調整内容レポート その2(APS M4 Keymod LPA:中編)
はい、『【調整済み・保証付】APS airsoft M4 Keymod LPA (ブローバック) 3万5990円(税抜)』のGunsmithバトン基本調整内容レポートは『中編』、
いよいよメカボ分解に取り掛かります。
レポート前編にて外装の分解が終わり、ロアーレシーバーから
メカボックスを取り出し、いよいよ内部調整に着手します。
まずはピストンスプリングを取り出しますが、APSのメカボックスは
クイックリリースタイプになっているのが魅力ですよね。
スプリングを取り出したところで、メカボックスを開けました。
中華電動ガンにしては中身がキレイなのがわかるでしょうか。
ギヤまわりのアップですが、薄い乳白色のグリスが使われており、
控えめに塗付されているのがおわかりいただけると思います。
反対側のメカボックス内部はこのような感じになっていました。
ちょっとグリスが多過ぎかもしれませんね。
メカボックスから取り出したギヤのグリスを、ウェスで丁寧に拭き取ります。
前回ご紹介したZB26で使っていたブレーキクリーナーを使用しないのは、
APSのグリスが比較的良質なものであるためだそうです。
緑や茶色のいわゆる中華グリスには、微細な金属粉等が混入しているので、
そういった場合はブレーキクリーナーでの清掃が必須ですが、
現在生産されているAPS製品であれば、その必要なないわけですね。
ここでベベルギヤの裏側を見ると、メカボックスと擦れた跡がありました。
これはつまり、適切なシム調整が行われていない証拠ですよね。
ここ最近、APS製品のクオリティが向上したのは間違いありませんが、
やはりこういった部分は手を入れる必要がありますね。
無論、メカボックス内部のグリスもきれいに拭き取っています。
こうして見ると、かなりキレイな成型であることがわかりますね。
ここでスイッチ部分に接点グリスを塗布してしまいます。
分解清掃していないのは、もともとまったく注油されていないためですね。
さて、APSのメカボックスにはベアリング軸受けが標準装備されています。
この軸受けはギヤの回転時の抵抗を少なくしてくれる優秀なものですが、
通常(メタルや樹脂)の軸受けを使う場合とは違うシム調整が必要なのだそうです。
この点については、後ほど詳述いたします。
オープンタイプのベアリングが採用されているため、
グリスの充填が出来るのも良いポイントとのことです。
これも前回のZB26同様、タペットプレートの前面にサンダーをかけています。
上の画像は、シリンダーから抜き取ったシリンダーヘッドの内側。
ピストンが当たる部分に貼り付けられたクッション用のゴム板ですが、
APS製品の場合、これが両面テープで貼り付けられているものがあり、
そのままではいずれ剥がれてしまうのが目に見えています。
このため、いったん剥がして両面テープをすべて取り去り、
しっかり接着固定するのですが、この固体は接着されていました。
こういったバラつきがあるのは、中華製品ならではですね。
また、加速シリンダーになっているためのエア抜きの穴が、
シリンダーの外側から抜かれているため、内側にバリが出ており、
そのままではピストンのOリングを傷つけてしまいます。
上の画像は、内側から指で触ってバリの有無を確認している様子ですが、
この固体はメーカーで除去されていたのか、バリは生じていませんでした。
上述の確認後、シリンダーの内壁にグリスを薄く塗りつけます。
どの程度塗付しているか、その雰囲気が画像で伝わるでしょうか。
このグリスが多過ぎると、いずれシリンダーヘッドの先端からはみ出し、
ノズルを伝ってチャンバーパッキンやインナーバレルにまわって、
弾道に悪影響を及ぼすことになるので、充分な注意が必要です。
前回記事で端折ってしまった、ピストンのラックギヤへのグリスアップです。
シリンダー内側と同じグリスを使っているのは前回同様ですね。
やはり前回同様なので、ギヤへのグリスアップは省略しましたが、
必要な作業を終えたギヤをメカボックスに組み付けた状態で、
タペットプレートがはまる溝にグリスを塗付しています。
先の作業を終え、ピストンを入れたシリンダーを組み付けます。
メカボックスを閉じて、BATON airsoft 電動ガン用スプリングの
まずは80を、バレルの長さから判断して、元のスプリングと交換します。
ここまででメカボが閉じられましたが、まだ終わらないのです。
組み立てとチェックが大切でして、『後編』に続きます。
いよいよメカボ分解に取り掛かります。
レポート前編にて外装の分解が終わり、ロアーレシーバーから
メカボックスを取り出し、いよいよ内部調整に着手します。
まずはピストンスプリングを取り出しますが、APSのメカボックスは
クイックリリースタイプになっているのが魅力ですよね。
スプリングを取り出したところで、メカボックスを開けました。
中華電動ガンにしては中身がキレイなのがわかるでしょうか。
ギヤまわりのアップですが、薄い乳白色のグリスが使われており、
控えめに塗付されているのがおわかりいただけると思います。
反対側のメカボックス内部はこのような感じになっていました。
ちょっとグリスが多過ぎかもしれませんね。
メカボックスから取り出したギヤのグリスを、ウェスで丁寧に拭き取ります。
前回ご紹介したZB26で使っていたブレーキクリーナーを使用しないのは、
APSのグリスが比較的良質なものであるためだそうです。
緑や茶色のいわゆる中華グリスには、微細な金属粉等が混入しているので、
そういった場合はブレーキクリーナーでの清掃が必須ですが、
現在生産されているAPS製品であれば、その必要なないわけですね。
ここでベベルギヤの裏側を見ると、メカボックスと擦れた跡がありました。
これはつまり、適切なシム調整が行われていない証拠ですよね。
ここ最近、APS製品のクオリティが向上したのは間違いありませんが、
やはりこういった部分は手を入れる必要がありますね。
無論、メカボックス内部のグリスもきれいに拭き取っています。
こうして見ると、かなりキレイな成型であることがわかりますね。
ここでスイッチ部分に接点グリスを塗布してしまいます。
分解清掃していないのは、もともとまったく注油されていないためですね。
さて、APSのメカボックスにはベアリング軸受けが標準装備されています。
この軸受けはギヤの回転時の抵抗を少なくしてくれる優秀なものですが、
通常(メタルや樹脂)の軸受けを使う場合とは違うシム調整が必要なのだそうです。
この点については、後ほど詳述いたします。
オープンタイプのベアリングが採用されているため、
グリスの充填が出来るのも良いポイントとのことです。
これも前回のZB26同様、タペットプレートの前面にサンダーをかけています。
上の画像は、シリンダーから抜き取ったシリンダーヘッドの内側。
ピストンが当たる部分に貼り付けられたクッション用のゴム板ですが、
APS製品の場合、これが両面テープで貼り付けられているものがあり、
そのままではいずれ剥がれてしまうのが目に見えています。
このため、いったん剥がして両面テープをすべて取り去り、
しっかり接着固定するのですが、この固体は接着されていました。
こういったバラつきがあるのは、中華製品ならではですね。
また、加速シリンダーになっているためのエア抜きの穴が、
シリンダーの外側から抜かれているため、内側にバリが出ており、
そのままではピストンのOリングを傷つけてしまいます。
上の画像は、内側から指で触ってバリの有無を確認している様子ですが、
この固体はメーカーで除去されていたのか、バリは生じていませんでした。
上述の確認後、シリンダーの内壁にグリスを薄く塗りつけます。
どの程度塗付しているか、その雰囲気が画像で伝わるでしょうか。
このグリスが多過ぎると、いずれシリンダーヘッドの先端からはみ出し、
ノズルを伝ってチャンバーパッキンやインナーバレルにまわって、
弾道に悪影響を及ぼすことになるので、充分な注意が必要です。
前回記事で端折ってしまった、ピストンのラックギヤへのグリスアップです。
シリンダー内側と同じグリスを使っているのは前回同様ですね。
やはり前回同様なので、ギヤへのグリスアップは省略しましたが、
必要な作業を終えたギヤをメカボックスに組み付けた状態で、
タペットプレートがはまる溝にグリスを塗付しています。
先の作業を終え、ピストンを入れたシリンダーを組み付けます。
メカボックスを閉じて、BATON airsoft 電動ガン用スプリングの
まずは80を、バレルの長さから判断して、元のスプリングと交換します。
ここまででメカボが閉じられましたが、まだ終わらないのです。
組み立てとチェックが大切でして、『後編』に続きます。