リポ話2
リポ話にみなさん興味津々(アクセスいっぱいw)だったので、続きを書きますね
※いま発売中のアームズマガジンで掲載しているSR-16 Diabloのストックパイプインリポ。リポバッテリー7.4v 800mAhなら、無加工でストックパイプに入り、ストックパイプ自体のフタは閉まらないけど、ストックは完全に伸縮可能
そもそも「リポ」って、リチウムイオンポリマー二次電池の略なんです
(以下の説明文はウィキペディアから要点を転載してます)
リポの利点は
「非水系の電解液を使用するため、水の電気分解電圧を超える高い電圧が得られ、エネルギー密度が高い。このような特徴からノートパソコンなどに多く使用されている。メモリー効果が小さく、携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーなどのような継ぎ足し充電をする機器に適している。金属リチウム二次電池に対する最大の利点は、デンドライト問題(充放電の繰り返しに伴い電極にデンドライト状(樹枝状晶)リチウムが析出し、電極を短絡させる現象)がほぼ存在しないことにある。また、自己放電特性(充電エネルギーの保持特性)はニカド電池やニッケル水素電池より格段によい」
つまり、非常に効率的で、メモリー効果が小さく、自己放電も少ない、夢の充電池
逆にリポの欠点は
「常用領域と危険領域が非常に接近していて、安全性確保のために充放電を監視する保護回路が必要である。これは、充電時に電圧が上昇する際に、正極および負極が極めて強い酸化状態・還元状態に置かれ、他の低電圧の電池に比べて材料が不安定化しやすいためである。過度に充電すると正極側では電解液の酸化・結晶構造の破壊により発熱し、負極側では金属リチウムが析出する。電池を急激に劣化させるだけでなく、最悪の場合は破裂・発火する。したがって、充電においては極めて高い精度(数十 mVのレベル)での電圧制御が必要である」
つまり、しっかり造って、きちんと充電しないと破裂・発火する、ということ
でも、その性能からリポはこれからの充電池として普及していくことは確実で
「リチウムポリマー電池は、外装に、従来の鉄やアルミニウムの缶ではなく、レトルト食品に使用されるアルミラミネートフィルムが使われていることが特徴で、三洋電機を始めとする各社から発表発売されている。万が一の事故時の反応が穏やかであるため、最近はハイブリッド自動車用バッテリーとしても利用されている。(市販車の例: ヒュンダイ・アバンテLPiハイブリッド)[要出典]。自動車用リチウムイオン電池はリチウムエナジージャパンが三菱自動車のi-MiEV用に量産を開始している。電池メーカーの他に、トヨタ、日産自動車、ホンダなど自動車メーカーでも研究されている」
とのことで、次世代ハイブリッド車には必須のバッテリーなんです。
ちなみに「リフェ」はアルミラミネートフィルムでなく、従来のニッスイのように、金属外装が使われていて、丸い乾電池型。でも自分もリフェはテストしたんですけど、その出力特性は、従来のニッスイ、ニッカドとあまり変わらないです。リフェ9.9vならニッスイ9.6vと同等でした。
リポは出力特性が段違いです。容量が大きいほどサイクルが上がりますが(その銃の仕様によるのでなんとも言えませんが、1400mAhもあればそれ以上はサイクルが上がらないような感じで、リポバッテリー7.4v 1400mAhで、ニッスイ9.6vとほぼ同等のサイクル)、出力特性は容量が少なくても抜群で、素晴らしい立ち上がりトルクでモーターを回してくれます。
自分の造るハイサイカスタム38は、超高いギヤレートをハイスピードモーターで回すので、フルスペックの90m/sec以上になるスプリングレートだと、リポでしか回せません。ニッスイやニッカド(スモールでもラージでも、13.2vでも)、リフェで回せない仕様でも
リポバッテリー7.4v 800mAhで軽々と動かせるのです
だから、なにもチューンしていない普通の電動ガンでも、リポに変えるだけで、引き始めのトルクが出るので、圧倒的にセミのキレが向上しますよ。
一回、リポを使ってしまうと、もうその他のバッテリーには戻れませんw
※いま発売中のアームズマガジンで掲載しているSR-16 Diablo
そもそも「リポ」って、リチウムイオンポリマー二次電池の略なんです
(以下の説明文はウィキペディアから要点を転載してます)
リポの利点は
「非水系の電解液を使用するため、水の電気分解電圧を超える高い電圧が得られ、エネルギー密度が高い。このような特徴からノートパソコンなどに多く使用されている。メモリー効果が小さく、携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーなどのような継ぎ足し充電をする機器に適している。金属リチウム二次電池に対する最大の利点は、デンドライト問題(充放電の繰り返しに伴い電極にデンドライト状(樹枝状晶)リチウムが析出し、電極を短絡させる現象)がほぼ存在しないことにある。また、自己放電特性(充電エネルギーの保持特性)はニカド電池やニッケル水素電池より格段によい」
つまり、非常に効率的で、メモリー効果が小さく、自己放電も少ない、夢の充電池
逆にリポの欠点は
「常用領域と危険領域が非常に接近していて、安全性確保のために充放電を監視する保護回路が必要である。これは、充電時に電圧が上昇する際に、正極および負極が極めて強い酸化状態・還元状態に置かれ、他の低電圧の電池に比べて材料が不安定化しやすいためである。過度に充電すると正極側では電解液の酸化・結晶構造の破壊により発熱し、負極側では金属リチウムが析出する。電池を急激に劣化させるだけでなく、最悪の場合は破裂・発火する。したがって、充電においては極めて高い精度(数十 mVのレベル)での電圧制御が必要である」
つまり、しっかり造って、きちんと充電しないと破裂・発火する、ということ
でも、その性能からリポはこれからの充電池として普及していくことは確実で
「リチウムポリマー電池は、外装に、従来の鉄やアルミニウムの缶ではなく、レトルト食品に使用されるアルミラミネートフィルムが使われていることが特徴で、三洋電機を始めとする各社から発表発売されている。万が一の事故時の反応が穏やかであるため、最近はハイブリッド自動車用バッテリーとしても利用されている。(市販車の例: ヒュンダイ・アバンテLPiハイブリッド)[要出典]。自動車用リチウムイオン電池はリチウムエナジージャパンが三菱自動車のi-MiEV用に量産を開始している。電池メーカーの他に、トヨタ、日産自動車、ホンダなど自動車メーカーでも研究されている」
とのことで、次世代ハイブリッド車には必須のバッテリーなんです。
ちなみに「リフェ」はアルミラミネートフィルムでなく、従来のニッスイのように、金属外装が使われていて、丸い乾電池型。でも自分もリフェはテストしたんですけど、その出力特性は、従来のニッスイ、ニッカドとあまり変わらないです。リフェ9.9vならニッスイ9.6vと同等でした。
リポは出力特性が段違いです。容量が大きいほどサイクルが上がりますが(その銃の仕様によるのでなんとも言えませんが、1400mAhもあればそれ以上はサイクルが上がらないような感じで、リポバッテリー7.4v 1400mAh
自分の造るハイサイカスタム38
リポバッテリー7.4v 800mAh
だから、なにもチューンしていない普通の電動ガンでも、リポに変えるだけで、引き始めのトルクが出るので、圧倒的にセミのキレが向上しますよ。
一回、リポを使ってしまうと、もうその他のバッテリーには戻れませんw
この記事へのコメント
メカボに悪影響なんでしょうか?
マルイノーマルにリポ7.4vなら、なんら問題はありませんよ。サイクルがニッスイ9.6v相当、15~17発/sec程度になりますけど、そのぐらいのサイクルなら、内部に対策をしなくてもピスクラの心配や、給弾が追いつかないということはありません。
また、なにか質問がありましたら、他のみなさんへの参考にもなりますので、コメント欄にお気軽にどうそ!
Lipoに関する記事を参考にさせてもらっています。
上のコメントでマルイのノーマルでも
7.4vなら問題ないという話でしたがFETなしの場合
スイッチ焼けなども問題ないのでしょうか?
FETを入れないとスイッチがすぐに駄目になると聞いて
それほど劇的に早く駄目になるものなのかと気になっています。
返答よろしくお願いします。
はい、結構、その質問はよく聞かれるので、記事としてあげますので、ご参照いただければ幸いです。