ICS SSS 2.0トリガーシステム搭載モデルの対応バッテリーについて
BATON's blog 読者の皆様おはようございます。バトン八王子店店長のデイヴ金子でございます。
早いもので、今日から9月。トイガン趣味のトップシーズンが始まりますね~。
サバゲー界隈はもちろんのこと、シューティング方面もこれからビッグマッチが目白押しで、私デイヴ金子も今から楽しみでなりません。
10月には当店新店舗併設のシューティングレンジBATON Rangeもオープンすることですし、ジャンルを問わず、皆さん一緒にガンガン撃って楽しみましょうね!
さて今回は、台湾最大のエアガンメーカーICS AIRSOFTが持てる技術の粋を集めて開発した、電子トリガーシステムSSS2.0搭載モデルについての重要なお話しを書いてみたいと思います。
先頃セカンドロットが待望の入荷を果たしました、[ ICS ] HERA ARMS CQR ( ブローバック )と、あまりのカッコ良さで瞬殺となり、現在品切れ中の[ ICS ] CXP-MARS Komodo SSS Limitedの両モデルが、上述の電子トリガーシステムSSS2.0を搭載しているのですが、これらの製品の外箱に、下のような注意書きが貼られているのをご存知でしょうか。
黄色いシールの一番下に、日本語でこう書かれています。
SSS注意事項
バッテリーは、7.4Vか11.1Vのリポバッテリーをご使用ください。
これを読むと、「 ああ、11.1Vバッテリーも使えるんだ 」と思ってしまうのも当然ですが、この注意事項はあくまで電子トリガーシステムSSS2.0に対するもので、日本国内仕様に調整したエアガン本体を考慮してはいないのです。
電子トリガーシステムの基盤自体は、先の注意書き通り7.4V~11.1Vリポバッテリーの電圧に耐えるよう設計されており、11.1Vリポバッテリーを繋いでも何ら問題はありません。
これらの製品は本来、海外仕様として設計されており、0.2gBB弾使用時の初速が120m/secを超えるほどの強いスプリングを使用しています。そのため、ピストンの挙動が強いスプリングでしっかりと抑えられ、いわゆるピスクラ(ピストンの破損)が起きにくくなっているのです。
しかし皆様ご存知の通り、そのままの製品を日本国内で販売/所持することは出来ません。日本仕様は弱いスプリングで 0.98J 以下になるように調整されています。
必然、11.1Vリポバッテリーでドライブした場合、日本仕様の弱いスプリングではピストンの挙動が不安定となり ( ※ )、ピスクラが発生する可能性が非常に高くなるのです。
※11.1vはモーターの立ち上がりが速いので、お釣りというか、ピストンがビシッと止まらないうちにギヤの引きが始まり、ピストンが戻り切っていないときにギヤに当たってしまうと考えられます。
これは、先に入荷しましたAPS airsoftの新製品、電子トリガーメカボックス 『 eSilver Edge 』搭載のR3eシリーズや、現在絶賛予約受付中の同社製品、Noveske GEN.4 Black 10.5" でもまったく同じです。
要するに、プリコック機能を搭載した電子トリガーモデルと言えど、フルオート時のメカボックス内の働きは従来モデルと変わらないわけですから、11.1Vリポバッテリーをノーマルギヤ比のままで使用するのは無理があるということですね。
電子トリガーシステムの有無に限らず、ノーマルチューンの電動ガンには、7.4Vのリポバッテリーが最適 なのです。
それでも11.1Vリポバッテリーの抜群の立ち上がりの速さには、確かに抗えない魅力がありますので、どうしても使いたいとおっしゃるお客様は、弊社チューニングメニューの[ Gunsmith BATON ] ハイレスポンス / ハイサイクルを、是非ともご検討ください。
もちろん他店様でお買い上げになった製品でも、【持ち込み】調整&チューンでのハイレスポンス / ハイサイクル施工を承ります!
それぞれのチューニング内容につきましては、こちらの当ブログ過去記事をどうぞご覧くださいませ。
早いもので、今日から9月。トイガン趣味のトップシーズンが始まりますね~。
サバゲー界隈はもちろんのこと、シューティング方面もこれからビッグマッチが目白押しで、私デイヴ金子も今から楽しみでなりません。
10月には当店新店舗併設のシューティングレンジBATON Rangeもオープンすることですし、ジャンルを問わず、皆さん一緒にガンガン撃って楽しみましょうね!
さて今回は、台湾最大のエアガンメーカーICS AIRSOFTが持てる技術の粋を集めて開発した、電子トリガーシステムSSS2.0搭載モデルについての重要なお話しを書いてみたいと思います。
先頃セカンドロットが待望の入荷を果たしました、[ ICS ] HERA ARMS CQR ( ブローバック )と、あまりのカッコ良さで瞬殺となり、現在品切れ中の[ ICS ] CXP-MARS Komodo SSS Limitedの両モデルが、上述の電子トリガーシステムSSS2.0を搭載しているのですが、これらの製品の外箱に、下のような注意書きが貼られているのをご存知でしょうか。
黄色いシールの一番下に、日本語でこう書かれています。
SSS注意事項
バッテリーは、7.4Vか11.1Vのリポバッテリーをご使用ください。
これを読むと、「 ああ、11.1Vバッテリーも使えるんだ 」と思ってしまうのも当然ですが、この注意事項はあくまで電子トリガーシステムSSS2.0に対するもので、日本国内仕様に調整したエアガン本体を考慮してはいないのです。
電子トリガーシステムの基盤自体は、先の注意書き通り7.4V~11.1Vリポバッテリーの電圧に耐えるよう設計されており、11.1Vリポバッテリーを繋いでも何ら問題はありません。
これらの製品は本来、海外仕様として設計されており、0.2gBB弾使用時の初速が120m/secを超えるほどの強いスプリングを使用しています。そのため、ピストンの挙動が強いスプリングでしっかりと抑えられ、いわゆるピスクラ(ピストンの破損)が起きにくくなっているのです。
しかし皆様ご存知の通り、そのままの製品を日本国内で販売/所持することは出来ません。日本仕様は弱いスプリングで 0.98J 以下になるように調整されています。
必然、11.1Vリポバッテリーでドライブした場合、日本仕様の弱いスプリングではピストンの挙動が不安定となり ( ※ )、ピスクラが発生する可能性が非常に高くなるのです。
※11.1vはモーターの立ち上がりが速いので、お釣りというか、ピストンがビシッと止まらないうちにギヤの引きが始まり、ピストンが戻り切っていないときにギヤに当たってしまうと考えられます。
これは、先に入荷しましたAPS airsoftの新製品、電子トリガーメカボックス 『 eSilver Edge 』搭載のR3eシリーズや、現在絶賛予約受付中の同社製品、Noveske GEN.4 Black 10.5" でもまったく同じです。
要するに、プリコック機能を搭載した電子トリガーモデルと言えど、フルオート時のメカボックス内の働きは従来モデルと変わらないわけですから、11.1Vリポバッテリーをノーマルギヤ比のままで使用するのは無理があるということですね。
電子トリガーシステムの有無に限らず、ノーマルチューンの電動ガンには、7.4Vのリポバッテリーが最適 なのです。
それでも11.1Vリポバッテリーの抜群の立ち上がりの速さには、確かに抗えない魅力がありますので、どうしても使いたいとおっしゃるお客様は、弊社チューニングメニューの[ Gunsmith BATON ] ハイレスポンス / ハイサイクルを、是非ともご検討ください。
もちろん他店様でお買い上げになった製品でも、【持ち込み】調整&チューンでのハイレスポンス / ハイサイクル施工を承ります!
それぞれのチューニング内容につきましては、こちらの当ブログ過去記事をどうぞご覧くださいませ。
[ APS airsoft ] PATRIOT-R3e ( 電子トリガー )