申し訳ないので予告しておきます。Gunsmithバトンは2013年度から販売価格を全面改定します。



自民圧勝からの円安の流れは変わらないと判断したこと、そして、これは弊社の事情ですが、2013年度から法人化3期目となり消費税の課税業者になるためです。いままで原価は、＄1＝80円を中心に75円～85円と計算してきましたが、2013年はさらに円が下がり続けることを見越して$1＝90円を中心に85円～95円の変動に耐えられるように計算します。

また各商品の原価も精査したので、なかには仕切りが下がっていて販売価格が値下がりする商品もありますが、基本的にほぼすべての中華製品を値上げします。



そして、もう一つ、弊社の来季の重要な方向転換ですが、東京マルイ製品の販売から事実上撤退します。

いままでも、市場価格の最安値に合わせようとすると、東京マルイを販売してもほぼ利益がなかったので、今回の2013年価格改定に合わせてマルイ製品を値上げします。しかし、その値上げ後の価格でも、弊社の仕切りでは、東京マルイを販売しても弊社の原価率を悪化させるだけなので、もうこれからは東京マルイは新製品が出るときに少しだけ試しに入れたり、消耗品やパーツを入れるだけにします。



いままでは、中華エアガン販売の利益を使っての顧客サービス的な意味合いで東京マルイを扱って来ましたが、その余裕がなくなりました。残念ながら弊社の2012年度決算は赤字に陥ることが確実だからです。これは自分のミスです。アキバ店開店による急激な売上高上昇に販売管理費をバランスさせられませんでした。もちろん、ラリーモンゴリアの参戦費用は自腹であり経費にはしてませんけど、それでも人件費と経費の増加を売上高の増加率に上手く揃えることに失敗しました。

（簡単に言うと、オーダーが集中して製作期間が大幅に伸びてしまったので、慌ててチューナーを増員したわけですが、売上高に対して、チューナーを大量に雇いすぎました）


社員の雇用と給与を守らなければならないので、人件費は自分の役員報酬34％カットで削減し、そしてこの価格改定、東京マルイからの撤退により（国産で扱うのはTOPとET1ぐらいに絞ります）、資本を中華の仕入れ、並びに自社ブランドパーツの開発に集中、来季は黒字回復を狙います。



値上げは心苦しく、そして販売量も減少するでしょうが致し方ありません…　この価格改定は12月30日の棚卸後（アキバ店は2013年1月4日の開店時）に行いますので、欲しい物がある方は先にご購入いただくことをお勧めします。