ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

皆様こんにちは。Gunsmith BATON ドンキ八王子店です。

本日は、弊社取り扱い製品の調整内容と、販売についてのお知らせです。

ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

先頃入荷しました、ICS M1ガーランド 8mmなのですが、弊社規定の調整を施すべく分解したところ、内部パーツの一部に、製造上の問題があることが判明いたしました。今回はその詳細と、弊社での対策について説明させていただきます。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

上の画像に写っているのは、ガーランド本体から取り出したインナーバレルとチャンバーです。一見してかなり長いことがおわかりいただけると思いますが、その長さは610mmというロングサイズです。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

同じICSの6mmインナーバレルと並べてみると、その太さがよくわかりますが、上述した製造上の問題というのは、このインナーバレルにあるのです。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

こちらの画像は、弊社BATON airsoftブランドにて販売しております、流速ルーズバレル6.10 R2 電動ガン用の末端下部を写したものです。一般的な電動ガン用インナーバレルの、ホップアップパッキンをかぶせる部分の下面には、こうしたスリットが刻まれています。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

こちらはやはり弊社にて販売している、BATON airsoft ソフト面ホップアップパッキンセットですが、やはり一般的な電動ガン用ホップアップパッキンの内側には、画像にあるようなリブが設けられています。このリブが上述したバレルのスリットとかみ合うことで、ホップアップパッキンの回転とエアー漏れを防いでいるわけですね。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

画像は、8mm用と6mm用のホップアップパッキンを並べたところですが、これだけサイズが違うとはいえ、基本的にはまったく同じ構造で、8mm用パッキンの内側にも、回転止めのリブは設けられているのです。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

上記の点をご理解いただいたところで、ICS M1ガーランド 8mmのインナーバレル末端を見てみますと、ご覧のように下部スリットの位置が、いわゆるホップ窓の中心から左方向にズレているではありませんか。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

こちらはICS M1ガーランド 8mm用のホップアップパッキンを、後ろ側から覗いた画像ですが、BB弾にホップ回転をかけるための突起が、パッキン内側の上面に設けられているのがおわかりいただけるでしょうか。この突起は、上述したリブと正対した位置に設けられているので、リブの入るスリットが左方向にズレていると、ホップ回転をかけるための突起が、正しい位置から右にズレてしまいます。その結果、発射されるBB弾には斜め上向きの回転がかかってしまい、発射されたBB弾がすべて右方向にスライスしていました。また、ホップアップパッキンが正しくセットされていないため、しっかりした気密が取れず、初速の数値も極端に低いものでした。

スリット位置がズレていたというケースは、少なくともICS製品では今までに一度もなかったのですが、これはICSさんの方で、NCフライスの設定をミスしたために起きてしまったのではないかと思われます。「弘法も筆の誤り」といったところですね。

しかしもちろん、このままの状態では満足な実射性能が得られませんので、弊社ではこの不具合を解消するべく、インナーバレルに加工を施すことにしました。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

まずは位置のズレたスリット部分に、極薄のプラ材を接着、整形し、いったん埋めてしまいます。上の画像は、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、白いプラ材でスリットが埋まっている状態です。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

スリットを埋めて整形したインナーバレルの、正しい位置に新たなスリットを彫り込むため、フライス盤のバイスにセットします。上の画像は、治具を使って正確な垂直を出している様子です。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

こちらの画像は、垂直にセットしたインナーバレルのセンター、つまり、本来スリットが刻まれているべき位置に、エンドミルの刃先をあてがった状態です。ほぼスリット1本分、彫るべき位置が中心からズレていたことがはっきりわかりますね。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

慎重にセットした、本来あるべき正しい位置に、フライス盤でスリットを彫って行きます。インナーバレルの材質がアルミとはいえ、極細のエンドミルでの加工でもあるため、慎重に、時間をかけて彫り進めます。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

必要な長さと深さのスリットを彫り終えた状態がこちらです。プラ材で埋めた、もともと入っていたスリットとの位置関係がおわかりいただけるでしょうか。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

こちらの画像だと、その関係がより良くわかりますね。もともとの位置から、髪の毛1本分程度の肉厚を残したすぐ隣に、新たなスリットを彫ったわけです。
この加工によって、ホップアップパッキンは正しい位置に保持されるようになり、発射されたBB弾はしっかり直進するようになりました。何しろ、弾道の直進性と命中精度を司る部分ですから、1mmのズレとて許されるはずは無いのです。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

ここまでの加工は、初期不具合の修正でしたが、規定のジュール値内で最適な初速と弾道を実現するため、全長610mmのインナーバレルを、旋盤加工で適切な長さにカットしています。直径が大きく、重量もある8mmBB弾を飛ばすには、専用のチューニングが必要ですからね。



ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について

それ以外についても、弊社の通常メニューである、初速調整、不具合修正、Gunsmithバトン トリガーロック解除スイッチ装着、バースト防止チューンを施工しての販売となります。

7.62mm弾を使用する実銃よりも大口径の、8mmBB弾を撃ち出す驚異の電動ガン、ICS M1ガーランド 8mm。デカくて重い8mmBB弾がターゲットにヒットする際のインパクトは、ちょっと病み付きになるほどのド迫力に満ちています。

撃つことの楽しさを、改めて教えてくれる稀有な電動ガン、ICS M1ガーランド 8mmをお買い求めの際は、不具合修正に加えた調整&チューン済みで、3ヶ月間の無償修理保証もお付けしている、当Gunsmith BATONを、是非ともご利用くださいませ。



【調整済み・保証付】ICS M1ガーランド 8mm 【トリガーロック解除スイッチ付】
ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について




※上記のようにM1ガーランド 8mmは全丁に明らかなインナーバレル不具合があり、修正加工が必須となるため、無調整・カクヤス販売のGun Shop BATON(アキバ)では、ICS M1ガーランド 8mmは販売いたしません。悪しからずご了承くださいますようお願いいたします。Gun Shop BATON(アキバ)店頭での、Gunsmith BATON ネットショップからのご注文、お引き取り等は承っておりますので、詳しくはスタッフにお問合せください。





ICS M1ガーランド 8mmの調整と販売について



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