ETAP-1 その1
いよいよスタートしたモンゴルラリーですが、初日、いきなりSS(スペシャルステージ:競技区間でタイムを測る)がキャンセルとなり、ビバークまですべてリエゾン(移動区間で指定されたオンタイムで走ればいい)だけとなりました。
そう、今年、モンゴルは60年ぶりの大雨ということで、各地が水没しています。ETAP-1のSSでは何回か川渡りがあったんですけど、その川がとても越えられないほど増水しているので、SSをキャンセルしコース変更となった次第です。

この日のリエゾンは合計650kmあまり(本来のリエゾンは439kmで、そこにコース変更のリエゾンが200kmほど追加されたわけです)、タイムは11時間。8時出発なので、19時にビバークに到着すれば良いわけです。650km÷11で、「60kmぐらいのアベレージで走ればいいんだな」ってことで余裕ぶっこいていたんですが、それがあとで焦りに変わります。リエゾンだからって油断してはならなかったんですよ

道の要所要所に点在する『オボー』 現地の人はオバーをみつけると時計回りに3周回って旅の安全を祈願するそうです。荒野のピストにも、ところどころオボーがあって、それがルートマップにも記載されているので、距離を合わせるのに重宝しましたし、オボーがあるとオンコースにいることを確かめられるので、走っていてオボーを見つけると凄く嬉しかったです

リエゾンは途中までずっと舗装路なのですが、道路脇にデューン(砂丘)があって、その麓にラクダが溜まっていました。きっと観光用で、お客さんを乗せるためじゃないですかね。写真を撮ろうとバイクを止めると、すぐにラクダ使いの少年たちに取り囲まれました(^_^;)

このリエゾンは舗装路だったんですけど、モンゴルは舗装路が怖いんですよ… こうやってあちこちの舗装が崩れて穴が開いているんです。こっちは100km/hぐらいのペースで巡航しているので、こんな穴に突っ込んだらたまったもんじゃありません。実際、道路脇でよくクルマが事故っていたり、パンクして修理していました。もう、目を皿のようにして遠くの路面を注視し、穴を避けながら走らなければならないんです ┐(´-`)┌

だいたいみんな同じようなペースで走っているので、ガソリンスタンドにつくと給油渋滞が発生していましたw


この日、小栗さんはすっ飛んでいって、スタート後、会うことはなかったんですけど、シンヨさんとはだいたいペースが同じぐらいで、ずっと一緒に走っていました
ここで食しているのはランチパック。ラリー参加者は毎日、主催者から昼飯というか食料が供給されます。貴重な栄養源なので休むたびにこまめに食べていました。でも、「おつまみのタラはラリーの食事としてどうなの!?」って感じでしたけどw

CP(チェックポイント)到着。ラリーではコースの要所要所にCPがあって、そこを通ったことをチェックカードに記載します。コースが決まっているサーキットではないので、ショートカットさせないためですね。
このCPまでは、ルートマップに記載されていた通常ルート。そしてこのあと本当はSSだったところがカットされて、ビバークまではコース変更。ルートマップはありません。
主催者から言われたのは「CPのあとはほぼ一本道で、舗装路40km、ダート100km、そのあとまた舗装路60kmぐらいでビバークに到着する。最後、橋を渡ったら右に曲がってすぐ左」とのこと。…これだけです。
そう、今年、モンゴルは60年ぶりの大雨ということで、各地が水没しています。ETAP-1のSSでは何回か川渡りがあったんですけど、その川がとても越えられないほど増水しているので、SSをキャンセルしコース変更となった次第です。
この日のリエゾンは合計650kmあまり(本来のリエゾンは439kmで、そこにコース変更のリエゾンが200kmほど追加されたわけです)、タイムは11時間。8時出発なので、19時にビバークに到着すれば良いわけです。650km÷11で、「60kmぐらいのアベレージで走ればいいんだな」ってことで余裕ぶっこいていたんですが、それがあとで焦りに変わります。リエゾンだからって油断してはならなかったんですよ

道の要所要所に点在する『オボー』 現地の人はオバーをみつけると時計回りに3周回って旅の安全を祈願するそうです。荒野のピストにも、ところどころオボーがあって、それがルートマップにも記載されているので、距離を合わせるのに重宝しましたし、オボーがあるとオンコースにいることを確かめられるので、走っていてオボーを見つけると凄く嬉しかったです

リエゾンは途中までずっと舗装路なのですが、道路脇にデューン(砂丘)があって、その麓にラクダが溜まっていました。きっと観光用で、お客さんを乗せるためじゃないですかね。写真を撮ろうとバイクを止めると、すぐにラクダ使いの少年たちに取り囲まれました(^_^;)
このリエゾンは舗装路だったんですけど、モンゴルは舗装路が怖いんですよ… こうやってあちこちの舗装が崩れて穴が開いているんです。こっちは100km/hぐらいのペースで巡航しているので、こんな穴に突っ込んだらたまったもんじゃありません。実際、道路脇でよくクルマが事故っていたり、パンクして修理していました。もう、目を皿のようにして遠くの路面を注視し、穴を避けながら走らなければならないんです ┐(´-`)┌
だいたいみんな同じようなペースで走っているので、ガソリンスタンドにつくと給油渋滞が発生していましたw
この日、小栗さんはすっ飛んでいって、スタート後、会うことはなかったんですけど、シンヨさんとはだいたいペースが同じぐらいで、ずっと一緒に走っていました

ここで食しているのはランチパック。ラリー参加者は毎日、主催者から昼飯というか食料が供給されます。貴重な栄養源なので休むたびにこまめに食べていました。でも、「おつまみのタラはラリーの食事としてどうなの!?」って感じでしたけどw
CP(チェックポイント)到着。ラリーではコースの要所要所にCPがあって、そこを通ったことをチェックカードに記載します。コースが決まっているサーキットではないので、ショートカットさせないためですね。
このCPまでは、ルートマップに記載されていた通常ルート。そしてこのあと本当はSSだったところがカットされて、ビバークまではコース変更。ルートマップはありません。
主催者から言われたのは「CPのあとはほぼ一本道で、舗装路40km、ダート100km、そのあとまた舗装路60kmぐらいでビバークに到着する。最後、橋を渡ったら右に曲がってすぐ左」とのこと。…これだけです。
あとは、ビバークのGPSポイントを頼りに走っていったわけなのですが…
ETAP-1はつづきます