グロックマグ 9mm PCC ガスブロ! 日本仕様開発中!
BATON's blog 読者の皆様おはようございます。バトン店長のデイヴ金子でございます。
本日は前置きなしで、まずはこちらの画像をご覧くださいませ。

細長い 9mm マガジンを備えた PCC ( ピストルキャリバーカービン )であるそのフォルムは、今やさほど珍しいものではありませんが、このモデルは台湾のエアガンメーカー King Arms と、私ども BATON airsoft が共同開発している ガスブローバックライフル、TWS 9mm GBB 日本仕様 のファーストサンプルでございます。
マガジンはグロック・ガスガンマガジンであり、東京マルイ・WE・VFCのグロックマガジン互換です。
当ブログでは、このところ立て続けに CO2GBB 次期新製品の企画や進行具合をお伝えしておりますが、水面下ではこんな134a/152a ガスブロの大物の開発も進めておりまして、やっと発表出来る段階に漕ぎ着けられた次第です。


5.56mm サイズのアッパーレシーバーと、オリジナルデザインの 9mm 用ロアーレシーバーはそれぞれ金属製で、全体的に小柄でありながら、フルメタルモデルならではの頼もしい重量感と剛性感に溢れています。
今回はこの TWS 9mm GBB 日本仕様モデル ファーストサンプルの外観レビューをお届けしたいと思います。

まずはいつも通り、銃口付近からディティールを見て参りましょう。
ハンドガードの中から突き出した、六角形の断面を持つスチール製のフラッシュハイダーは、Black Rain Ordnance 社の Hex Competition Compensator 223 を再現したものですね。側面にあしらわれたバイオハザードマークがなかなかに物騒で良いではありませんか。

ハンドガード上に取り付けられたフリップアップサイトは、皆様ご存知 TROY 社のバトルサイトを模しており、約束された狙いやすさを提供しています。

およそ 7 インチというショートタイプのハンドガードは、CNC 加工によって削り出されたワンピースのアルミ合金製で、上面の前後に 2 スロットの 20 mm レールを、左右と下面に M-LOK 規格のスロットをそれぞれ備えた、使い勝手に優れたデザインとなっています。
このサンプルは7インチの TWS 9mm GBB SBR で、10.5インチの TWS 9mm GBB Carbine もあり、また、カラーはそれぞれのレングスで Black と ハーフDE があり、都合4機種、同時ローンチ予定です。

レシーバー左側面を真横から見ると、マガジンハウジングの幅を縮めながらも、違和感無くまとめ上げられたデザインが良くわかります。
トップレールの下に、TRAINING WEAPON SYSTEM と刻まれていますが、商品名の TWS はその略称というわけですね。

マガジンハウジングに入った円形のマークを良く見ると、T W S の 3 文字をイメージしたデザインであることがわかりますね。
ファーストサンプルなので何とも言えませんが、CAL. 9mm の下にあるアルファベットと数字は、固有のシリアルナンバーになるものと思われます。

こちら、レシーバー右側面を見ると、鈍く輝くボルト側面が一際目を引きます。
まだ詳細をお見せ出来ないのが残念なのですが、ボルトキャリアはCNC切削のアルミ製で日本版だけの特別仕様 です。
海外仕様はグリーンガス・レッドガス・トップガス等々と呼ばれる LPG ガスでの使用を前提にした仕様であるので、そのままでは日本の代替フロンガスではまともに動かないのですが(特に気化スペースの少ないハンドガンマガジンですし)、弊社が開発したアルミボルトキャリアと各種専用セッティングにより、代替フロンガスでも快調な作動をお楽しみいただけるようにいたします。

チャージングハンドルを引き、ボルトをホールドオープン状態で固定した状態がこちらです。
9mm PCC としては必要にして充分なストロークが確保されているのがわかりますね。現時点でセミオート、フルオートともに、切れの良いブローバック動作が実現しています。

9mm マガジンを使うため、マガジンリリースボタン周りの造りが一般的な PCC モデルとは大きく異なっています。機能性と装飾性を両立させたマガジンハウジング表面のデザインが秀逸ですね。

リアサイトも TROY 社製品を模したもので、ピープサイトの二段階調整と、左右方向の調整機能を備えています。

トリガーの形状はごく一般的な AR のデザインに準じたものです。シアーを押し下げてハンマーを開放するトリガープルの感触は、GBB ならではの良さに満ちていますね~。

樹脂製グリップはフィンガーチャンネルの付いた A2 タイプを装備。
空洞になったグリップ内部の底にある六角ボルトで固定する構造なので、もしかしたら実銃グリップを取り付けられるかもしれません。この点については、追って検証いたしますね。

6 ポジションの長さ調整が可能なバットストックは、King Arms のオリジナルデザインと思われますが、QD スイベルマウントもしっかり備えた、軽快で使い勝手の良いストックだと思います。
ただ、前方下部に設けられたレバーの使い方が、今イチわからないんですよね・・・(汗)

さてさて、この TWS 9mm GBB に付属するマガジンについてなのですが、この形、どこかで見たような気がするという方は少なくないことでしょう。

はい、もうおわかりですよね。この 9mm サイズのガスマガジンは、東京マルイ、WE、VFC 製品に互換性のあるグロック用ロングマガジン。
つまり、上記 3 社のマガジンで動作させることが出来るのですよ。全国 1000 万グロックユーザーの皆様、この朗報をどーしますか??(汗)

グロックマガジンがピッタリ収まるマガジンハウジングを覗き込むと、ガスを取り込むためのシリンダーの角穴が顔を覗かせています。
ハンドガン用マガジンのガス放出量で、スライドよりも重く、ストロークも長いボルトをブローバックさせるわけですから、諸々のセッティングが難しいことは想像していただけますよね。
ただ、King Arms 純正マガジンではない社外製マガジンだとボルトストップが効きません( King Arms 純正マガジンはフォロワースプリングが強いのです)。その辺、ちょっと残念ではありますが、普段使っているグロック用のマガジンで、カービンコンバージョン等ではない純粋な長物が撃てるという体験は、なかなかに感動的なものがあります。
お手持ちの外部ソースのグロックマガジンを使えば、お手軽に通年快調作動をさせることも出来るわけで、シューティングマッチでの使用を含め遊び方が広がりますよね。
※ TWS 9mm GBB シリーズに CO2 仕様はございません。

突然の発表となりましたが、King Arms × BATON airsoft 共同開発による次期新製品、TWS 9mm GBB 、いかがでしたでしょうか。
今回ご覧いただいたモデルはあくまでファーストサンプルで、商品化まではまだまだ改良が必要です。
発売は 2021 年夏頃になると思われますが、その際にはもちろん、JASG 認定を取得し、全国の小売店様でのご購入が可能となる予定です。
本場アメリカでも大流行しつつあるという PCC ( ピストルキャリバーカービン ) 。初の PCC 本格的ガスブローバックガンを、どうか楽しみにお待ちくださいませ!!





本日は前置きなしで、まずはこちらの画像をご覧くださいませ。

細長い 9mm マガジンを備えた PCC ( ピストルキャリバーカービン )であるそのフォルムは、今やさほど珍しいものではありませんが、このモデルは台湾のエアガンメーカー King Arms と、私ども BATON airsoft が共同開発している ガスブローバックライフル、TWS 9mm GBB 日本仕様 のファーストサンプルでございます。
マガジンはグロック・ガスガンマガジンであり、東京マルイ・WE・VFCのグロックマガジン互換です。
当ブログでは、このところ立て続けに CO2GBB 次期新製品の企画や進行具合をお伝えしておりますが、水面下ではこんな134a/152a ガスブロの大物の開発も進めておりまして、やっと発表出来る段階に漕ぎ着けられた次第です。


5.56mm サイズのアッパーレシーバーと、オリジナルデザインの 9mm 用ロアーレシーバーはそれぞれ金属製で、全体的に小柄でありながら、フルメタルモデルならではの頼もしい重量感と剛性感に溢れています。
今回はこの TWS 9mm GBB 日本仕様モデル ファーストサンプルの外観レビューをお届けしたいと思います。

まずはいつも通り、銃口付近からディティールを見て参りましょう。
ハンドガードの中から突き出した、六角形の断面を持つスチール製のフラッシュハイダーは、Black Rain Ordnance 社の Hex Competition Compensator 223 を再現したものですね。側面にあしらわれたバイオハザードマークがなかなかに物騒で良いではありませんか。

ハンドガード上に取り付けられたフリップアップサイトは、皆様ご存知 TROY 社のバトルサイトを模しており、約束された狙いやすさを提供しています。

およそ 7 インチというショートタイプのハンドガードは、CNC 加工によって削り出されたワンピースのアルミ合金製で、上面の前後に 2 スロットの 20 mm レールを、左右と下面に M-LOK 規格のスロットをそれぞれ備えた、使い勝手に優れたデザインとなっています。
このサンプルは7インチの TWS 9mm GBB SBR で、10.5インチの TWS 9mm GBB Carbine もあり、また、カラーはそれぞれのレングスで Black と ハーフDE があり、都合4機種、同時ローンチ予定です。

レシーバー左側面を真横から見ると、マガジンハウジングの幅を縮めながらも、違和感無くまとめ上げられたデザインが良くわかります。
トップレールの下に、TRAINING WEAPON SYSTEM と刻まれていますが、商品名の TWS はその略称というわけですね。

マガジンハウジングに入った円形のマークを良く見ると、T W S の 3 文字をイメージしたデザインであることがわかりますね。
ファーストサンプルなので何とも言えませんが、CAL. 9mm の下にあるアルファベットと数字は、固有のシリアルナンバーになるものと思われます。

こちら、レシーバー右側面を見ると、鈍く輝くボルト側面が一際目を引きます。
まだ詳細をお見せ出来ないのが残念なのですが、ボルトキャリアはCNC切削のアルミ製で日本版だけの特別仕様 です。
海外仕様はグリーンガス・レッドガス・トップガス等々と呼ばれる LPG ガスでの使用を前提にした仕様であるので、そのままでは日本の代替フロンガスではまともに動かないのですが(特に気化スペースの少ないハンドガンマガジンですし)、弊社が開発したアルミボルトキャリアと各種専用セッティングにより、代替フロンガスでも快調な作動をお楽しみいただけるようにいたします。

チャージングハンドルを引き、ボルトをホールドオープン状態で固定した状態がこちらです。
9mm PCC としては必要にして充分なストロークが確保されているのがわかりますね。現時点でセミオート、フルオートともに、切れの良いブローバック動作が実現しています。

9mm マガジンを使うため、マガジンリリースボタン周りの造りが一般的な PCC モデルとは大きく異なっています。機能性と装飾性を両立させたマガジンハウジング表面のデザインが秀逸ですね。

リアサイトも TROY 社製品を模したもので、ピープサイトの二段階調整と、左右方向の調整機能を備えています。

トリガーの形状はごく一般的な AR のデザインに準じたものです。シアーを押し下げてハンマーを開放するトリガープルの感触は、GBB ならではの良さに満ちていますね~。

樹脂製グリップはフィンガーチャンネルの付いた A2 タイプを装備。
空洞になったグリップ内部の底にある六角ボルトで固定する構造なので、もしかしたら実銃グリップを取り付けられるかもしれません。この点については、追って検証いたしますね。

6 ポジションの長さ調整が可能なバットストックは、King Arms のオリジナルデザインと思われますが、QD スイベルマウントもしっかり備えた、軽快で使い勝手の良いストックだと思います。
ただ、前方下部に設けられたレバーの使い方が、今イチわからないんですよね・・・(汗)

さてさて、この TWS 9mm GBB に付属するマガジンについてなのですが、この形、どこかで見たような気がするという方は少なくないことでしょう。

はい、もうおわかりですよね。この 9mm サイズのガスマガジンは、東京マルイ、WE、VFC 製品に互換性のあるグロック用ロングマガジン。
つまり、上記 3 社のマガジンで動作させることが出来るのですよ。全国 1000 万グロックユーザーの皆様、この朗報をどーしますか??(汗)

グロックマガジンがピッタリ収まるマガジンハウジングを覗き込むと、ガスを取り込むためのシリンダーの角穴が顔を覗かせています。
ハンドガン用マガジンのガス放出量で、スライドよりも重く、ストロークも長いボルトをブローバックさせるわけですから、諸々のセッティングが難しいことは想像していただけますよね。
ただ、King Arms 純正マガジンではない社外製マガジンだとボルトストップが効きません( King Arms 純正マガジンはフォロワースプリングが強いのです)。その辺、ちょっと残念ではありますが、普段使っているグロック用のマガジンで、カービンコンバージョン等ではない純粋な長物が撃てるという体験は、なかなかに感動的なものがあります。
お手持ちの外部ソースのグロックマガジンを使えば、お手軽に通年快調作動をさせることも出来るわけで、シューティングマッチでの使用を含め遊び方が広がりますよね。
※ TWS 9mm GBB シリーズに CO2 仕様はございません。

突然の発表となりましたが、King Arms × BATON airsoft 共同開発による次期新製品、TWS 9mm GBB 、いかがでしたでしょうか。
今回ご覧いただいたモデルはあくまでファーストサンプルで、商品化まではまだまだ改良が必要です。
発売は 2021 年夏頃になると思われますが、その際にはもちろん、JASG 認定を取得し、全国の小売店様でのご購入が可能となる予定です。
本場アメリカでも大流行しつつあるという PCC ( ピストルキャリバーカービン ) 。初の PCC 本格的ガスブローバックガンを、どうか楽しみにお待ちくださいませ!!




