいたいのは、初速の上下幅です。フルサイズシリンダーと違い、バレル長による初速の差があまり出ていません


また、加速シリンダーの穴をずらす(フライス盤で穴を伸ばしていく)実験では(Gunsmithカッタケが行ったので、手元にデータを持っていませんが)

シリンダー容量により多少、変化はするが、本当に初速が落ちるのは、有効シリンダー長がわずか20mmほどになるところまで穴を広げたとき

という結果が出ています(これは自分もあとで検証実験をしました)


この二つの実験から推察されるのは

加速シリンダーは、バレル長やシリンダー容量の要素より、加速ポートが終わる位置のピストンスピードのほうが初速への影響が大きい

ということです。


加速シリンダーでの初速についての考察をまとめると

ピストンの動きとともにバレル内でBB弾が加速していくフルサイズシリンダーに対し、加速シリンダーはポートが終わる位置にピストンが来たときに、一気にエアがチャンバーに流れ込み、そのときの流速が初速決定に対する寄与度が大きい

というのが結論です。




そして命中精度についてです。上記のように

加速シリンダーはバレルやシリンダー容量に初速が影響されにくいということは、

フルサイズシリンダー+ロングバレルより、加速シリンダー+適切な長さのバレルのほうが外的要素による初速の変化が少ない=安定した初速=優れた命中精度を期待出来る

長いバレルだからといって命中精度が上がるわけではありません。

事実、いままでイジってきた中華エアガンのなかで、もっとも命中精度が期待出来るのはKAC PDWです。これはJMでもDboysでも一緒で、バレルとシリンダーの神バランス、銃の構造が命中精度の高さを実現しているのだと推測されます。

命中精度を上げるにはKAC PDWの長さがあれば十分なんです。


もちろんこれはすべて1ジュール規制下の話であって、それ以上の初速の世界では、バレルとシリンダー容量の関係が変わってくる可能性もあると思います。



うーん、長くなってしまいましたねw 最後まで読んでいただいてありがとうございました。  



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