CAM870 MK2-J 分解・メンテナンス [ 後編 ]
中編 : 分解方法から続く
ガス漏れ・ノズル破損の修理にはボルトを分解する必要があります。CAM870 MK2-J のボルト分解には先端が細いスナップリングプライヤーが必要です。
まず最初に、ノズルの円形パーツを緩めて外します。ネジロック剤で硬い場合は、ドライヤー等で温めて下さい ( ※ ライター ・ バーナー等の火気で熱することは厳禁 )。
ノズルの円形パーツが外れました。このパーツはアルミ製で強度が弱く、ジャムの時など無理に押し込もうとすると破損することがあるのでご注意ください ( ネジ山がダメになってしまい、再度取り付けてもすぐに外れるようになってしまうので、破損の場合はノズル交換が必要です ) 。
ボルト後部のノズル抑えに、ポンチによる凹みが2か所あるので、スナップリングプライヤーを押し付けて緩めて外します。
ボルトが分解できました。チャージングバルブのガス漏れは分解する必要はないので、外部から注入口を交換しますが、ボルト内部のガス漏れの場合はここまで分解して、内部の O リングを交換します。
ノズル交換の場合、円形パーツにネジロック剤を塗布することを推奨します ( ※ボルト分解が大変になりますが、ガス漏れよりもノズル破損のケースが多く、円形パーツを脱落させないことのほうが重要です)
内部を清掃・オイル塗布してもジャムが多い場合は、エジェクティングプレートが変形している場合がありますので交換してみてください。
組み立て時、先にマガジンチューブを取り付けます。マガジンチューブでエジェクティングプレートを押さえつけて固定しています。
先端部左のプレートがひっかかりますので、斜めにしてトリガーブロックを挿入していきます。あとは、分解時の逆順で組み立てていけば OK です。
ライブシェルショットガン CAM870 MK2-J の分解には電動ガンやガスガンのように細かなパーツやスプリングテンションがかかっていて飛んでいくパーツがないので、慣れればそれほど難しい作業ではありません。快調な動作を維持するため、定期的な分解・メンテナンスをお勧めいたします。
【 ボルト分解 】
ガス漏れ・ノズル破損の修理にはボルトを分解する必要があります。CAM870 MK2-J のボルト分解には先端が細いスナップリングプライヤーが必要です。
まず最初に、ノズルの円形パーツを緩めて外します。ネジロック剤で硬い場合は、ドライヤー等で温めて下さい ( ※ ライター ・ バーナー等の火気で熱することは厳禁 )。
ノズルの円形パーツが外れました。このパーツはアルミ製で強度が弱く、ジャムの時など無理に押し込もうとすると破損することがあるのでご注意ください ( ネジ山がダメになってしまい、再度取り付けてもすぐに外れるようになってしまうので、破損の場合はノズル交換が必要です ) 。
ボルト後部のノズル抑えに、ポンチによる凹みが2か所あるので、スナップリングプライヤーを押し付けて緩めて外します。
ボルトが分解できました。チャージングバルブのガス漏れは分解する必要はないので、外部から注入口を交換しますが、ボルト内部のガス漏れの場合はここまで分解して、内部の O リングを交換します。
ノズル交換の場合、円形パーツにネジロック剤を塗布することを推奨します ( ※ボルト分解が大変になりますが、ガス漏れよりもノズル破損のケースが多く、円形パーツを脱落させないことのほうが重要です)
内部を清掃・オイル塗布してもジャムが多い場合は、エジェクティングプレートが変形している場合がありますので交換してみてください。
【 組み立て 】
組み立て時、先にマガジンチューブを取り付けます。マガジンチューブでエジェクティングプレートを押さえつけて固定しています。
ハンマーをコックしてから、ハンマーブロックを取り付けます。
先端部左のプレートがひっかかりますので、斜めにしてトリガーブロックを挿入していきます。あとは、分解時の逆順で組み立てていけば OK です。
ライブシェルショットガン CAM870 MK2-J の分解には電動ガンやガスガンのように細かなパーツやスプリングテンションがかかっていて飛んでいくパーツがないので、慣れればそれほど難しい作業ではありません。快調な動作を維持するため、定期的な分解・メンテナンスをお勧めいたします。