第1回30m/50mスナイピング月例会レポート
BATON's blog 読者の皆様おはようございます。バトン店長のデイヴ金子でございます。
昨日の所沢界隈は朝からすっきりとした青空が広がりましたが、気が付けばもう10月も終盤なんですよね。
週間天気予報によれば、来週あたりからぐっと冷え込むようですので、体調管理には充分にお気をつけくださいませ。
さて、気持ちの良い晴天に恵まれた一昨日10月27日(日)、当店が誇るBATON Range内の30mロングレンジにて、第1回30m/50mスナイピング月例会を開催いたしました。

今回は当レンジアドバイザー、石井名人のご参加をいただき、弊社代表のバットン大塚と同スタッフのナベを含めた全3名にて、30mと50mでの記録会を行いました。

当レンジ常設の電子ターゲット、エイテック ST32で5分間の試射を行った後、いよいよ30mでのグルーピング競争スタートです。
ちなみにこのエイテック ST32の画面サイズは、およそ70cm×40cmと、横幅は充分にあるのですが、高さが40cmしか無いので、そう簡単な相手ではありません。
レギュレーションは、競技で使用するBB弾&ホップで、パワーが0.98J以下であること ( ※ 例 : 0.48g だと初速 63m/s以下 、0.45g だと初速 66m/s 以下) と、使用するBB弾は金属成分を含まないことを大前提として。
【 30m スナイピング】
・30mから1発ずつ撃った10発のBB弾のグルーピングを3回計測し、その平均値をスコアとする。 ※ 『 30mチャレンジ 』 に準じたルールです。
・射撃はレンジ備え付けの射台(机)から、椅子に座った姿勢で行う。
先台を支えるためのバイポッドやビーンズバッグ等の使用は自由だが、ストックを2個所以上で接地することは禁止する。
・本射の前にゼロインを行うことが出来る(電子ターゲット使用可。5分以内)。
・本射スタート後は試射を認めない。10発×3セットを連続して計測する。
・32インチモニターの外に1発でも着弾した(電子ターゲットが感知しなかった)場合は、その回のグルーピングを999mmとする。
・弾切れで発射されなかった場合、ミスショットとはせず、新たに給弾して競技を再開出来る。
以上の内容による30mスナイピングの第一射手は、弊社代表のバットン大塚。
弊社が誇るコンプリートカスタム、MODIFY製 MOD24X 流速・極 を使っての挑戦です。

バットン大塚使用銃:MODIFY製 MOD24X 流速☆極
使用スコープ:ノーベルアームズ製TAC ONE 31244
使用BB弾:BLS製 0.48g プラスチック弾

上はそのBLS製 0.48g プラスチック弾で、サンプルとして仕入れたものだそうですが、今大会で競技用BB弾としての優秀性がわかったので、12月には弊社にて仕入れ、販売するとのことです。
また、一緒に写っている穴だらけの容器は、精密射撃に本気な方なら誰でも知っている、蔵前公房舎のBB弾選別ゲージで、今大会に参加した三人とも APSカップと同様に、30m/50mスナイピングでも、このゲージで弾を選別して使用して臨んでいるそうです。

さてさて、APSライフルクラスのグランドマスターであるバットン大塚ですから、そうそう下手なスコアを出すわけには行きません。
さらには、自社製品の性能を実証するという役目も背負っているわけですから、かなりのプレッシャーがあったのではないでしょうか(汗)

そんな重圧を背負った中での気迫の10発×3回の平均スコア(グルーピング)は108mm。ベストスコアは103mmでした。
第二射手は、このところ連日お越しいただいております石井名人。
当然のごとく、APSライフルクラスグランドマスターでいらっしゃる凄腕シューターです。
この日のために頑張ってセッティングされたというVSR-10 G SPECを引っ提げての挑戦ですが、「今日は勉強」とおっしゃっていました。

石井名人使用銃:東京マルイ製 VSR-10 プロスナイパー Gスペック
使用スコープ:ノーベルアームズ製SURE HIT 41042
使用BB弾:BLS製 0.48g プラスチック弾

ストックのスティプリン加工に、調整可能なバットプレート装着と、あらゆる射撃に精通したプロフェッショナルならではのカスタマイズが施されたVSRで、ターゲットを狙う石井名人。
後ろに佇んでいる私デイヴ金子は、着弾点が表示されるノートPCの画面を、ROとして真剣に見つめております。

石井名人による10発×3回の平均スコア(グルーピング)は220mm。ベストスコアは149mmでした。
当ロングレンジでの前回のテストでは、ターゲットである32インチモニターに集弾させることすら出来なかったという状態から、ここまで仕上げて来られたのは流石ですよね。
第三射手は、やはりAPSライフルクラスグランドマスターにして、第七代グランドチャンピオンである当店新人スタッフのナベ。

ナベ使用銃:東京マルイ製 VSR-10 プロスナイパー Gスペック
使用スコープ:フロンティア製オリジナルスコープ
使用BB弾:BLS製 0.45g バイオ弾

「え? 30/50mスナイピングって今度の日曜日でしたっけ? うわ、VSR買わなきゃ。」
と、そんなノリで急遽参加を決め、上のライフルを仕上げて来たナベ。
一見何の変哲も無いVSRとしか思えませんが、これがとんでもないポテンシャルを秘めていたのです。
以下、無編集撮って出しの動画で恐縮ですが、ナベのベストスコアとなった射撃の一部始終を、是非ともご覧くださいませ。
この動画を見ただけではイメージし難いかもしれませんが、30mの距離から撃った10発のグルーピングが 81.3mm って、かなり凄いことだと思いませんか??

そんなナベの10発×3回の平均スコア(グルーピング)は111.1mm。ベストスコアは動画の81.3mmという数字でした。
さすが、第七代グランドチャンピオンだけのことはありますね~!
第四射手は、再び登場のバットン大塚。
今度は長年弊社のレンタルガンとして活躍して来た、新次元VSRでの挑戦です。

バットン大塚使用銃:東京マルイ製 VSR-10 新次元
使用スコープ:Leupold製3-9×40
使用BB弾:BLS製 0.48g プラスチック弾

試射の段階でダブルフィードが発生したため、第一射手としての射撃を終えてから急遽分解調整を施すというドタバタな状況下で、気迫の射撃を見せたバットン大塚。
バッチリフィットしたMAPLE LEAF製VSR-10用 MLC-S1 タクティカルストックの可動式チークパッドがいい仕事をしていますね。

ダブルエントリーだったバットン大塚の10発×3回の平均スコア(グルーピング)は184.33mm。ベストスコアは134mmでした。
以上の結果から30mスナイピング部門は、平均108.00mmのスコアを出したバットン大塚/MODIFY製 MOD24X 流速・極の優勝となりました!
Gunsmith BATON代表として見事自社製品の優秀性を証明して見せたバットン社長、お見事でした!
30mスナイピングの終了後は、休む間もなく(誰も休もうなどと言わず)Sレンジとの仕切り板を除けて、50mスナイピングの開始です。
【 50m スナイピング】
・直径30cmのスチールプレートを、50mから25発撃ち、当たった弾数をスコアとする。※ 『 JPSikaHunter さんの動画 』 をリスペクトしたルールです。
・射撃はレンジ備え付けの射台(机)から、椅子に座った姿勢で行う。
先台を支えるためのバイポッドやビーンズバッグ等の使用は自由だが、ストックを2個所以上で接地することは禁止する。
・本射の前にゼロインを行うことが出来る(電子ターゲット使用可。5分以内)。
・本射スタート後は試射を認めない。25発を連続して計測する。
・25発クリーンした場合は、26発以降も撃ち続け、連続的中が途切れるまでをスコアとする。
・弾切れで発射されなかった場合、ミスショットとはせず、新たに給弾して競技を再開出来る。

こちらが50mスナイピングのターゲットとなる、直径30cm(12インチ)のスチールプレートです。
プレートの裏側にはセンサーとLEDが設置されていて、BB弾が当たると、中央に開けられた2mm穴が赤く光り輝く仕組みとなっております。
こうして見るとけっこう大きくて、簡単に当てられるような気がしちゃうかもしれませんが・・・

50m離れたところから見ると、この遠さですからね。
一般によく聞かれる、「50mヘッドショット」という芸当がいかに困難なことかがイメージ出来るのではないでしょうか。

競技開始前に、エイテック ST32でのサイト調整タイムです。
画像は石井名人がサイト調整を行っているところですが、スポッティングスコープで着弾点を確認し、射手に伝える監的手(スポッター)をナベが務めております。
ケーブルの長さの都合で着弾点を表示するノートPCが動かせないため、こういう状況になっているわけですね。

ちなみにこちらは、ターゲット側から射手側を見た画像です。
肉眼で見た印象とはちょっと違っていますが、とんでもない距離であることに間違いはありません。
サイト調整を終えた各人が25発を撃ち、30cmプレートに的中させた数は以下の通り。
バットン大塚 MODIFY製 MOD24X 流速・極 14発的中/25発 的中率56%
石井名人 東京マルイ製 VSR-10 プロスナイパー Gスペック 17発的中/25発 的中率68%
ナベ 東京マルイ製 VSR-10 プロスナイパー Gスペック 10発的中/25発 的中率40%
バットン大塚 東京マルイ製 VSR-10 新次元 10発的中/25発 的中率40%
以上の結果から50mスナイピング部門は、25発中17発を的中させた石井名人/東京マルイ製 VSR-10 プロスナイパー Gスペックの優勝となりました!

50mを撃っている画像じゃなくて申し訳ありません(汗)
石井名人、第1回大会での優勝、おめでとうございます!!
30mスナイピングでの雪辱を見事果たされましたね!
石井名人はご自身のブログにて今大会の模様を記事にしてくださっているので、皆様是非ともご覧くださいませ。
50mスナイピングではROによる目視確認が必要だったため、画像も少なく、詳しくお伝えした30mスナイピングに対して淡泊極まるレポートになってしまって、まことに申し訳ございません。
次回大会ではその醍醐味をしっかりお伝えすべく、頑張って取材いたしますね。
尚、今回を含めた各種月例会の当該年度パーソナルベストスコアは、BATON Range ホームページで公開しておりますので、是非ともご覧くださいませ。
今回の記録がこれから更新されて行くのが、楽しみでなりません!

以上、記念すべき第1回目の30/50mスナイピング月例会の模様をお届けしたわけですが、初めての本格的な長距離射撃競技を終えた参加者全員、
「こりゃあ面白い!!」
という感想を等しく抱きました。
ROとして競技を見ていた私デイヴ金子も、次回は絶対参加する! と、仕事を忘れて思いましたからね(汗)
射撃技術はもちろんのこと、良く飛んで良く当たるライフルを作り上げる技術も要求されるこの競技は、今後間違いなく盛り上がって行くことと思います。
ちなみに、今大会参加者のライフルはすべて、弊社にて取り扱い中のカスタムパーツを使ってチューンされていたことを、最後に書かせていただきますね。
うちの商品は、どれも優秀ですよ~!



昨日の所沢界隈は朝からすっきりとした青空が広がりましたが、気が付けばもう10月も終盤なんですよね。
週間天気予報によれば、来週あたりからぐっと冷え込むようですので、体調管理には充分にお気をつけくださいませ。
さて、気持ちの良い晴天に恵まれた一昨日10月27日(日)、当店が誇るBATON Range内の30mロングレンジにて、第1回30m/50mスナイピング月例会を開催いたしました。
今回は当レンジアドバイザー、石井名人のご参加をいただき、弊社代表のバットン大塚と同スタッフのナベを含めた全3名にて、30mと50mでの記録会を行いました。

当レンジ常設の電子ターゲット、エイテック ST32で5分間の試射を行った後、いよいよ30mでのグルーピング競争スタートです。
ちなみにこのエイテック ST32の画面サイズは、およそ70cm×40cmと、横幅は充分にあるのですが、高さが40cmしか無いので、そう簡単な相手ではありません。
レギュレーションは、競技で使用するBB弾&ホップで、パワーが0.98J以下であること ( ※ 例 : 0.48g だと初速 63m/s以下 、0.45g だと初速 66m/s 以下) と、使用するBB弾は金属成分を含まないことを大前提として。
【 30m スナイピング】
・30mから1発ずつ撃った10発のBB弾のグルーピングを3回計測し、その平均値をスコアとする。 ※ 『 30mチャレンジ 』 に準じたルールです。
・射撃はレンジ備え付けの射台(机)から、椅子に座った姿勢で行う。
先台を支えるためのバイポッドやビーンズバッグ等の使用は自由だが、ストックを2個所以上で接地することは禁止する。
・本射の前にゼロインを行うことが出来る(電子ターゲット使用可。5分以内)。
・本射スタート後は試射を認めない。10発×3セットを連続して計測する。
・32インチモニターの外に1発でも着弾した(電子ターゲットが感知しなかった)場合は、その回のグルーピングを999mmとする。
・弾切れで発射されなかった場合、ミスショットとはせず、新たに給弾して競技を再開出来る。
以上の内容による30mスナイピングの第一射手は、弊社代表のバットン大塚。
弊社が誇るコンプリートカスタム、MODIFY製 MOD24X 流速・極 を使っての挑戦です。
バットン大塚使用銃:MODIFY製 MOD24X 流速☆極
使用スコープ:ノーベルアームズ製TAC ONE 31244
使用BB弾:BLS製 0.48g プラスチック弾

上はそのBLS製 0.48g プラスチック弾で、サンプルとして仕入れたものだそうですが、今大会で競技用BB弾としての優秀性がわかったので、12月には弊社にて仕入れ、販売するとのことです。
また、一緒に写っている穴だらけの容器は、精密射撃に本気な方なら誰でも知っている、蔵前公房舎のBB弾選別ゲージで、今大会に参加した三人とも APSカップと同様に、30m/50mスナイピングでも、このゲージで弾を選別して使用して臨んでいるそうです。
さてさて、APSライフルクラスのグランドマスターであるバットン大塚ですから、そうそう下手なスコアを出すわけには行きません。
さらには、自社製品の性能を実証するという役目も背負っているわけですから、かなりのプレッシャーがあったのではないでしょうか(汗)

そんな重圧を背負った中での気迫の10発×3回の平均スコア(グルーピング)は108mm。ベストスコアは103mmでした。
第二射手は、このところ連日お越しいただいております石井名人。
当然のごとく、APSライフルクラスグランドマスターでいらっしゃる凄腕シューターです。
この日のために頑張ってセッティングされたというVSR-10 G SPECを引っ提げての挑戦ですが、「今日は勉強」とおっしゃっていました。
石井名人使用銃:東京マルイ製 VSR-10 プロスナイパー Gスペック
使用スコープ:ノーベルアームズ製SURE HIT 41042
使用BB弾:BLS製 0.48g プラスチック弾
ストックのスティプリン加工に、調整可能なバットプレート装着と、あらゆる射撃に精通したプロフェッショナルならではのカスタマイズが施されたVSRで、ターゲットを狙う石井名人。
後ろに佇んでいる私デイヴ金子は、着弾点が表示されるノートPCの画面を、ROとして真剣に見つめております。

石井名人による10発×3回の平均スコア(グルーピング)は220mm。ベストスコアは149mmでした。
当ロングレンジでの前回のテストでは、ターゲットである32インチモニターに集弾させることすら出来なかったという状態から、ここまで仕上げて来られたのは流石ですよね。
第三射手は、やはりAPSライフルクラスグランドマスターにして、第七代グランドチャンピオンである当店新人スタッフのナベ。
ナベ使用銃:東京マルイ製 VSR-10 プロスナイパー Gスペック
使用スコープ:フロンティア製オリジナルスコープ
使用BB弾:BLS製 0.45g バイオ弾
「え? 30/50mスナイピングって今度の日曜日でしたっけ? うわ、VSR買わなきゃ。」
と、そんなノリで急遽参加を決め、上のライフルを仕上げて来たナベ。
一見何の変哲も無いVSRとしか思えませんが、これがとんでもないポテンシャルを秘めていたのです。
以下、無編集撮って出しの動画で恐縮ですが、ナベのベストスコアとなった射撃の一部始終を、是非ともご覧くださいませ。
この動画を見ただけではイメージし難いかもしれませんが、30mの距離から撃った10発のグルーピングが 81.3mm って、かなり凄いことだと思いませんか??

そんなナベの10発×3回の平均スコア(グルーピング)は111.1mm。ベストスコアは動画の81.3mmという数字でした。
さすが、第七代グランドチャンピオンだけのことはありますね~!
第四射手は、再び登場のバットン大塚。
今度は長年弊社のレンタルガンとして活躍して来た、新次元VSRでの挑戦です。
バットン大塚使用銃:東京マルイ製 VSR-10 新次元
使用スコープ:Leupold製3-9×40
使用BB弾:BLS製 0.48g プラスチック弾
試射の段階でダブルフィードが発生したため、第一射手としての射撃を終えてから急遽分解調整を施すというドタバタな状況下で、気迫の射撃を見せたバットン大塚。
バッチリフィットしたMAPLE LEAF製VSR-10用 MLC-S1 タクティカルストックの可動式チークパッドがいい仕事をしていますね。

ダブルエントリーだったバットン大塚の10発×3回の平均スコア(グルーピング)は184.33mm。ベストスコアは134mmでした。
以上の結果から30mスナイピング部門は、平均108.00mmのスコアを出したバットン大塚/MODIFY製 MOD24X 流速・極の優勝となりました!
Gunsmith BATON代表として見事自社製品の優秀性を証明して見せたバットン社長、お見事でした!
30mスナイピングの終了後は、休む間もなく(誰も休もうなどと言わず)Sレンジとの仕切り板を除けて、50mスナイピングの開始です。
【 50m スナイピング】
・直径30cmのスチールプレートを、50mから25発撃ち、当たった弾数をスコアとする。※ 『 JPSikaHunter さんの動画 』 をリスペクトしたルールです。
・射撃はレンジ備え付けの射台(机)から、椅子に座った姿勢で行う。
先台を支えるためのバイポッドやビーンズバッグ等の使用は自由だが、ストックを2個所以上で接地することは禁止する。
・本射の前にゼロインを行うことが出来る(電子ターゲット使用可。5分以内)。
・本射スタート後は試射を認めない。25発を連続して計測する。
・25発クリーンした場合は、26発以降も撃ち続け、連続的中が途切れるまでをスコアとする。
・弾切れで発射されなかった場合、ミスショットとはせず、新たに給弾して競技を再開出来る。

こちらが50mスナイピングのターゲットとなる、直径30cm(12インチ)のスチールプレートです。
プレートの裏側にはセンサーとLEDが設置されていて、BB弾が当たると、中央に開けられた2mm穴が赤く光り輝く仕組みとなっております。
こうして見るとけっこう大きくて、簡単に当てられるような気がしちゃうかもしれませんが・・・
50m離れたところから見ると、この遠さですからね。
一般によく聞かれる、「50mヘッドショット」という芸当がいかに困難なことかがイメージ出来るのではないでしょうか。
競技開始前に、エイテック ST32でのサイト調整タイムです。
画像は石井名人がサイト調整を行っているところですが、スポッティングスコープで着弾点を確認し、射手に伝える監的手(スポッター)をナベが務めております。
ケーブルの長さの都合で着弾点を表示するノートPCが動かせないため、こういう状況になっているわけですね。
ちなみにこちらは、ターゲット側から射手側を見た画像です。
肉眼で見た印象とはちょっと違っていますが、とんでもない距離であることに間違いはありません。
サイト調整を終えた各人が25発を撃ち、30cmプレートに的中させた数は以下の通り。
バットン大塚 MODIFY製 MOD24X 流速・極 14発的中/25発 的中率56%
石井名人 東京マルイ製 VSR-10 プロスナイパー Gスペック 17発的中/25発 的中率68%
ナベ 東京マルイ製 VSR-10 プロスナイパー Gスペック 10発的中/25発 的中率40%
バットン大塚 東京マルイ製 VSR-10 新次元 10発的中/25発 的中率40%
以上の結果から50mスナイピング部門は、25発中17発を的中させた石井名人/東京マルイ製 VSR-10 プロスナイパー Gスペックの優勝となりました!
50mを撃っている画像じゃなくて申し訳ありません(汗)
石井名人、第1回大会での優勝、おめでとうございます!!
30mスナイピングでの雪辱を見事果たされましたね!
石井名人はご自身のブログにて今大会の模様を記事にしてくださっているので、皆様是非ともご覧くださいませ。
50mスナイピングではROによる目視確認が必要だったため、画像も少なく、詳しくお伝えした30mスナイピングに対して淡泊極まるレポートになってしまって、まことに申し訳ございません。
次回大会ではその醍醐味をしっかりお伝えすべく、頑張って取材いたしますね。
尚、今回を含めた各種月例会の当該年度パーソナルベストスコアは、BATON Range ホームページで公開しておりますので、是非ともご覧くださいませ。
今回の記録がこれから更新されて行くのが、楽しみでなりません!
以上、記念すべき第1回目の30/50mスナイピング月例会の模様をお届けしたわけですが、初めての本格的な長距離射撃競技を終えた参加者全員、
「こりゃあ面白い!!」
という感想を等しく抱きました。
ROとして競技を見ていた私デイヴ金子も、次回は絶対参加する! と、仕事を忘れて思いましたからね(汗)
射撃技術はもちろんのこと、良く飛んで良く当たるライフルを作り上げる技術も要求されるこの競技は、今後間違いなく盛り上がって行くことと思います。
ちなみに、今大会参加者のライフルはすべて、弊社にて取り扱い中のカスタムパーツを使ってチューンされていたことを、最後に書かせていただきますね。
うちの商品は、どれも優秀ですよ~!


