[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

BATON's blog 読者の皆様おはようございます。バトン店長のデイヴ金子でございます。

ようやく本格的な春が来たと思ったのもつかの間、昨日は終日はっきりしない天気で薄ら寒く、今日も広い範囲で大雨の恐れがあるとか無いとか。
自宅で大人しくしていなさいと、お天道様が言っているのかもしれませんね。

さて本日は、Snow Wolf 製のエアーコッキング式ライフル、バレット M82A1 についてのレポートをお送りいたします。
[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート
ミリブロ読者の皆様なら、バレットという巨大なライフルを一度は見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

12.7x99mm NATO弾という桁外れにデカい弾薬を撃ち出すため、1982年にBARRETT社によって作られたセミオートライフルで、今では70を超える国の軍や法執行機関で使用されているそうです。

米陸軍では2002年に、M107 .50 caliber Sniper Rifle - LRSR として採用され、Leupold (ルーポルド) 4.5–14×50 Mark 4スコープとの組み合わせにより、1,500~2,000mの距離における対物、または限定的状況下での対人兵器として使われています。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

バレットが使用する12.7x99mm NATO弾はもともと、戦車やジープ、果ては戦闘機に搭載する重機関銃に使われている弾薬で、どこのご家庭にもあるであろう、ZEBRAハイマッキーとほぼ同じサイズと言えば、ライフル弾として異様なまでのその大きさがイメージしやすいと思います。

この銃も様々な漫画や映画、ゲーム等に登場していますが、私デイヴ金子が一番印象に残っているのは、COD4 MW でのザカエフ狙撃ミッション、「 One Shot, One Kill 」ですね~。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

ネタバレを避けるため詳しくは書きませんが、今ならリマスター版がありますから、PS4をお持ちで未見の方には是非ともプレイしていただきたいと思います。

尚、バレットにはM28M28A1の2種類があり、両者の外観はほとんど同じなのですが、A1の方は、Raufoss Mk 211 という特殊な弾丸を撃ち出すための頑丈な銃身とエキストラクターアッシーを備えているそうです。

参考までに、ラリー・ビッカース氏による Raufoss Mk 21 でダミー人形を撃つ動画を張ってみますが・・・こんな弾で撃たれたくはありませんね(汗)



と、今回も前置きが長くなってしまいましたが、ここからは Snow Wolf 製 バレット M82A1 について紹介して参りましょう。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

先日レポートをお届けしました、SVOBODA製CHEYTAC M200 CO2 も大概でしたが、このバレットも大口径ライフルだけあり、全長1,425mmと流石の巨大さを誇っています。
重量については12kgを超える実銃に対しておよそ6kgと半分程度で、エアガンとしてはヘビー級であるものの、何とか取り廻せる重さにまとまっています。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

お約束の銃口まわりから見て参りますと、戦車砲もかくやという巨大なマズルブレーキが目を引きます。
海外サイトによれば「タンクタイプ フラッシュハイダー」と呼ばれているようですが、納得の命名ですよね(汗)
[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート
真横から見ると、ご覧の通りの風通しの良さです。
このマズルブレーキのおかげで、人間には扱えないレベルだった射撃時の反動を、12ゲージショットガンと同程度まで抑えることが出来たそうですが、それだけに噴き出す発射ガスの勢いは凄まじく、銃口にかぶせたカボチャが木っ端微塵になるほどの威力となっています。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

放熱用フルートの入ったアルミ製アウターバレルは、外径38.5mmという太さに加え、バレルジャケットから突き出した部分だけで420mmという規格外のサイズ。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

その長大なバレルを掴んで反時計回りに90度ひねると、チャンバー部分を含めたバレルアッセンブリーがズルリと引っこ抜けます。
抜きとったバレルとレシーバー本体がほぼ同じ長さというのも、なかなかに凄い光景ですよね。
ちなみに、マズルブレーキ先端からチャンバー末端までの長さは、およそ900mmでした。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

アッパーレシーバーと一体になったバレルジャケット上の20mmレール前端には、キャリングハンドルがマウントされていますが、無論ハンドル基部をお好みの位置に移動することも可能です。
細身のハンドルはちょっと頼りなさそうに見えますが、しっかりとスチールで作られており、6kgの自重を支えるに充分な強度を備えています。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

こちらは、キャリングハンドルをたたんだ状態です。
バレルジャケット上に見えるのはスリングスイベルですね。
やはりスチール製で、分厚いバレルジャケットを貫通し、裏側からナットで固定されています。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

六角形の断面を持つバレルジャケットは、両側面にクーリングホールが開けられています。
磁石がつかないのでアルミ製と思われますが、3mm近い厚みの板材からプレス加工で作られているので、実に本物らしい良い雰囲気です。

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非常に質感の良いバイポッドは脚部がスチール製で、実物と並べても見分けがつかないほどリアルに作られています。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

画像中央付近にあるボタンを押し込むことでロックを解き、長さを5段階に調整することが可能。
皆さん良く知るところの、M60のバイポッドにとても良く似ていますよね。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

脚部の付け根こそダイキャスト製ですが、レシーバーと接続されるマウント部分は分厚いスチール板のプレス加工品で、実銃の重さにも耐えるであろう頑強さを獲得しています。

バイポッドアッセンブリーは、画像中央に見える銀色のピンでレシーバーに固定されており、これを抜くことで取り外しも可能です。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

こちらはバイポッドを折りたたんだ状態です。
ちょっとブラブラして扱いに困る感じがありますが、そもそもこの状態で立射出来るようなライフルではありませんからね。
ただ撃つだけなら可能でも、きちんと狙って当てるとなったら、バイポッドを展開しなければ話しにならないでしょう。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

ドアポストかと思うほど横に広いエジェクションポートですが(汗)、その内側にあるボルトカバーからコッキングハンドルが伸びています。
この形状は、M28の物をトレースしているようですね。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

コッキングハンドルを画像の位置まで引くとピストンがコッキングされ、ハンドルを放すとボルトカバーが前進して、チャンバーにBB弾がセットされます。
コッキング動作の度に響く バシャッ! という金属音がたまりません。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

ボルトカバーを下げると、ご覧のようにチャンバーアッシーが顔を出し、ホップ調整ダイヤルにアクセス出来ます。
調整ダイヤルを上(半時計方向)に回すとホップが強くなる仕組みです。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

マガジンハウジング部分を下から覗くと、チャンバーへの給弾口以外何も無いといった風情でちょっとびっくりしますね。
マガジンリリースレバーは極めてシンプルなシーソー型になっています。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート


飯盒を思わせる巨大なマガジンは樹脂製で、重さはおよそ220g。
スプリング給弾式のいわゆるノーマルマガジンで、装弾数は35発です。

前後の長さはおよそ130mmですが、12.7x99mm弾は全長が138mmありますから、実物よりちょっと小振りに作られているようですね。
それでも、ライフルのマガジンとしては充分過ぎるほどの大きさですが(汗)

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート


本体にマガジンをセットした状態を真横から。
グリップが無かったら、これがライフルの機関部だとは思えないでしょうね。

マガジンハウジングなのかマグウェルなのかと悩んでしまう両側面の装甲(?)は、レシーバーと同じアルミ板のプレス加工品です。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

フィンガーチャンネルのついたM16A2系のグリップは、なんと電動ガン用のものが装着されています。
もしかして、AR15系電動ガンのグリップなら交換出来るのかもしれませんね。
後日検証してみようと思います。

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート

グリップ左側上部には、これまたAR15系のセレクターレバーが設けられており、SAFESEMI の切替が可能です。
SEMI と言ってもエアーコッキングガンなので、1発ごとにコッキングが必要になりますけどね(汗)

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート


バットプレート部分はゴム製で、充分な滑り止め効果を発揮。
アッパーレシーバー後方右側には、スチール製のスリングスイベルが設けられています。

前後のスイベルは、スリングで吊るに充分な強度を備えていますが、このライフルを背負って歩くのはちょっと遠慮したいところですね・・・。

尚、このSnow Wolf 製 バレット M82A1 につきましては、箱出しでは弊社規定の性能に達しないため、ご注文をいただいてから内部を調整して出荷いたします。

弊社でしっかり調整すればスナイパーライフルとして十二分に戦えるだけの素性の良さはありますので、どうかご安心くださいませ。

バッテリーも充電器もガスも要らず、気温によって初速が変わることもない
エアーコッキングガンの魅力は、BB弾さえあればいつでも気軽に撃てるということに尽きますよね。

強烈な個性を気軽にお楽しみいただけるエアーコッキングライフル、Snow Wolf 製 バレット M82A1
この機会に、是非ともご検討くださいませ!



[ Snow Wolf ]バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 34,980円

[ Snow Wolf ] バレット M82A1 [ エアーコッキング ] 製品レポート
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※ 製造品質が不安定な中国本土生産品のため、調整済みで販売のみとなります





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