【 高温注意 】高温環境下での電動ガンの扱いについて

当記事執筆時点の気象庁発表の天気予報によれば、今日の関東以北は概ね曇りだそうですが、最高気温は35℃を超えるところが多く、蒸し暑い一日になりそうな予感ですね。
こんな日は出来るだけ冷房が聞いた屋内に籠もって過ごしたいところですが、気合の入ったサバゲーマーの皆様は、今日も元気にフィールドを走り回るのでしょうね。
私デイヴ金子も、40 年くらい前まではそんな元気もありましたっけ・・・(汗)



画像はそんな真夏のサバゲーをイメージしてネットから拾ったものですが、今回は炎天下、または高温環境下での電動ガン、特にリポバッテリーを伴う使用についての注意点を少し解説してみたいと思います。






こちらは弊社の電動ガン用リポバッテリーシリーズ中、トップクラスの人気を誇る製品、[ BATON airsoft ]電動ガン用リポバッテリー 7.4v1100mAh [ 40C - 20C ] ショートスティック です。
弊社が販売するリポバッテリー に限らず、一般的なバッテリーは極端な低温や高温になる環境下では、所定の性能が発揮できないばかりか、大幅な性能の低下や、状況によっては完全に駄目になってしまう場合がございます。

「 夏場の車内や直射日光のあたる場所に放置することは絶対に避けるべし 」 という注意事項は、リポバッテリーユーザーの皆様であれば良くご存知のことと思いますが、近年の夏場は日陰でも 30℃ を軽く超えて来ますので、特に注意が必要です。





こちらは埼玉県東所沢にある弊社倉庫内にぶら下げてある温度計ですが(7月20日撮影)、37℃ あたりを指しているのがおわかりいただけるでしょうか。
屋外フィールドではよく長物エアガンを並べておくライフルスタンド等が設置されていますが、冷房の効いていない屋内や、日陰といえど風通しの悪い場所だとこれくらいの高温環境になりますので、この電動ガンにリポバッテリーが繋ぎっぱなしになっていたら、車内に放置しているのと同じようなもので、大変よろしくありません。





「 加熱したのなら冷やせばいいじゃない 」と考えるのはごく自然な流れだと思いますが、ここに大きな落とし穴があります。
最近、プレートキャリア装着時に、アーマーの代わりに保冷剤を入れるというアイディアを実践しているサバゲーマーの方がいらっしゃいますよね。
この保冷剤で電動ガンやリポバッテリーを急激に冷やしてしまうと、結露が発生することでバッテリーがショートし、最悪発火事故を引き起こす 場合があるのです。

じゃあどうすればいいんだと頭を抱えたくなる状況ですが、とにかくリポバッテリーを極端な高温環境下にさらさないことと、急激に冷やしたりしないこと が重要ですね。
もし極端に熱くなってしまった場合は、日陰で風をあててゆっくり冷ましてあげましょう。





サバゲーフィールドの運営様もこの危険性はご存知のことでしょうから、それなりの対策はとられていることと思いますが、どうしても高温になるのを避けられないと予めわかっている場合は、エアコキを持って行くのが最適解だと思います。
ガスガンも極端な高温下だとトラブルが発生しますからね。そのあたりについては、後日改めて解説しようと思います。


以上、高温環境下での電動ガン(リポバッテリー)の扱いについての注意点を書いてみましたが、それほど厳しい暑さの中でサバゲーをするとなると、人間の方が参ってしまう場合もありますよね。
かく言う私も、真夏のフィールドでのイベント運営で熱中症にやられた経験があるのですが、何か変だぞと思った時には手遅れでしたからね(汗)
道具はもちろん、ご自身の体調にもしっかり注意して、夏場のゲームを楽しんでくださいませ。

































  

GLOCK 正規ライセンス取得製品第 2 弾 GLOCK G19 Gen5 MOS CO2GBB 開発進行中!

連日の凄まじい猛暑で参っているところ、東北地方では豪雨災害が起きているとのことで、何とも痛ましい限りです。被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
当ブログ読者の皆様も、若いから、元気だからというだけでは、この暑さはとても乗り切れませんので、適切な休憩や水分補給には充分に注意してお過ごしくださいませ。



さて今回は、去る 6 月 1 日、当ブログ記事と X ポストでの電撃発表にて大変な反響をいただきました、GLOCK 正規ライセンス取得製品第 2 弾、GLOCK G19 Gen5 MOS CO2GBB につきまして、今回は現時点で形になっている外装について、軽くご覧いただきたいと思います。





G19 単体の画像だと、そのサイズ感が伝わりにくいかもしれませんが、コンパクトな実銃の雰囲気を忠実にトレースしているのがおわかりいただけるでしょうか。
2019 年 8 月 9 日公開のミリブロニュース に、「 アメリカ合衆国国土安全保障省(USDHS)麾下のシークレットサービスは新たに制式拳銃としてグロック19 MOS Gen5とグロック47 MOS Gen5を採用することが明らかになった。 」 という記事がありますが、まさに今回ご紹介している G19 Gen5 MOS CO2GBB そのものが採用されているわけですね。






絶賛発売中の GLOCK G17 Gen5 MOS CO2GBB とこうして並べるとサイズの違いが際立ちますが、特に後方から見た時の、G19 のグリップの短さに要注目です。
上述のミリブロニュース記事 によれば、「 直接警護にあたる私服チーム、制服チームについてはグロック19 MOS Gen5にTLR-7を加えたもの 」 が支給されたそうですが、ジャケットの下にホルスターを付けている私服チームにあっては、銃のシルエットが目立ちにくいという点で、グリップの短さはとても重要ですからね。
ちなみに、TLR-7 というのは、ストリームライト社 製の小型ウェポンライトです。





スライドを引いた状態でこのアングルから眺めると、G17 より小さいことが感覚的にわかりますね。ちなみに G17 同様、アウターバレル先端内側へのネジ切り等は入っておりません。





アウターバレルの下に見えるリコイルスプリングガイドは、G17 と同じく ダブルリコイルスプリングシステム を採用しており、俊敏なブローバック動作を損ねることなく、スライドにかかる負荷を軽減しています。言うまでもなく、この部分も G17 より短くなっているため、スプリングの設定をやり直す必要があるわけで、そう簡単には行きません。
尚、ダブルリコイルスプリングシステムについては、当ブログこちらの記事 にて解説しておりますので、よろしければご覧くださいませ。






MOS の名称が示す通り、リアサイトの前方には六角穴付きボルトで着脱出来る MOSカバー が設けられており、これを外して取り付ける 4 種類の MOSプレート によって、様々なドットサイトが搭載可能です。





サイトレディアス(前後のサイト間の距離)が短い G19 へのドットサイトの搭載は、エアガンにおいても極めて有効です。
アイアンサイトのままの G17 と G19 を撃ち比べるとよく分かるのですが、例えば 6~7 m から直径 10 cm のプレートターゲットを撃つ際、G17 の方が圧倒的に当てやすいのです。
その理由についてはまた別の機会に解説しますが、ドットサイトをスライド上に搭載することで、この有利不利は完全に解消出来ます。ドットサイトでのエイミングに慣れるための練習は必要になりますけどね。






当然ながら、スライドをはじめとする各部の刻印は、GLOCK 社の監修による 実銃刻印の完全再現 となっております。






短くなったグリップ左側面の GLOCK 社ロゴマークもしっかり再現されていますが、G17 同様、グリップ右側の正規ライセンス品であることを示す刻印のみ実銃と異なります。







付属の G19 CO2 マガジンは、CO2 8 g カートリッジを 使用する新規開発の専用品です。G17 CO2 マガジンと並べると、長さの違いがよくわかりますね。





G19 CO2 マガジンの運用方法は、従来の BATON airsoft 製 CO2 マガジン と何ら変わりないので、CO2GBB ユーザーの皆様なら、違和感なくお使いいただけると思います。





画像左が G19 CO2 マガジンに使用する CO2 8 g カートリッジ ですが、弊社純正指定の BASIKOS CO2 12g カートリッジ と並べることで、そのサイズ感がおわかりいただけると思います。CO2 8 g カートリッジの現物をご覧になったことのある方は、おそらくかなり少ないでしょうね。様々な可能性を感じさせてくれる、コンパクトで実に可愛いカートリッジですよ。





その開発を電撃発表した X のポストは、インプレッション数(そのポストが X で表示された回数)が10 万を超えたという凄まじい反響をいただきました、GLOCK 正規ライセンス取得製品第 2 弾、BATON airsoft GLOCK G19 Gen5 MOS CO2GBB
今回ご覧いただきましたように、外観部分は九分通り出来上がっているのですが、初採用となる 8 g CO2 カートリッジ に合わせた様々なセッティングがまだまだこれからなので、スペック面についての詳細を発表出来るのは、しばらく先になるかと思います。

多くの皆様の期待にお応え出来る製品を完成させるべく、鋭意開発進行中ですので、続報を楽しみにお待ちくださいませ!




































  

BATON airsoft CO2GBB シリーズの通常分解について 【 G17 編 】

当ブログ読者の皆様ならご存知の通り、BATON airsoft 製品はご購入から3ヶ月位内の使用上のトラブルについて、弊社で無償修理を受けられる保証 をお付けしているのですが、当ブログこちらの記事 でも詳しく書きましたように、お客様ご自身でマニュアル記載外の分解を行われた場合は、この保証が受けられなくなってしまいます。ただこの 「マニュアル記載外の分解 」 という部分が、どうもご理解いただけていないケースがあるんですよね。





そこで今回は、ここまでの分解であれば保証の範囲内である 「 通常分解 」 の方法について、只今絶賛発売中の弊社新製品、GLOCK G17 Gen5 MOS CO2GBB を例に、解説してみたいと思います。




通常分解の第一歩として、製品付属の説明書に従い、フレームとスライドを分離します。ここまではホップ調整をするために必ず行う作業ですから、どなたでも簡単に出来るはずですよね。

この先に進むのがちょっと怖いという方のために、簡単な動画を撮ってみました。まずはリコイルスプリングガイドの取り外し方です。



動画にするまでもないほど簡単で恐縮ですが(汗)、チャンバー側に引っ掛けられているワッシャー部分を銃口側に押し込みながら持ち上げ、銃口側にはまっている先端部分を引っ張って取り外しています。




次に、スライド内に残ったアウターバレル(インナーバレルとチャンバーを含む)一式と、スライドバッファーを取り外します。



これも拍子抜けするほど簡単ですね~。チャンバー部分の下側をつまんで銃口側にスライドさせた後、下方にずらしてから後方に引っ張ることで、アウターバレル一式が取り外せます。
動画では、スライド前方にはまっているスライドバッファーを取り外していますが、アウターバレルと一緒に外れて落ちる場合もありますので、紛失しないよう注意してください。






このスライドバッファーは表と裏で形が異なっており、向きを間違えるとスライドに取り付けることが出来ません。表裏の区別は、画像の通りわかりやすくなっているので安心ですね。






アウターバレル一式を取り外すことで、ご覧のようにチャンバーパッキンの状態や、インナーバレル内側の汚れが確認出来ますよね。
使用する環境や、BB弾の種類によって汚れ方は変わって来ますが、本来の性能を損ねることなく長くお使いいただくためにも、定期的な清掃をお願いいたします。



最後の仕上げに、アウターバレル一式とスライドバッファー、リコイルスプリングガイドの組み付け方法をご覧くださいませ。



分解した手順を逆に行うだけの話で、解説の必要はありませんね。
ただ一点、上述したスライドバッファーの裏表についてのみ注意が必要なので、下の画像を参考に組み付けてください。




以上が、弊社製品 GLOCK G17 Gen5 MOS CO2GBB の通常分解の手順です。
わざわざ記事にするほどの内容じゃないだろと思う向きもあるとは思いますが、とても有り難いことに、生まれて始めて購入したエアガンが、BATON の G17 だというお客様が、かなりの数いらっしゃることがわかっておりますので、そんな皆様のために今回の記事を作ってみた次第です。

どんなベテランにも必ずビギナー時代があって、スライドひとつ外すのにもおっかなびっくりだったではありませんか。
今後も他の弊社製品にて、こうした初歩的な解説記事を作って行きたいと思いますので、リクエスト等ありましたら、弊社ホームページのお問い合せ欄 から、要望をお聞かせくださいませ!


































  

【 BT-SAND VIPER CO2GBB発売延期のお知らせ 】

現在多数のご予約注文をいただいております、
[ BATON airsoft ]BT-SAND VIPER CO2GBB 【JASG認定】 につきまして、
7月上旬発売予定とご案内して参りましたが、先日弊社に入荷した量産品の一部パーツに改良が必要なことがわかったため、発売日を 8月中旬に延期 させていただきます。



正式な発売日が決まり次第、当ブログ記事 または X のポスト にて改めてお知らせいたします。
発売を楽しみにお待ちいただいている皆様にはまことに申し訳ございませんが、より完成度の高い製品をお届けするための措置ですので、何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。









































  

【 BATON Range 熱中症対策 】 各種月例会中止とドリンクサービスのお知らせ

6 月も終わる頃になって、東所沢界隈もようやく梅雨時らしくなって来た・・・と思ったのも束の間、昨日一昨日はいきなり真夏がやって来たかのような暑さでビックリしましたよね。
予報によれば、関東から東北にかけては今日の夕方あたりから天気が崩れ始めるようですが、今年の夏も厳しい暑さになりそうで、先が思いやられますね~。
当ブログ読者の皆様は、くれぐれもご体調に気をつけてくださいませ。



さて本日は、弊社 BATON Range の熱中症対策について、少しお話ししたいと思います。まずは上の通り、7 月 20 日(土)から 8 月 18 日(日)までの間に予定していた各種月例会の開催を中止 とさせていただきます。
これについては例年通りなので、弊社レンジをご利用の皆様にはお馴染みのことと思いますが、レンジ自体はこの間も通常通り営業 しておりますのでどうかご安心ください。

次に、これも毎年恒例なのですが、今年は本日から 8 月末日までの間、熱中症警戒アラートが出た日にレンジをご利用のお客様 に、冷えたドリンクを 1 本、サービスとして差し上げます。





上の画像は、環境省熱中症予防情報サイト の、当記事執筆時点での 熱中症警戒アラート地図 のスクリーンショットですが、紫色で表示されている地域に 「 広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります!! 」 という熱中症警戒アラートが発令されているということだそうです。
参考までに、緑色の矢印で指したあたりが所沢市ですので、その危険区域に当たるというわけですね。






夏の暑さと冬の寒さでご不自由をおかけするため、弊社レンジは利用料金を格安に設定しているのですが、それにしてもここ最近の夏の暑さは常軌を逸していますよね。
常連の皆様にとっては既知の事実ですが、上画像の弊社レンジ 2 階、APS カップベイと JANPS ベイは特に過酷な環境でして、上の画像にも写っております、大型扇風機スポットクーラー を各ベイに設置してはいるものの・・・





ご覧の通り、7 月 5 日午後 1 時半過ぎの時点で、42.1 ℃ という気温になっていました。これが夏の BATON Range 2 階の日常となるわけですね(汗)

上述の通り、各種月例会の休止期間もレンジ自体は通常通り営業いたしますので、お客様におかれましては、充分な暑さ対策を行った上でご利用くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。



































  

プロフィール
(株)バトンTrading
(株)バトンTrading
エアソフトガン&パーツブランド BATON airsoft 、海外製エアソフトガンショップ Gunsmith BATON 、日本最大のシューティングレンジ BATON Range 、APSカップ競技銃チューニングショップ 蔵前工房舎 、オフロードバイクショップ『 Bivouac所沢 』 、電動オフロードバイク『 CAOFEN
』 の各種情報をお届けします!
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