ラリー・モンゴリア車検:前編
6月16日、愛媛県松山市の『アイテム愛媛』で開催された、ラリー・モンゴリア2012車検の様子(前編:ラリーマシンについて)をお届けします (`・ω・´)ゞ

まずは車検。普通のレースと違って、一番大変なのは輸出入のためのチェックなんです。普通は車両を輸出入すると関税がかかりますが、「持って行くけど、そのまま持って帰ってくる」という宣誓(カルネ)による輸出入なら関税がかからないんです。このための車台番号やエンジン番号のチェックで大わらわ…(俺のは書類の不備があったんです)
さらに、輸送のためにガソリンを事前にすっからかんにしていったのに、その場でエンジンをかけての音量チェックがあったんです(^_^;) 少しガソリンを分けてもらってセルを回したんですがエンジンがかからず… 「すっからかんにしちゃったから、電磁ポンプのエア抜きをしないとダメなのか?」と思って、いったんバラして燃料パイプを外したりしたらガソリンが通ってようやくエンジンがかかりました
大変だったけど、現地でなくて事前車検で良かったぁ。こんなの現地でやってたら焦りまくりです ┐(´-`)┌

マシンとライダーの撮影もありました。うーん、自分のマシンはグラフィックがなくて(現地で貼ります)、寂しくて残念

ずらりと並んだラリーマシン達。今年は参加者が多めで、日本から25台、海外から25台の約50台の参加があるそうでーす!

はい、Team OGUshowの3台のラリーマシンが初めて揃いました!
…って、半ばシード選手のような小栗さんからチーム連番でナンバリングされたので、自分までシングルゼッケンの 9 になっちゃいましたw いや、一桁ゼッケンって、普通、速い人とかが付ける奴なんですよ。格好いいけど、ちょっと恥ずかしいです (^_^;)

おおお! 新旧BMWが揃い踏み! これは格好良いですねぇ~
ここ、BMW専門店のM.S.C HARA(原サイクル)さんのチームですね。自分の後ろ、#10の原 豪志さんって、ガルルのときに取材したことあるんですよ! もう4年ぐらい昔のことだけど、原さん俺のこと覚えているかな~? 当日はお話できなかったけど、現地でゆっくり原さんに挨拶することにします ( ´ ▽ ` )ノ

…うぅ、戦う前から負けた感じ、痛ラリーマシンがいました
やるねぇ、目立つねぇw
マシンは結構、バラエティーに富んでいて、トレールベース、エンデューロレーサーベース、モトクロッサーベース、ツアラー、etcと様々です。
こうやって他の参加者のラリーマシンと見比べてみると、最初からラリーの競技車両として造られている自分のWR450FローリーSPはずいぶんと有利、「こりゃ俺のマシンはチートだわ」って感じました
カウルが付いていて楽だし、軽いし細い(あんだけでかく感じたWR450Fも、他のラリーマシンと比べるとえらくコンパクトです)。フランスYAMAHAのノウハウが詰まったラリー専用カスタムパーツだから耐久性も間違いない。なにより専用タンクだから重心が低い。
このWR450Fで走るってだけで、自分はかなりラクが出来ますね! 小栗さんに勧められるがままに桐島ローランドさんのWR450Fを買っておいて、本当に良かった
まずは車検。普通のレースと違って、一番大変なのは輸出入のためのチェックなんです。普通は車両を輸出入すると関税がかかりますが、「持って行くけど、そのまま持って帰ってくる」という宣誓(カルネ)による輸出入なら関税がかからないんです。このための車台番号やエンジン番号のチェックで大わらわ…(俺のは書類の不備があったんです)
さらに、輸送のためにガソリンを事前にすっからかんにしていったのに、その場でエンジンをかけての音量チェックがあったんです(^_^;) 少しガソリンを分けてもらってセルを回したんですがエンジンがかからず… 「すっからかんにしちゃったから、電磁ポンプのエア抜きをしないとダメなのか?」と思って、いったんバラして燃料パイプを外したりしたらガソリンが通ってようやくエンジンがかかりました

大変だったけど、現地でなくて事前車検で良かったぁ。こんなの現地でやってたら焦りまくりです ┐(´-`)┌
マシンとライダーの撮影もありました。うーん、自分のマシンはグラフィックがなくて(現地で貼ります)、寂しくて残念

ずらりと並んだラリーマシン達。今年は参加者が多めで、日本から25台、海外から25台の約50台の参加があるそうでーす!
はい、Team OGUshowの3台のラリーマシンが初めて揃いました!
#7 KTM 690RALLY (小栗伸幸)
#8 KTM 500EXC (佐野新世)
#9 YAMAHA WR450F (大塚正樹)
#8 KTM 500EXC (佐野新世)
#9 YAMAHA WR450F (大塚正樹)
…って、半ばシード選手のような小栗さんからチーム連番でナンバリングされたので、自分までシングルゼッケンの 9 になっちゃいましたw いや、一桁ゼッケンって、普通、速い人とかが付ける奴なんですよ。格好いいけど、ちょっと恥ずかしいです (^_^;)
おおお! 新旧BMWが揃い踏み! これは格好良いですねぇ~

…うぅ、戦う前から負けた感じ、痛ラリーマシンがいました

マシンは結構、バラエティーに富んでいて、トレールベース、エンデューロレーサーベース、モトクロッサーベース、ツアラー、etcと様々です。
こうやって他の参加者のラリーマシンと見比べてみると、最初からラリーの競技車両として造られている自分のWR450FローリーSPはずいぶんと有利、「こりゃ俺のマシンはチートだわ」って感じました

カウルが付いていて楽だし、軽いし細い(あんだけでかく感じたWR450Fも、他のラリーマシンと比べるとえらくコンパクトです)。フランスYAMAHAのノウハウが詰まったラリー専用カスタムパーツだから耐久性も間違いない。なにより専用タンクだから重心が低い。
このWR450Fで走るってだけで、自分はかなりラクが出来ますね! 小栗さんに勧められるがままに桐島ローランドさんのWR450Fを買っておいて、本当に良かった

この記事へのコメント
あわわ… いま慌てて直しました、あざーっす!
かっこいいですね!!
無事に完走してください、応援してます、出来ればお立ち台にw
オフロードバイクに興味がありますが何処から情報収集してよいのか分からないのです、雑誌を端から読めば良いのかさっぱり状態です、でもオフロードへの憧れが・・・。
今は子供の頃から好きになった隼に乗ってますが、いずれはオフロードバイクも購入したいと思っています、その時は全力全開で走ってみたいと思いつつw
でもレースに出るのって大変なんですね。
自分のバイクをサーキットで走らそうかと思ったら利用料金が高くて愕然としたのですがレースの参加はもっと厳しい世界・・・とりあえず頑張ってくださいw
はい~、でしょでしょ、ラリーマシン、砂漠を走るために造られたスペシャルカスタムって、格好いいでしょ!
テレビでパリダカの中継を見ていたのが約20年前… ついに自分も、そのラリーに参戦出来るのです (`・ω・´)ゞ
>如月うさぎさん
自分は市販車改造クラス、『Groupe2-2』ってカテゴリーになるんですけど、実は去年、このカテゴリーには1台しか参戦してないんです。そして、今年のエントリーリストはまだ発表されていませんけど、車検場を見渡した限り、その2-2に該当しそうなのは、自分だけ…
「完走=クラス優勝」になりそうな感じですw
自分のWR450Fが、この市販車改造クラスにしなければならない理由は「カウルの変更」と「バッテリー積載位置の変更」の2点だけ。それ以外は市販車無改造クラスと変わらないんです。つまり、たいていの人は改造クラスでなくて、無改造クラスでいいわけなんですよ。
ロードレースはなにかと高いけど、モトクロスは安いっすよ。モトクロスコース走行料もたいてい1日3000円~4000円ぐらいだし。こっちのセカイへどぞ ( ̄ー ̄)vニヤリッ
本格的なラリーバイクばかりでしびれますね!
特にBMWのGSが興味を惹かれますね。
また質問ですが現地のモンゴルのガソリンのオクタン価とか安定しているものなんでしょうか?
パリダカ世代にとっては、古いGSが砂漠を走る姿を想像するだけでシビレますよね (=゚ω゚=)
現地でガソリンの補給は基本的にルート上のガソリンスタンドなんです(ないときは主催者が補給ポイントを用意)。あんまりオクタン価は期待できないようですけど、とりあえず動くらしいです(^_^;)
車体番号確認等、大変だったのでは?
燃料ホースのクイックジョイント(CPC)を使われているのであれば、Oリングは使い捨てですのでスペアを忘れなく。
膨潤しやすく、嵌め込む時に切れちゃうんですよ。
またジョイント本体も壊れやすいので、ご注意を。
ガソリン(ベンゼン)はロシアからの輸入でして、オクタン90が広く流通するようになって来てます。
しかし田舎では88しかないスタンドも。
90以上はウランバートル市内だけと思った方が良いでしょう。
もっとも、近年主要道路沿いにスタンドの数が増えており、ルートによっては90以上も入手可能かも。
あとは現地入りの準備ですね!
がんばってー
ええ、車体番号がライトステーの下になっているので、バラして番号確認でしたf^_^;)
これでようやくじっくりとモンゴルに思いを馳せることが出来ます。あとはゆっくり用意して8月を待ちます (`_´)ゞ