【 APS-2 OR 爆音☆流速SP 】 精度アップのためのバレルカット
『 TYPE 96 vs APS-2 OR 【 ホップとノンホップの違い 】 』 から続く
前略
そして、APS カップで勝つためのチューンとして、APS-2 OR のバレルにどんな加工を施工したかというと、ずばり、インナーバレルカット です。

APS-2のノーマルインナーバレルは 600mm ですが、 それを半分の 300mm まで短くしました。もちろん、ただカットしただけでなく、種も仕掛けもあって、短くなったインナーバレルに大径の薄厚真鍮パイプを接手加工し、アウターバレルエンドまで インナーバレルガイド を追加してあります。

なぜ、バレルを短くしたかというと、『 【精密射撃用ルーズバレル】 M40A5,G-SPEC,VSR-10 用 流速ルーズバレル 』の記事で書いた続きになりますが、
「長すぎるインナーバレルは、トリガーを引いてからBB弾がインナーバレルから飛び出すまでの間に身体のブレに影響されて弾道が乱れやすい。初速が同じなら(※)、バレルが短いほうがBB弾のインナーバレル滞在時間が短くなり、シューターの影響を受けにくい」
と考えているからです。また、
「APS-2のシリンダー容量は膨大なので、短くしたインナーバレルからBB弾が射出された後、大径のインナーバレルガイド内でBB弾が高圧エアに包まれる」
とも考えているからです。結果は良好な集弾性を実現できています。
APS-2 ORはこうしてバレルカットしましたので、いわば 【 爆音☆流速チューン的手法 】 で、TYPE 96は、ルーズバレル6.10を使いましたので 【 真☆流速チューン的手法 】 です。
実は、集弾性(アキュラシー)向上のための考え方は、クレイジージェットインナーバレルも、流速ルーズバレル 6.10 も、インナーバレルカット&ガイド追加も、同じです。
すべては、BB弾を高圧エアで包んでフライヤーを減らし、安定した弾道を実現するためです。
クレイジージェットインナーバレル : 「The Gap」(バレル先端部の穴)を通過すると、発射の高圧ガスが「The Air Sleeve」に流れ込み、BB弾がバレルを通過した後も高圧ガスの「Cover Jet Streem」によって覆われる。
流速ルーズバレル 6.10 : 流速ルーズバレル 6.10 (250mmが標準仕様)を使い、インナーバレル内壁とBB弾の接触抵抗を低減する(BB弾と内壁の隙間が多くなり高圧エアが漏れる=空気が先行してBB弾を包む)
インナーバレルカット&ガイド追加 : 短くなったインナーバレルに対してシリンダー容量が過大となり、高圧エアがインナーバレルエンドから大量に噴き出し、インナーバレルガイド内で過大な高圧エアがBB弾を包む。
ちなみに、APS-3のリミテッドモデルには「 79度のマズルクラウン加工を施したテフロンインナーバレル」が採用されていますが、これも高圧エアをテーパー部分で先行させてBB弾を包み込みフライヤーを減らすためだと思われます。
流速チューンは日本の初速規制下でも重量弾に必要なホップ回転を与えるために行っていますが、同時に、このように集弾性にも好影響があると考えています。
PS.
ここまで、「精度アップ、精度アップ」と連呼してきましたが、それは、APSカップで勝つための精度アップの話で、例えば、このように…

というような、10m で ほんの 1~2mm の精度の違い、ラインをまたぐか中に入るかぐらいの微細な精度をアップさせたい、というレベルの話です。
なので、この精度アップのためにかけるコストと時間が、サバゲでの結果に見合ったものかどうかと聞かれると、正直、「そこまでしなくても (^-^; 」と自分は思うのですが…
それが実用的か、ショーバイとして成り立つかどうかはともかく、自分の趣味と実益を兼ね (^^ゞ そして明確な結果が出る APS カップで こうして精度アップのため理論を実証実験しています。
そして、こうした結果に基づき、少しでも良い性能の銃をお客様にお届け出来るよう Gunsmith BATON のチューンは進化し続けています。



前略
そして、APS カップで勝つためのチューンとして、APS-2 OR のバレルにどんな加工を施工したかというと、ずばり、インナーバレルカット です。
APS-2のノーマルインナーバレルは 600mm ですが、 それを半分の 300mm まで短くしました。もちろん、ただカットしただけでなく、種も仕掛けもあって、短くなったインナーバレルに大径の薄厚真鍮パイプを接手加工し、アウターバレルエンドまで インナーバレルガイド を追加してあります。
銃口から覗くと、薄っぺらいインナーバレルガイドが見えます。
なぜ、バレルを短くしたかというと、『 【精密射撃用ルーズバレル】 M40A5,G-SPEC,VSR-10 用 流速ルーズバレル 』の記事で書いた続きになりますが、
「長すぎるインナーバレルは、トリガーを引いてからBB弾がインナーバレルから飛び出すまでの間に身体のブレに影響されて弾道が乱れやすい。初速が同じなら(※)、バレルが短いほうがBB弾のインナーバレル滞在時間が短くなり、シューターの影響を受けにくい」
※この APS-2 OR は BLS 0.38g 弾を使ったとき、初速66m/s(0.8J)前後に調整してあります。
と考えているからです。また、
「APS-2のシリンダー容量は膨大なので、短くしたインナーバレルからBB弾が射出された後、大径のインナーバレルガイド内でBB弾が高圧エアに包まれる」
とも考えているからです。結果は良好な集弾性を実現できています。
APS-2 ORはこうしてバレルカットしましたので、いわば 【 爆音☆流速チューン的手法 】 で、TYPE 96は、ルーズバレル6.10を使いましたので 【 真☆流速チューン的手法 】 です。
実は、集弾性(アキュラシー)向上のための考え方は、クレイジージェットインナーバレルも、流速ルーズバレル 6.10 も、インナーバレルカット&ガイド追加も、同じです。
すべては、BB弾を高圧エアで包んでフライヤーを減らし、安定した弾道を実現するためです。
クレイジージェットインナーバレル : 「The Gap」(バレル先端部の穴)を通過すると、発射の高圧ガスが「The Air Sleeve」に流れ込み、BB弾がバレルを通過した後も高圧ガスの「Cover Jet Streem」によって覆われる。
流速ルーズバレル 6.10 : 流速ルーズバレル 6.10 (250mmが標準仕様)を使い、インナーバレル内壁とBB弾の接触抵抗を低減する(BB弾と内壁の隙間が多くなり高圧エアが漏れる=空気が先行してBB弾を包む)
インナーバレルカット&ガイド追加 : 短くなったインナーバレルに対してシリンダー容量が過大となり、高圧エアがインナーバレルエンドから大量に噴き出し、インナーバレルガイド内で過大な高圧エアがBB弾を包む。
ちなみに、APS-3のリミテッドモデルには「 79度のマズルクラウン加工を施したテフロンインナーバレル」が採用されていますが、これも高圧エアをテーパー部分で先行させてBB弾を包み込みフライヤーを減らすためだと思われます。
流速チューンは日本の初速規制下でも重量弾に必要なホップ回転を与えるために行っていますが、同時に、このように集弾性にも好影響があると考えています。
PS.
ここまで、「精度アップ、精度アップ」と連呼してきましたが、それは、APSカップで勝つための精度アップの話で、例えば、このように…

というような、10m で ほんの 1~2mm の精度の違い、ラインをまたぐか中に入るかぐらいの微細な精度をアップさせたい、というレベルの話です。
なので、この精度アップのためにかけるコストと時間が、サバゲでの結果に見合ったものかどうかと聞かれると、正直、「そこまでしなくても (^-^; 」と自分は思うのですが…
それが実用的か、ショーバイとして成り立つかどうかはともかく、自分の趣味と実益を兼ね (^^ゞ そして明確な結果が出る APS カップで こうして精度アップのため理論を実証実験しています。
そして、こうした結果に基づき、少しでも良い性能の銃をお客様にお届け出来るよう Gunsmith BATON のチューンは進化し続けています。
『決戦は土曜日』へ続く


