カスタムモーターサイクルテスト

中華電動ガンが「トロい…」と言われる原因はモーターにある。中華標準、いわゆる机モーターは、すんばらしく遅い…

そこで、当店、取扱の各モーターでの比較テストを行ってみた。





東京マルイ EG-30000HC(4580円:値引き後4351円)

東京マルイ EG1000(3080円:値引き後2926円)

G&P M120(3080円:値引き後2926円)

ET1 リポバッテリー7.4v 800mAh(2280円:値引き後2166円)

ET1 リポバッテリー11.1v 1400mAh(3980円:値引き後3781円)


結果は下記の表の通り








低級中華標準 机モーター


なんでこんなに遅いかと言えば、中華のフルスペックは凶悪な初速であり、そのスプリングを引くため、ハイトルクモーターどころか

超トルクモーターであるからw



早くもモーターについての俺様理論の結論を言ってしまうと

「トルクと回転数は基本的にトレードオフの関係にあるので、その銃の使い方にあったモーターを選べばいい」

ということ。サイクルテストのように、STDギヤ比&机モーターで11.1vを使うと20発/sec。すなわち中華箱出しに11.1vを使うだけで結構なハイサイ仕様の出来上がりだったりするのだ。

机モーター以上のモーターで11.1vが未計測なのは、自分の経験上、「7.4vでこのサイクルだと、11.1vを使うとピスクラするから」であり、11.1vを使うならセクカが必要になってくるため。すなわち11.1vをそのまま使えるのは机モーターだけということでもある。






1J規制下&ニッスイバッテリーを使うならベストバランスのEG1000。さすがのマルイ様である。

なぜベストバランスかと言えば、


    ●EG-1000 ニッスイ8.4v





このようにEG1000では、トリガーを引いてから(動き始めてから)、1発、2発、3発と、ほぼ等間隔で発射されるが、


    ●M120 ニッスイ8.4v





ハイスピードモーターのM120では、トルクが薄いためトリガーを引いてから1発目までの時間がかかり、2発、3発と発射間隔が短くなる(次第にサイクルが上がっていく)からである。

これはすなわち、M120ではセミで撃つと「ウィポン、ウィポン」となりレスポンスがタルいけど、EG1000なら「スパン、スパン」と気持よく撃てる、ということなのである。

だから、ニッスイを使うならEG1000に交換するのがおすすめである。






一方、安くて速いM120、リポバッテリーを使うなら一押しのモーターである。

なぜかというと、リポなら出力特性がいいので、上記のニッスイのような1発目のトロさがない。トルクの薄いハイスピードモーターであっても、問題なくセミが「スパン、スパン」と撃てるレスポンスとハイサイクルが手に入るからである。

今回のテストでも、G&P M120+ET1 リポ7.4v 800mAhが、机モーター+ET1 リポ11.1v 1400mAhと並んで、最高サイクルの20発/secを記録


3000円以下でこのハイサイだから、「コスパサイコー!」であることは間違いない


※注:M120はピニオンギヤが情けないほど弱いので交換必須。当店でM120を組み込むときは必ずピニオンギヤを交換しています。






さすがにメーカー純正ハイスピードモーターだけに、M120よりトルクがありながら、発射サイクルもかなりのもの。

実はハイサイ仕様でもテストをしていて(カスタムは飯の種なんでデータ公開はカンベンねw)、M120+ニッスイでは引けない仕様でも、EG-30000HC+ニッスイだと(トルクが足りなくて遅いながらも)なんとか動かせたりするのである。

なので、ニッスイでハイサイにしたいなら、M120よりEG-30000HCを選んだほうが無難。






いままでいろんな仕様でカスタムを作ってきて、「モーターのトルクなんて関係なくまわせるリポなら、やっぱりM120のほうが安くて速くてイイ!」ってのが自分の結論です。リポを使うことで、いろんなカスタムパーツが不要になったり、あらたな使い道が出てくるんですね。  

仕事と遊び

下のエントリのコメで、自分の造ったA&Kマシンガンズが元気に活躍してることを知ってホッとしてます わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪


が、今日はGunsmithカッタケのサバゲだったのですが、自分のMINIMIハイサイカスタム38は、ハンドガンより飛距離が出ず、しかも弾道不安定(ちょっと実験に失敗して…)、1ゲームだけ使ってお蔵入りorz

さらに、流速KAC PDWは、いろんなパーツをお客さんにあげていて(入荷時不良パーツの部品取りになっていて)、いろいろと不具合があり、この前、ついにセレクターギヤもあげちゃったので、フルオートからセレクターが動かない状態のまま…


Gunsmithカッタケに、「オーツカ、それ今度、直してあげるから」って、

可哀想な子を見る目で言われました |||(-_-;)||||||どよ~ん



いや、自分のモノとなると「ま、こんなんでいいや」って、自分本来のテキトーで大雑把な性格が顔を出すんですよねwww 

それに自分の銃をイジって遊んでるなら、お待ちのお客様の銃を仕上げなくちゃならないから、自分の銃には時間をかけられません。一回組んだら、終わりにしちゃうんで…

でも、もちろん仕事は別物です。お金をもらう以上、完璧になるまで何度でも組みなおしてます。それでも時折、チェックをスルーしてお客様のところに着いてから不具合がでるのは本当にごめんなさい。返送がお手数ですけど直しますので…


だから、今日のゲームでもGunsmithバトンで購入していただいた仲間の銃は、M60も、RPKも、KAC PDWも、EBRも、みーんな元気に活躍してましたよ!

自分の銃以外は…



  

中華パーツの耐久性

「中華のパーツはゴミだから、マルイに変えなきゃダメだよ」という意見もありますが、自分はそうは思っていません。


例えば、マルイと中華純正ギヤのセクターギヤの比較です。





ほら、マルイのギヤは、がっぽりと肉抜きされていて、構造上片側でしかピストンに当たるギヤを支えていないのに対して、中華ギヤは1枚モノに穴で肉抜きしているので、軸からギヤに対する力は均等にかかります。


そして、↓の写真のように





中華標準ギヤは、ピストンに当たるギヤとスパーギヤに当たるギヤが別パーツの2ピース構造になっています。対するマルイは一体の鋳造です。

だから、マルイより中華ギヤのほうが強度&精度が高い構造なのです。

別にマルイが悪いわけではありません、メーカーですから相当な耐久テストをして「セクターギヤの耐久性、精度的には、鋳造の、この構造で必要十分」という結論に達したのだと思います。


そしてマルイパーツが素晴らしいのは、不良品の確率が皆無に近いということです。


中華は構造的には劣っていませんが、生産管理が致命的に甘いのでw、不良品がよく混在しています。


でも、すべての銃を調整&チューンしている当店では、不良パーツが混ざっていても、ちゃんと動作するように修正して使うか、

修正しきれない or 壊れているものは「これチャイ!」ってことで、ストックしているきちんとした中華パーツに交換します。

別にマルイパーツに交換してもいいんですけど、なにげにマルイは高くてコストアップになりますから、代替品が手持ちにあれば中華パーツを使います。

あ、ホップアップパッキンは「1J規制下ではマルイ純正がコスパ的にもサイコー!」主義者ですw




また、電動ガンが壊れるのは、不良パーツの問題以上に、組み方の善し悪しが大きいです。ミスると動作不良や破損をまねきますので、

「中華がよく壊れる」と言われているのは、デチューン解除・調整のために必ずメカボをばらさなければならず「組み立てミスが原因で動作不良を起こしたり壊したりしてしまい、それを中華パーツのせいだと勘違いしてしまう」というケースも結構あるからではないか、と想像しています。


自分が気づかなくても、組み方をミスってることはあるんですよ。もちろん当店でもミスることはありますので、なにかおかしいときは、中華パーツの不良でなくて、まず自分の組み立てミスを疑います。自分のミスでなかったら、そのあとで「不良パーツの見逃しかなぁ~」という考え方をします。

自分のウデを疑わないでパーツのせいにしていたら、いつまでもミスや不具合の本当の理由を見つけられず、テクニックが上達することはない、と思っています。



だからこそ、製作者の責任として3ヶ月無償修理保証を付けているんです。

●到着~1週間
初期不良だから、まず間違いなく自分の組み立てミス。なので往復の送料も当方負担

●1週間~3ヶ月
不良パーツが破損した可能性が高い。パーツごとにX線検査をすることも出来ず、見た目で分からない不良パーツは「運」なので、売った責任として修理は無償。でも、いつまでも区切りをつけないワケにはいかないから、送料はお客様にご負担していただく


ということにしています。  

飛距離と初速について

前に流速チューンについての話を書いたときに「飛距離アップカスタムを期待します!」ってコメントがあって、そのときも返答したんですけど、

飛距離に関しては1J規制下ではこれでもう限界

ってのがいまのところの自分の結論です。初速規制でなくエネルギーの規制で「重い弾を使えば初速を落とさなければならない」というトレードオフの関係ですから(下記のように、0.2g弾を使うとき=0.25gを使うときのエネルギー値にならないケースもあるんです)、ホップシステム以上の画期的発明がないと、現状の60m前後の飛距離でいっぱいいっぱいだと思うんです。この飛距離はもちろんフラットに飛ばして、って意味で、鬼ホップかけて上げて落としたり、上に向けて撃って放物線を描かせれば、到達飛距離は伸びますけど、そのことに別に意味はないと思うので…

流速チューンが、その画期的発明にあたる可能性はあって、重い弾を使うほど弾道が安定するという特性は、自分が見た流速チューンが施された個体での実例からわかっているのですが、

流速チューンは、重い弾を使っても初速が落ちにくいという特性もあります。

なので、ヘタをすると0.2gで計測すると規制値をクリアしても、0.25gとか0.28gの重量弾を使うと規制値オーバー…、という事態にも陥りかねないし、極めて短いバレルを使うので、ホップをかければかけるほど初速が上がるという特性もうまれます。この「ノンホップよりホップをかけたほうが(抵抗があったほうが)初速があがる」というのは流速チューンでなくても、一部のバレルの短いモデルで現れる現象です。

だから自分が造ったM4 流速スタッビも、自分用の流速KAC PDWも、初速は0.2g弾使用時に適性ホップで80m/sec台前半、目一杯ホップをかけても90m/secを超えないように抑えてます。

飛距離自体は上記の流速2機種でも、SR-16 Diabloでも大差なかったです。もちろん、もっと流速チューンに詳しい方が造れば、限界を突破する方法があるのかもしれませんけど、自分はそこまでの方法を知らないので、

流速チューンは音を楽しむ!

というモノとして造っているのです。



ただ、もちろん飛距離は銃による個体差があって、Gunsmithバトンの銃はすべて同じように90m/sec前後で作っているんですけど、前に、あるお客さんから「一緒に造ってもらったMASADAより、UMPのほうが飛ぶし当たるんですけど、なんで!?」って聞かれました。


でも、正直、分かりませんw UMPはシリンダー容量とバレル長の神バランスが発揮されたのではないかとwww


たまに神バランスのモデルがあるんです、やたら初速が出て、かなーりスプリングレートを落としてやらないと、規制値以下にならないヤツが…

そういうモデルに出合うと、いつもとペースが狂うので、何度もメカボを開け直すことになって苦労しますw




  

I love 重厚長大!

前の初速についての考察で、まるで長い銃がいらないみたいに書いているように見えますけど、あれはあくまでも効率を追求すると、っていう話で、エアガンは遊び道具なんだから、長いライフルも良いものですよ、もちろん!


そもそもサバゲは「勝った負けた、強い弱い」で楽しむものじゃなくて、あくまでも「ごっこ遊び」だと思ってます。サバゲは完全自己申告、ゴルフなんて目じゃないほど超紳士のスポーツですもんね。いいじゃないですか、強かろうが弱かろうが、長くて重くて非効率的でも、好きな銃で遊べば良いんです!



なんてったって、当店では



トライポッドに設置して撃つしかなくて、逃げも隠れもできない
M1919 ブローニング重機関銃

これだけ長くて重いのにエアコキ… ワンショットワンキル勝負の
M99バレットライフル

どう考えても電動ガンの飛距離にかなうわけもないモスカートで頑張る
RPG-7


という「キロいくら」で売った方がいいような、重厚長大なラインナップがずらりwww

サバゲで強い弱いで銃を選ぶのもありですけど、ネタ武器で盛大に散るほうが自分は好きですw




お客さんに「これとこれ、どちらが飛びますか?」って聞かれることもあるんですけど、自分は

造ってしまえば、どれも飛距離はあんま変わんないっすよ

って、夢も希望もない答えを返しますw 長くても短くても飛距離が変わらないのは寂しいですが、逆に言えば、どれでもサバゲで使えるように仕立てています。

長くて重くて不利なのは、心意気でカバーして下さいw


  

初速についての考察

うんちくシリーズは「俺様理論」というカテゴリを設けましたw

自分の中華エアガン製作での経験則と実験データから導き出した勝手理論なので、これが絶対に正しい、ということもないと思います。もし間違っていることや別の考え方があるなら、教えていただければ幸いです。




初速についての考察






まず、フルサイズシリンダーの場合です。

結論を先に書くと

初速は、スプリングレートはもちろんだが、バレル長とシリンダー容量で変化し、バレルが長ければ長いほど初速が上がるわけではない


CA ドラグノフ(PSG-1と同じロングサイズシリンダー、630mmがノーマルバレル)を用いたバレル長と初速の変化データ。バレル長以外、スプリングなどの条件は同一です

630mm 71m/sec

470mm 86m/sec

248mm 70m/sec

230mm 65m/sec

130mm 49m/sec

※この結果はロングサイズシリンダーのものですので、ノーマルサイズシリンダーでは、自ずと数値は異なってきます


となりました。ノーマルの630mmでは、すでにバレルの長さがシリンダー容量に対して長すぎて、発射のエア量が足りず、負圧状態となり初速が低下しています。

630mmのノーマルバレルでも、スプリングレートを上げれば90m/secの初速を出すことは出来ますが、もちろん効率的ではありません。強いスプリングは当然、各部に負担をかけますから、機械的に良いことはありませんし、あまりスプリングが強すぎると、弱いバッテリーではモーターを回しきれず、ロックして止まってしまいます。

なので、例えば当店のRPKでは、ノーマルバレル(640mm)で初速を出すためには強力なスプリングが必要で、サイクルも遅くなるし、ニッスイでは引き切れずロックして止まってしまいがちなので、インナーバレルを最適値にカットして、より弱いスプリングで効率的に初速を上げられるようにしています






次に、シリンダー途中に穴が開いている加速シリンダーの場合です。下記データは上記のCAドラグノフに加速シリンダーを入れたもので、同一日に測定し、スプリング他の条件は同一です。

630mm 52m/sec

470mm 64m/sec

248mm 69m/sec

230mm 73m/sec

130mm 65m/sec


初速が最大値になるバレル長がフルサイズシリンダーと加速シリンダーで違うのはもちろんですが、ここで注目してもらいたいのは、初速の上下幅です。フルサイズシリンダーと違い、バレル長による初速の差があまり出ていません


また、加速シリンダーの穴をずらす(フライス盤で穴を伸ばしていく)実験では(Gunsmithカッタケが行ったので、手元にデータを持っていませんが)

シリンダー容量により多少、変化はするが、本当に初速が落ちるのは、有効シリンダー長がわずか20mmほどになるところまで穴を広げたとき

という結果が出ています(これは自分もあとで検証実験をしました)


この二つの実験から推察されるのは

加速シリンダーは、バレル長やシリンダー容量の要素より、加速ポートが終わる位置のピストンスピードのほうが初速への影響が大きい

ということです。


加速シリンダーでの初速についての考察をまとめると

ピストンの動きとともにバレル内でBB弾が加速していくフルサイズシリンダーに対し、加速シリンダーはポートが終わる位置にピストンが来たときに、一気にエアがチャンバーに流れ込み、そのときの流速が初速決定に対する寄与度が大きい

というのが結論です。




そして命中精度についてです。上記のように

加速シリンダーはバレルやシリンダー容量に初速が影響されにくいということは、

フルサイズシリンダー+ロングバレルより、加速シリンダー+適切な長さのバレルのほうが外的要素による初速の変化が少ない=安定した初速=優れた命中精度を期待出来る

長いバレルだからといって命中精度が上がるわけではありません。

事実、いままでイジってきた中華エアガンのなかで、もっとも命中精度が期待出来るのはKAC PDWです。これはJMでもDboysでも一緒で、バレルとシリンダーの神バランス、銃の構造が命中精度の高さを実現しているのだと推測されます。

命中精度を上げるにはKAC PDWの長さがあれば十分なんです。


もちろんこれはすべて1ジュール規制下の話であって、それ以上の初速の世界では、バレルとシリンダー容量の関係が変わってくる可能性もあると思います。



うーん、長くなってしまいましたねw 最後まで読んでいただいてありがとうございました。  

流速 造っちったw

◯イさんの色替え作戦に対抗してw Gunsmithバトン着せ替え作戦、第三弾!

M4 流速スタッビ(4万9800円)





流速チューンはやる気なかったんだけど、短いM4を造りたくなって、「どーせなら目一杯短く!」ってチョップしたらこんなになっちゃったw で、この短さで飛ばすためには流速チューンを使うしかないな、ってことでした。


自分は流速チューンについては初心者だから、簡単に造る方法だけ説明すると

短いバレルに対して過大なエアーを急激に与える

ってこと。こうするとわずか10cm少々のバレルで、普通の長さのエアガンと同等以上の飛びを実現出来る。なんでそうなるかというと「エアーがBB弾を追い越して包みこむので外乱に強く安定した弾道になる」とも言われているけど、自分は流体力学を学んだわけでもないし、初速や発射サイクルと違って、BB弾のまわりの空気の流れとか計測して証明することが出来ないから、理論は不明。ただ方法は何通りか知ってるから流速チューンを造れるってだけ。


まあ、前のコメにも書いたけど、自分の知る限りでは流速チューンだから100mも飛ぶってわけでもないし、それほど魔法のチューンってわけでもないと思う。ただ、流速チューンは不思議な現象だから、あまり「飛ぶぜ!当たるぜ!」って宣伝すると、ますます怪しく見えてオカルトチックになっていくので、あんまし触れたくなかったんですw


とは言いながら、背に腹は代えられないんで造ちゃった… とりあえず、流速チューンは「音」を楽しむものだと自分は思ってますw ホント、モデルガン(火薬)要らず、ってほど炸裂音が凄いんだよ!

音の比較動画 ↓ も撮ったけど、IXYのマイクじゃ正直よく解らんねw

  

命中精度の考察

前のエントリでTTさんから、ちょうど良い題材のコメントがあったので、コメ返答じゃなくて、新たに書き起こしますね



中華エアガン調整&チューンの経験から見た
命中精度についての考察






BB弾をまっすぐ飛ばすために、ある程度の初速は必要ですけど、逆に言えば

命中精度を上げるためにある程度以上の初速は別に必要ではありません

その証明として、アームズマガジンの企画で12丁中2位の命中精度を実現したSR-16 Diabloは、レギュレーションでは95m/secまで許容範囲だったんですけど、あえて規程通りの90m/sec以下、89m/secに抑えました。なんとなく90m/secギリにしたけどw 別にもっと低くても問題ないと思ってます。


また自分の経験則では、タイトバレルなどのカスタムバレルを入れても、必ずしも目に見えて命中精度が向上する、ということもありません。だからSR-16 Diabloは、中華ノーマル真鍮バレルのまんまですw

自分でElement 6.04精密タイトバレルを売ってますけど、これは1780円~と、マルイ純正を買うより安いからで、特に命中精度向上をうたっているわけでもないんです。


それと「バレルが長いほど命中精度が良い」と思うかもしれませんが、シリンダー容量に最適な長さのバレル長で十分であって、それ以上の長さになるとBB弾を押し出すエア量が足りなくなり、負圧=抵抗=初速低下になるだけなので、かえって命中精度は落ちると思っています。SR-16 Diabloは、命中精度向上のためにロングにしようとは思いませんでした。ノーマルのバレル長でシリンダー容量とバランスしていて効率が良いのはわかっていたので、そのままの長さです。
※バレル長とシリンダー容量の関係は、長くなるのでまたあとで書きますね



自分の経験則では、命中精度を決定づけるのは、


1.銃本体の剛性

2.ノズルがチャンバー内で、毎回きちんと定位置に止まるか

3.バレルはまっすぐ前を向いているか、チャンバーの角度は正しいか

4.バレル長とシリンダー容量が適切なバランスか



ぐらいです。だから、ちゃんと組んであげれば命中精度向上に関することは、それで十分、というのが自分の信条です。だって精度に信用がおけない中華真鍮バレルでも、ちゃんと組めばいつも十分な命中精度は出せるんです。おかげさまで自分の銃は「よく当たる」との評判をいただいております。

命中精度を向上させたければ、その銃と相性が良いBB弾を探すのが早いと思います。



お客さんに「このカスタムバレルを入れたいんですけど、どうですか?」って聞かれると

あんま変わんないっすよ、きっと」 って答えるのが自分のデフォですw  



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