ルーズバレル6.10 を使った 【 APS-2 流速・極 】 を創ってみた ('◇')ゞ
いよいよ今週末は APS カップ東京本大会が開催ですね!
… 試合直前に銃のチューニングを大きく変えるのはリスキー ということは分かっているんですが、「 さらに性能向上出来るかもしれないチューニング手法を思いついてしまったからには試したい。いまの自分に出来ることはすべてやって 全力を尽くして競技に挑みたい 」 と思い、APS-2 OR を一から創りなおしてしまいました (^^ゞ
その名も APS-2 流速・極 ( きわみ ) です!
新たなチューンの精度は 10 m ベンチレストでのテストの結果…
新たなチューンの精度は 10 m ベンチレストでのテストの結果…
1 マガジン 24 発撃って、すべて 10 点圏に入りました。
APS-2 流速・極 と以前の APS-2 OR 爆音☆流速SP との仕様の違いは … というか、バレルもチャンバーもシリンダーもトリガーボックスも【流速・極】と【爆音☆流速SP】では違うので、チューニングは完全に別物 なんですけど、要は、
… ということで、ノンホップの APS-2 OR をホップ化してしまいました
※苦労してコンバートした MOD24 のシリンダーですが、PDI トリガーボックスとの相性が良くないようでシアーがかからないことがあったり、APS-2 のマガジンとの相性も完ぺきではなく装弾時にノズルがひっかかることもあったので、結局、APS-2 ノーマルシリンダーに戻しました (^^ゞ
MOD24 のチャンバーは、APS-2 より太いので旋盤でまわりを削り、マガジンも合わないのでフライスでマグウェルを削り、その他もろもろの加工が必要で( MOD24 と同様、APS シリンダーヘッドにも、ホップパッキンの最適位置にBB弾をホールドできるよう ノズルの延長加工を施工しています)、移植は結構な大手術でした。それでも自社パーツ、ルーズバレル 6.10 X を使ってみたかったのです
ルーズバレル 6.10 X は、M40A5 / G スペック用の303mmの短いほうを使い(※)、爆音☆流速SP で創った穴あきインナーバレルガイドは流速・極でもそのまま使っています。
※この個体に使ったのはルーズバレル 6.10 X の生産試作品で、Anti-oxidation Treatment (抗酸化処理) が施工されていませんが、各部数値は間もなく入荷の製品版と同じです。
こうしてベンチレスト射撃で銃の精度が出ていることは確認できたので、次は実戦テスト。ブルズアイ立射( 10m ) 10 発を 6 回で 計 60 発 撃ってみました。
結果、1 回目: 98-4X 、 2 回目: 96-3X 、 3 回目: 96-2X 、 4 回目: 98-5X 、 5 回目: 98-3X 、 6 回目: 98-4X 平均 : 97.3 - 3.5X
天使のわけまえ (フライヤー) を完全にゼロにすることは出来ず、そして明らかに自分のトリガーミスもありますので、100点を出すことは出来ませんでした。
でも、ブルズアイを 6 回、60 発撃っても、 1 発も 5 点圏まで飛ばなかったので、かなりの上出来と言えるでしょう
BB 弾とインナーバレル内壁との接触抵抗を低減(= BB 弾の精度差による影響を低減) & BB 弾をエアで包む整流効果が期待できる ルーズバレル 6.10の使用により極端なフライヤーを抑えることが出来たと思いますし、また、ショートバレル化により BB 弾のインナーバレル内滞在時間を短縮させることで射手のミスによる影響を低減出来ていることも実感しました。
さ、これで銃は完成! Gunsmith BATON チューンと、BATON airsoft チューニングパーツ、台湾ナンバー 1 の BLS BB 弾 を信じて、あとは一心不乱に撃つだけです。今週末、日本一の精度を目指してまいりまーす (`・ω・́)ゝ