ETAP-1 その2

そして、CPを過ぎた後は、ルートマップなし、頼るものは「ほぼ一本道だから」という主催者の言葉と、ビバークのGPSポイントのみ。

※普通は、ビバークのGPSポイントは発表されません。なぜなら、ビバーク=ゴールのことが多いので、そのGPSポイントが分かると、ショートカットしてゴールを目指されてしまうからです(^_^;)  このときはルートマップがないから、「このGPSポイントを目指して来てね」ってことで発表されました。



舗装路はなんのことなく1本道で、舗装路からダートに変わったあたりで、自分とシンヨさんは、先行していたセローのアリサさんを抜きました。凄いでしょ、アリサさん、セローでうちら450や500以上のペースで舗装路を走っていたんですよ face08

で、しばらくはダートとはいえ、舗装路を延長するらしく工事中でわりとフラットで道幅も広かったんですが、いきなりこれですよ…











この川渡りはホイールの半分ぐらいまでの深さなので大したことでもなかったんですが、それでも水って怖くて、流れで押し倒されそうになります。

そして、自分のバイクライフでも初の川渡りだったので、怖がりつつ、珍しくて、嬉しくて、いっぱい写真を撮りましたw








ラリールートに川渡りがあると、どこからともなく地元民が見物に来てます。地元民の人は「こっちはダメ! こっちから渡れ!」とか身振り手振りで指示してくれて、ときには手伝ってくれるので、とても助かります face02




ここまではオンルートで走ったんですが、このあとピスト(小道の意味。要は走った跡がある未舗装路のこと。幅が広くて明らかに道になっているところから、ほんとにかすかにわだちがあるだけのところまで様々)があれこれ分岐していって、どれがメインピストかよく分からなくなって、自分とシンヨさんはGPSポイントを目指してCAP走行をしました。





CAP(キャプが正しい発音でしょうけど、うちらはカップ、カップって言ってましたw)とは、北を0として時計回りに360までの数値で方位を表すもの。東が90、南が180、西が270、そして一周回って北が360(0)となります。GPSを方位モードにすると、このカップの数値が表示され、次のGPSポイントまでの方向が赤い矢印で示されます。

このカップの数値はルートマップの曲がり角とかにも書いてあるので、曲がったあと「よし、このカップの方向で合ってるな!」とチェックして、いま自分がオンコースにいることを確認できるんです。だから、普段はルートマップとGPSのカップを見て走っています。



そして、自分とシンヨさんは二人で相談しながら、「こっちでしょ、たぶん!」ってことで走っていたんですけど、気が付けば前にも後ろにもラリー参加者はいなくて、ふたりぼっちになっていました…







とはいえ、二人なのでそれほど不安にはならず、たんたんと走っていました。この写真はシンヨさんが「ちょっと待って! この花がキレイだから写真撮りたい」っていって止まった時。そうやって撮影しながら進むぐらいの余裕はあったんですよ。このときまでは…



止まっていたら、シンヨさんが「聞こえる! ジムニーが高回転で走っている音がする!」って言って(シンヨさんは日本でAPIOでイジったジムニーに乗ってます)、よく見たら、遥か山の上の方をAPIOの赤いジムニー(カイチョー車)が、えっちらおっちら登っていました!

ここでね、シンヨさんと自分は「よーし! 常連のAPIOさんがいるんだから、このルートが正解で間違いない! みんな来ないってことは迷っているのかな。うちらは初参加なのに、ちゃんと合ってるなんて凄い!」って意気揚々でしたw



しかーし、カップの方向を目指して、ちょっと進んでいくと、この写真の矢印のような、鬼のようなガレ場(岩だらけのところ)を越えないとどうにも進めない状態に…




ここは凄かった。今大会で自分が走ったルートの中で一番ひどいガレ場で、1m級の岩がごろごろしているなかをバイクが通れるところを探して、岩を登って、岩を飛び降りて、必死で進んだんです。「バトンさん、こんな岩のところで転んだらタンクに穴があいてアウトだよ!」ってシンヨさんに言われてもう涙目face07


なんとか奇跡的に自分も無転倒で乗り切りました。あまりにも必死過ぎて写真を撮る暇もなかったぐらいです(^_^;)




そうして、超ガレ場を乗り越えたところで雨が降り出しました。そのとき、遠くにタンクローリーが走っているのが見え、その進む方向が、カップに合っていたので「アレだ!」ってことで、そのローリーが走っていた道を二人で目指した次第です。



…と、ここで、CPのあとでダートに入ったところ、100kmぐらい手前で抜いたセローのアリサさんが、うちらのを走っているではないですか! そう、うちら二人は思い切りルートを外れて、鬼のようなショートカットルートを通っていたんですよ(^^ゞ

あとで距離計を調べたら、オンルートから20kmほど短縮してました。でも、あれだけひどい道でペースが上がらなかったので、いったん抜いたアリサさんより後ろ… 競技的には意味のないショートカットだったんです ┐(´-`)┌


でも、楽しかった! あのガレ場を越えられたことで、少し自信が付きました face02





ただ、もうオンタイムぎりぎり… このあと、工事中でスピードの出るダート、その後の舗装路を、二人で130km/hぐらいですっとばして行きました(雨の中) そして、なんとかオンタイム5分前に、ETAP-1のゴールであるビバークにたどり着いたのです icon22





しかし、安心したのもつかの間、ビバークに着いてから、そこからが「これからが本当の地獄だ!」だったのですorz

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